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2024/05/19(日) 22:18 JST

ユーロ・ドルは中期の抵抗線を上抜けた。先週水曜日に同抵抗線を越えたあと二日続けてローソク全体が上回った。さらに、89,200日移動平均線と日足雲が形成する抵抗帯も突破。基調的な相場の流れに変化が訪れそうだ。

この変化をもってユーロ・ドルが上昇トレンドに転じることが保証されるわけではないが、少なくとも下落基調が途絶えてもみ合いへと移行する可能性が高い。もみ合い圏が形成されるとすれば上限は1.0980/1.1000ゾーン、下限は1.07半ば付近か。上限が突破されるようだと1.1140を狙う、一段高の動きに要注意。他方、下限が破られたとしても3本の移動平均線に絡む流れが継続することになるので下値は限定的か。目先、1.0600レベルを破るのは難しそうだ。


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2024/05/17(金) 11:23 JST
ドル・円は火曜日に156.80をつけて反落に転じたあと昨日、153.60まで売り込まれる場面があった。しかし、フォローの売りが続かずNY市場引けにかけて買い戻された。結果、21日移動平均線を跨いで売り買いが交錯する流れとなった。

チャート上の挙動から判断すればドル・円はもみ合い色を深めつつあるようだ。想定されるもみ合い圏は上限を156.80、下限を153.60とするゾーンか。今後も21日線に絡む動きがあればもみ合いの様相が深まる。同移動平均線は目先、155.30/40近辺に位置すると予想される。相場がもみ合い圏からはみ出した場合、上値は158.20レベルがターゲット。その手前、157.00レベルが(弱いながらも)レジスタンスとなりそう。下値に関しては89日移動平均線、または日足雲上限がターゲットだ。89日線は目先、151.25/30付近を上昇か。日足雲上限は151.02(金)、151.55(月)、151.76(火)に位置する。


2024/05/15(水) 11:51 JST

5/155/165/17
抵抗線1.08261.08231.0820

じり高推移のユーロ・ドルは昨日、1.08台前半に乗せてきた。89,200日移動平均線と日足雲、抵抗線で形成される抵抗帯を試す動きだ。抵抗帯のもっとも上側にある日足雲上限は今日、明日と1.0838に位置する。ユーロ・ドルがこの抵抗帯を上抜けば買い圧力になびきやすくなり1.0980/1.1000ゾーンを狙う動きにつながる。

ユーロ・ドルが同抵抗帯を上抜くことができなければ3本の移動平均線に絡む、もみ合い相場へと発展しそうだ。21日移動平均線は目先、1.0725/30付近を上がってくると見られる。同移動平均線より下のサポートは1.0650レベルだ。同水準突破で再び1.0600レベルが試される。


2024/05/13(月) 10:24 JST
ドル・円は151.86をつけたあとじりじりと買い戻される展開。今朝の市場では午前10:20現在、155.80付近での取り引き。[160.17⇒151.86]の下落幅に対するほぼ半値を戻した。8円以上、下落した相場にはよく見られる挙動で値動き自体、驚くほどではない。目先はドル・円が156.30のレジスタンスを越えられるかどうかに注目だ。同水準を越えられなければ21日移動平均線に絡む、もみ合いへと移行しそうだ。突破すれば[160.17⇒151.86]の下落幅に対する61.8%戻し、157.00レベルが試されることになろう。157.00レベルより上の注目ポイントは76.4%戻しの158.21だ。

下値に関しては21日線の動向に注目。目先、おそらく155.05/20ゾーンに位置すると予想される。これが相場をうまく下支えると上値トライの機を窺う。破られるともみ合い相場の色合いが濃くなる。このときのもみ合い下限候補は154.00レベル。突破されると151.86を試す動きに気をつけたい。


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