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このままじゃ安心して子育てできない…小児科医確保へ、志布志市が最大1億円の開設支援金

 鹿児島県志布志市は、住民が安心して子育てできる環境を整えるため、小児科開設を支援する最大1億円の補助金制度を立ち上げた。大崎町も小児科・内科を対象に同様の制度を開始。両市町や近隣自治体で小児科や医療機関の閉院が相次いでいることが背景にあり、医師確保へ向けた県内初の取り組みとなる。

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鹿児島のニュース

埋もれた史跡に光を…ふるさとの歴史に詳しい元郵便局長が一念発起、自前で案内標柱設置 南大隅

 南大隅町の元文化財保護審議委員、棈木義行さん(76)が、地元・大浜地区の埋もれた歴史を知ってもらおうと、案内用の標柱を設置した。郵便局や駐在所跡など8カ所。江戸~明治時代に地域を支えた施設名を記している。

大型自動車免許の試験・審査を当面中止 鹿児島県警

 鹿児島県警免許試験課は18日、大型自動車の不具合のため、姶良市の県運転免許試験場での試験や審査を19日から中止すると発表した。再開は未定。

ここならじっくり選べる…長島の「制服バンク」が移転、土日も利用可能に

 長島町が町立小中学校の制服や体操服などを集め、リユース(再利用)希望者に無償提供する「制服バンク」が今春、移転拡充した。日本マンダリンセンター(鷹巣)の空きフロアを使い、回収期間も延長。「人目を気にせずじっくり選べる」と好評だ。

農作物を守れ…有害鳥獣の捕獲技術アップへ、志布志市が研修会を初企画

 イノシシやタヌキ、アナグマなど有害鳥獣の捕獲技術の向上を目指し、志布志市は「有害鳥獣捕獲現地研修会」を14日、同市有明で初めて開いた。新人やベテランの猟友会会員20人がわなの仕掛け方を学び、情報交換した。

国民スポーツ大会、意義はあるが財政的に…最後の国体開催の鹿児島県・塩田知事「地元負担見直しを」

 鹿児島県の塩田康一知事は19日の定例会見で、存廃の議論が起きている国民スポーツ大会(旧国民体育大会)について、「地元の財政的な負担が大きい。見直しの議論をすべきだ」と語った。大会の開催には「スポーツ振興として意義がある。地域にも元気を与える」と理解を示した。

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4月18日 11:45
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