中核となる「ミセル化ナノ粒子技術」は、薬物の放出量をコントロールすることでなた豆茶口臭予防で血液中の滞留性を向上したり、標的となるがん細胞に当たった時に薬物を放出 するなどのターゲティング能力を高めたりできる、時代の求める技術。近年は薬物と抗体を別々に粒子に入れるセンサー修飾薬物結合型技術「ＡＤＣＭ」をコア 技術とする。　【二つが最終段階】　 主なパイプラインでは、日本化薬になた豆茶口コミライセンス供与した「ＮＫ１０５（パクリタキセルミセル）」が、２０１６年ころに乳がん用に日本を含むアジアで発売の見 込み。共同開発品ではオリエントユーロファーマとの「ＮＣ６００４（シスプラチンミセル）」が１８年に膵がん用にアジアで発売の見込み。この二つは臨床試 験のうち最終段階のフェーズＩＩＩにある。人材確保の点で「フェーズＩＩＩまで行っている製品が二つある安心感」（中冨社長）が大きいという。このほか自 社開発品では「ＮＣ６００４（同）」の非小細胞肺がん用を米国で、固形がん用を日本で１８年にはそれぞれ薬事申請する計画だ。