放置がデフォルトなこのスペースではありますが、雅ちゃんに対して思うことあるときはちゃんと書いてはおります。
仙台以来の雅ちゃんのライブアクト。場所は、BRITZ横浜。
そう、℃-uteの秋ツアーまっさかりな公演に雅ちゃんがセンターを張るボーノも含めて見学しにでかけて参りました。
公式のお知らせ
デビューイベントのパレットコートは回避しました。
大きなオトモダチだれけだったそうですが、基本的に子供向けアニメのイベントに大人がのこのこ出かけて行くのはさすがに恥ずかしいといいますか恥を知るといいますか。
このユニットは℃-uteの絶対的エース鈴木愛理とBerryz工房きってのブリブリのアイドル、プロフェッショナルである嗣永桃子と我らが夏焼雅がユニットを組むということでして、新日本と全日本と国際プロレスがオールスター戦をするような豪華さといえばよいのか。
売り出し方に懐疑的なモノこそありますが、両方のエースを投入したユニットだけに期待するな、というほうが難しいユニットだと思います。
パレットコートのイベントはドアップにて拝見済みだたわけですが、一言で書くと
三人がバラバラ、というのは偽らざる感想です。
いずれもキャリア5年のアイドル。しかもエースとして牽引する才能ですから、華はあります。そして、お互いが激しく自己主張するわけでもないのですが、Buono!(ボーノ)とはどんなユニットですか?と問われて誰も応えられないんじゃないか?と感じました。
ハロー!プロジェクトの中でも、かなり上位のボーカルグループだとは思います。
エースのエースたる所以を感じさせるだけの力があります。
だからこそ、余計に感じる違和感。
℃-uteの公演を寸断してまで歌った甲斐というか価値を見出すことが難しかった。
今週末の文化祭では、圧倒的存在感の月島きらりこと久住小春やアテナ&ロビケロッツの新垣、光井(いずれもモーニング娘。)と中島、岡井(いずれも℃-ute)とアニメソングを歌うユニット同士が一同に会するステージがあります。
普通に考えれば、ボーノが人気実力で勝るんじゃないかと思われますが、必ずしもそうならないのではないかと心配にもなります(人気は安泰にしても)
考えるに、センターを務める雅ちゃんからオーラというか、開放すべきモノが伝わってこないんです。
多分、アニメのキャラクター(に準ずるような)というもう一つの人格的な部分の構築が十分に出来ていないと思う。雅ちゃんは「格好良い女子」というキャラクターにはスムーズにシンクロできると思いますが、ぶりっ子というか嗣永桃子的な範疇には上手く入り込めない(しようとして墓穴、みたいな)ところが多々あって、Berryz工房のときは、その部分を嗣永桃子や菅谷梨沙子が補ってくれましたが、ボーノでは、その役割をセンターの雅ちゃんが率先しないといけない。
一方で、圧倒的ボーカルの愛理を右翼、同じくボーノのキャラクターに染まりやすい桃子を左翼に配しているということを考えると、実力派ユニットとして、アイドルユニットとして安易な考えていないという気がしてなりません。
つまるところ、夏焼雅がどれだけ殻を破るのか期待をされていると思うんですよね。
何をすれば、その殻を敗れるのかどうかはわかりません。所詮主観。
でも、一歩前に出ようという姿勢や考えを持つことでBerryz工房やハロー!プロジェクトに大きなモノをもたらしてくれるのではないかと思います。
世界中に定められた どんな記念日なんかより
あなたが生きている今日は どんなに素晴らしいだろう
世界中に建てられてる どんな記念碑なんかより
あなたが生きている今日は どんなに意味があるだろう
見えない自由が欲しくて 見えない銃を撃ちまくる
本当の声を聞かせておくれよ
ザ・ブルーハーツ 「TRAIN-TRAIN 」
ちっさくまとまっていないで、そろそろとびだそうぜ!
Berryz工房にいるときみたいに唄のけん引役になる必要もない。
媚びる要素は嗣永がいつもどおり担ってくれる。
そんなことを思わずにはいられない横浜の夜でした。