カテゴリ
全体 Books 川柳/俳句 ぐだぐだ FFXI FF XIII Oblivion デモンズソウル BAYONETTA 白騎士物語 FE 烈火の剣 FE 封印の剣 FE 新暗黒竜と光の剣 スターオーシャン4 ゲーム全般 英語 Foods pixia 口内炎 映画 音楽 二日酔い ゼノサーガ2 GAME プロフィール 未分類 その他のジャンル
最新の記事
|
本音と建前、というが、建前と本音を一致させること、あるいは主義主張や原理原則を実際の行動でもしっかりと守ること(言動一致)は、美しいと思うし、私も本質的にはそういうタイプ(原理主義者)なのだが、実際のところ難しい。
現実というのは建前(原理原則)と違ってコロコロ変わる。とりわけ世の中の有為転変がこれだけ激しい時代において、原理原則はすぐに古くなって現実に合わなくなってしまう。だとしたら、原理原則を実際の現実に適合すべきだ、とかように原理主義者の私は考えるのだが、言うは易く行うは難しで、原理原則を替えることは恐ろしいほどの抵抗をもたらす。 というのも、人間は本質としては、慣性の法則じゃないが、変わりたくはないのだ。朝令暮改が常に悪い意味で使われてきたのも、朝良しとされたことが夕方に悪いとされたんじゃ不安定で身が持たない。たいていの人は時代の波にのってすいすい変わるなんてことはできない。変化というのは良き方向への変化ですら、その過程は原則ストレスなのだ。私たちの多くは時代の波に流されない、しっかりとした杭を必要としていて、そういうものを持っている人(信仰心のあつい人だの筋金入りのマルクス主義者だの)が人間として安定した感じがあるのはそういう杭に自分がしっかりつながれていて、原理原則を持たないワカメのごとき人々と違って波間でもみくちゃにされていないからだろう。 従って、その杭は波にあわせて、あちらこちらに場所を変えてもらっては困るのだ。聖書やコーランが時代にあわせてバージョンアップなどせずに、ずーっと同じテキストを使っているのはそういうことである。普遍的なのだから、バージョンアップは必要ない、杭を替える必要はないというわけで、しかし必ず起こる現実とのずれはどうしているのかというと、「解釈」をかえているのだ。 日本国憲法もそうで、現実とのずれ(9条と自衛隊の関係)は「解釈」でかえている。そしてまた、「解釈」も一つの杭となっていく。「解釈」というのは原理原則とのずれを時代の「良識」で埋めているものともいえ、多くの人々から支持された「解釈」=良識であれ、それを覆そうとするのもまた、異端であり、不安定さをもたらす要因となる。要するに原理原則は解釈という良識の補助輪で動いているのであり、別の補助輪を持って来たり補助輪をとっぱずそうとしたりするのはやはり世の中に軋みや人心にストレスをもたらすことになる。 とはいえ、憲法は聖典じゃあないんだから、本来はバージョンアップして全く問題ないはずなんである。私自身は原理原則でいえば、9条を文字通りに解釈し自衛隊をなくすか、あるいは自衛隊を軍隊として認め憲法を変えるかどっちかだろうと思うのだが(現実的には自衛隊を軍隊として認めることになるだろう)、しかしそれがもたらすことの害のほうが大きいような気もしてならない。筋通す後ろは屍が累々ということは歴史が証明している。 #
by akapopula
| 2015-11-21 11:23
| ぐだぐだ
お弁当はキヌア入りご飯、豚ヒレ肉の塩麹漬け焼き、紫キャベツのマリネ、サトイモとニンジンの含め煮、茹でたブロッコリー、ハンダマの梅おかか和え、柿1個。
『漁業と震災』(2013/3/9、濱田武士)という本を読んでいたら、次のような一節があった。 「前述したように、漁獲変動の谷間の部分を捉え、安易にその状態が乱獲状態であるとか、魚が小型化して枯渇しているというレッテル貼りが少なくない。しかも、「漁獲量の減少」=「資源管理の失敗」と簡単に結論づけ、アイスランドやノルウェーの資源管理を模倣すべきだという論が多くなっている。しかしこれらの論では不思議なことに、模倣すべきとする諸国において漁獲量が減少しても、資源管理の失敗と指摘されることはない。現にこれらの国でも、漁獲量の増減が日常茶飯事なのである。つまり日本が資源管理に失敗しているという論は、日本漁業の不調なところと、海外漁業の好調なところを切り取ってつくられているのである」(P281) おや、そうなんだ?と思ってとりあえず、アイスランドやノルウェーの漁獲高の推移を調べようとぐぐってみたら、「日本の課題と取り組み 震災でより鮮明になった漁業復興の難しさ」(市川文子)という記事のグラフが目に入った。 