春、この弛緩した空気が苦手である。暖かな陽気に促され、緩慢な動きをする老人たちは外へ飛び出し、徒歩で、自転車で、彼方此方から筍のように飛び出してくる。自動車事故が多い四月。弛緩は、破滅と隣り合わせである。

 

 相も変わらず、とある混合物の営業(見習い)を続ける私であるが、進歩もなく、やる気もなく、頭の中に膜が張っているようで何の張り合いもなく、これも一種の破滅へと通ずる道のりを歩んでいる気がしてならない。

 

 自分は変なところを歩いているようだ。自分が歩くはずではなかった道を歩いていると、虚しい気持ちに捕らえられることがある。

 そして毎日滑って転ぶ。生半可な気持ちで歩けば足を滑らし、泥にまみれる。

だがその様子を誰も見ていない。立ち上がって進みもせず、引き返しもせず呆然としている。

 疲労で得られる旨い飯も喰えず、身の置き所を失い、自尊心を傷つけられた。うろうろ車で走り回り、インターネットカフェで金銭を浪費した。

 百年後に死んでるとはいえ、もう既に死んでいる感覚を持たせられるとは。実につまらない思いで生きている気がしてならない。

復興見舞

取引先のある被災地へ遥々と復興見舞い。

道中、悲惨な光景が幾度も目に入る。

 

ただ一切は過ぎて行きます。

転職はできず、妥協して現職に就いたまま。

衣食住があれど悩みは尽きない。営業は無理であろうなどと考えることに草臥れた。結句、考えることを止め、感じることにした。

考えることを放棄するので、このブログをまた暫く放置します。ではまた。

一週間

月曜から木曜まで普通に働いた。

一週を真面に働いたのは二ヶ月ぶりだろう。

二月、社内の知っている社員が二名辞めた。三月から繁忙期に入る。自分の居場所はもっと別にある気がしてならない。

 

北野武の新作の本を読む。「人生に期待するな」。流石のタイトル。武は知性があって良い。テレビより本の方が存分にトークを楽しめる。

 

 

プラス・マイナス

プラス・マイナスの漫才は2018年のM-1敗者復活の野球ネタに感動した。優勝した霜降り明星のネタに勝るとも劣らぬネタだった。当時の敗者復活のシステムが最悪でミキが復活してプラス・マイナスのM-1が終わってしまったけど。

 

 

糞みたいな世の中で言いたいことを叫んで仕事辞めるってロックだなあと思う。

岩橋氏のXのポストを見る限り、割とまともな文章になってるし、大方の感想である病んでるとか自暴自棄とかではないと思う。

ムカつく奴のことを叫んで仕事辞めるとか最高だと思うよ。否定的な意見が多いが、自我を保つにはそうするしかなかったと思うしストレスを溜めながら芸人続けるより余程マシだろう。