極左：左翼は本来改革派を示す言葉。日本では共産、社会主義＝左翼というのが定着している。極左はその中でも過激な考えなので、敵対思想への妨害活動、時には暴力もする左翼の過激派、原理主義者が極左です。赤軍などが代表的です。赤軍や共産主義の失敗により、ほぼ絶滅しています。 左翼：上記の共産、社会主義＝左翼という日本国内の考え方につき、それらを理想とする人達が左翼です。 又、左翼の本来の使われ方である「改革派」の中でも過激なものは左翼と呼ばれたりします。しかし実際は中道左翼気味だったりするものも。（例、外国人参政権など、外国人受け入れ、権利拡張などの意見は左翼寄りになります。移民受け入れは国際貢献の１つなので。） 基本は共産、社会主義者＝左翼 です。 中道左派：こちらは共産主義者でも社会主義者でもない人達でも多く当てはまります。国際貢献推進派、人権団体、環境主義など、人道的見地から物事を考える人が多く中道左派に入るでしょう。女性差別撤廃など、差別を無くそうと考える人達もそうです。ＰＴＡなど、多くの市民団体もここに入ります。国連主義などもこちらに入ります。 ヨーロッパでは主流の考え方。豊かな国になってくると増えます。 中道：その名のとおり中間の考えという意味ですが、総合的に考えて物事に中間というのはありません。YESかNOかであり、どっちつかずの考えは結果的に意見を出していないという事なので、あまり使われない言葉です。 自分は中立の意見である。と、信じきった人が自ら使う言葉でしょう。 中道右派：保守派などが多くこの部類に入るでしょう。今までのシステムを維持しようとする人達です。日本では自民党が当てはまります。国家主義、保守主義。アメリカ、日本ではこの考えが多いです。しかし、近年自由主義を導入したり、分類が難しくなってきています。 右翼：国粋主義、愛国主義など、国を中心として物事を考える人達です。日本人としてのプライドを重く考え、反国家的な、国家の利益を妨害する事には敵対的な考えを持っている人達が多いです。又、第２次世界大戦の経験で海外を敵視しています。主に中国、北朝鮮、韓国。年配右翼の方は反米の方も多いです。 基本的に貧しくなってくると右翼が増えます。 極右：右翼思想に過激な行動力をつけたものです。左翼への妨害活動、暴力など。過激派、原理主義者です。 右翼ヤクザ、右翼団体の中でも武闘派の人達です。天皇を軽視する報道をした報道機関に殴りこみをしたり、太平洋戦争肯定の演説をしたり、行動力があり、過激な右翼思想を広める活動をしている人達です。 基本は 左翼＝人道主義、世界主義 右翼＝国粋主義、愛国主義 と、なります。 共産主義は「貧しい人、豊かな人にも富を平等に」という概念が中心なのですが、 その思想を実現させる体制を作るとき、中央集権にしなければならないので腐敗が横行し、独裁主義になりやすいのです。 独裁主義に移行してしまった共産国に協力的な人達も共産主義と見なされ、左翼のレッテルを貼られてる場合も多いです。 （例、社民党 基本的な考えは環境、人権主義などの中道左翼だが、親北朝鮮だった為に左翼に分類されている） 又、同じ右翼だから、左翼だから考えは同じはずといった事はありません。数百、数千の考えを分類分けしただけなので、同じ類人猿だから、猿と人間は同じである。と同じぐらい同じカテゴリーでも混ざりにくい考えも多くあります。