http://diamond.jp/articles/-/18358?page=2 このグラフを見てまず圧倒的に目をひくのは中国の漁獲量の異常な伸長であるはずなのに、筆者は「資源管理を進めたノルウェーとアイスランドの漁獲量が比較的水平に推移していることが、下のグラフからも見て取れるだろう。」と書くがいやいや、それはスケールの取り方でどうとでもかけるってw。そしてアイスランドやノルウェーが横ばい推移しているのを横目に1950年に比べて4倍もの漁獲量を誇る中国はどーみても「資源管理を進めた」おかげではない。 「圧倒的な規模と大きな加工工場、安い人件費、そして巨大な市場を併せ持つ中国や台湾」が、ノルウェーやアイスランドを圧倒しているというのがグラフを見れば一目瞭然だろう。そして彼等が伸長したのは、持続可能な漁業だの、資源管理をすすめたおかげではない。 とすると、問題は乱獲ではなく、単に漁業投資の細りや漁業従事者の減少といったことかもしれない。つまり、乱獲、環境悪化ももちろん憂慮すべき事態ではあるが、「生産量の落ち込みは、漁獲努力量(漁船数、操業日数、操業回数など)の低下と連動しているのである」(P280)。 それはともかく、「海が痩せてきている」と著者は言っているけど、中国や台湾周辺では海が痩せていないのか?それとも、どこかいい漁場で根こそぎ魚をとっているのだろうか? あるいは、ひょっとして、中国がアイスランドやノルウェー並の「資源管理」をして「持続可能な漁業」を実践しているとか?!もしそうだとしたら、資源管理もたいしたもんだけどなw それにしても、日本の漁業は問題が山積している。とりわけ被災地の漁業については、読んでいるだけで胃が痛くなってくる。私にはこの問題を受け止めるキャパはないんで、飛ばし読みしてしまった。本当に難しい。 #
by akapopula
| 2015-10-26 21:55
| Books
寝坊。弁当は残りものを詰めただけ。だが、色々余っているのを消費したかったのでちょうどよかったかもしれない。
お弁当は焼き鮭、叩き牛蒡の味噌漬け、ハンダマの梅おかか醤油和え(ハンダマの食べ方で一番美味かもしれない)、酢蓮、キヌア入りご飯、柿。 『楽しい睡眠』(松田英子/2004)の著者は、夢を扱った(利用した)カウンセリングをしているのだそうだが、それというのも「夢の中での意識の変化の方が、現実世界での意識や変化よりも先にあらわれることが多い」という臨床的印象があるんだそうな。 私は昔からイヤな夢をよく見るが、最近、ややイヤな度合が緩和してきている。イヤな夢の内容はだいたい遅刻する、置いて行かれる、トイレが見つからない、トイレが汚いなどで焦るケースが多い。修学旅行のバスが行ってしまって、一人だけ残されるみたいな。夢の中の焦燥感は半端なくて、ガバと跳ね起きるようなこともある。 だがつい先日見た夢では、修学旅行的なシチュエーションで、私はやっぱり遅れているんだが(遅れるんかいw)、夢の中でそれほど焦っていない。食堂か何かにやはり私が最後に着いたのだが、一人だけご飯が食べられないとか、みんなの前で叱られるとかもなかった。トイレの方だが、尾籠な話で恐縮だが、ある男子が宿泊施設のロビーの床の上になぜかいきなり大をしたのだが、それが全然におわなくてかつパサパサした感じで、私は「象の糞ってこんな感じかな?」なんて言っていたのだ。パニックには全然ならなかった。 私の実生活は相も変わらず鬱モードで日々自己嫌悪を感じてるが、夢から判断するに、現実がこれから何かしら好転していくのだろうか。まぁ冷静に見て夢でも特に事態は好転はしていないなw、相変わらず遅刻しているしw、それよりも遅刻しても「まぁいいや」、万が一漏らすなど重大な失態に陥ったって「まぁいいや」くらいの「認知の変化」が起こるのだろうか。それはそれでどうなんだろう、という気はするが、周りの迷惑や悪意に鈍感になることが幸せの秘訣ではある。 #
by akapopula
| 2015-10-23 21:00
| ぐだぐだ
今日の弁当は松茸ご飯、鮭の塩焼き、焼いたズッキーニ、蕪のバター醤油炒め、酢蓮、叩き牛蒡の味噌漬け、四方竹と油揚げの煮物、柿。松茸は輸入物(アメリカ産)。
The only cure for a real hangover is death. Robert Benchley BrainyQuoteより。 ふと思った。 The only cure for a real depression is death. である、と。これぞまさに根本治療。 まぁ人生は対処(対症)療法の積み重ね。 痛みをごまかし、ごまかし、だ。 #
by akapopula
| 2015-10-23 00:16
| ぐだぐだ
|
ファン申請 |
||