お久しぶりです。アーモンドです。
S11ランクマッチシングルで最終4位をとれたので記事にします。メモからのコピペが多いので、そのうち整理します。
【構築(レンタル有)】
【構築経緯】
-色々メモ(書き散らし)
レギュレーションEに於いて個人的に意識したい点は以下の5つ。
1.電磁波の拒否
→具体的には初手襷orエナジーカミ、2手目のエナジーカミ→積み、電磁波カイリュー+サーフゴーのサイクルの3つ。
2.キョジオーン軸への回答
→取り巻きのパワーが高すぎるので、キョジオーンを出してくるパターンと出してこないパターンの両方に対処するのが難しい。
3.襷イダイトウへの回答(結果的には不要でした)
→答えがないと取りこぼしが発生する筆頭。
4.対面構築への回答
→サイクル構築を使う上ではほぼ必須。
5.受け回しへの最低限の勝率
→一定数以上は存在する為、無抵抗で取りこぼしたくはない。
これらのメタを意識して組む事にしました。
まず、1.の電磁波拒否に関して考えます。上記の通り、現レギュレーションで電磁波を振り回してくるのはハバタクカミ、カイリュー、サーフゴーの3匹です。ハバタクカミに関してはHDオボンランドorチョッキジバコイルが非常に有効なのが経験でわかっていましたが、残りのカイリューサーフゴーに関しては電磁波型なら兎も角、アタッカーなら普通に厳しい所があります。その為1枠で対策するのは諦め、ハバタクカミ対策枠とカイリュー/サーフゴー対策を別枠に分けることにしました。そして、電磁波カイリュー/サーフゴーは電気テラスが非常に有効(打点が消滅する)なので、HDランドロス+電気テラスポケモン+@1の選出を基本選出にする形で考えていきました。ジバコイルはハバタクカミが来なかった時に弱すぎるので没です。
次は2.についてです。これも上に書いた事がほぼ全てなのですが、取り巻きのパワーがあまりにも上がりすぎて半端な身代わり持ち/隠密マント持ちでは裏選出どころか表選出(キョジオーン選出)でも押しきられます。これに対する回答は、シンプルに強いポケモンに隠密マントor身代わりを持たせるしかないと考えました。候補は持ち物無しでもパワーを引き出せる竜舞カイリューか、鉄壁も無視できる身代わりウーラオス(連撃/一撃両方)、単純に汎用性の高い隠密マント電磁波サーフゴー辺りです。この枠は最後にフィットしそうな方を入れることにしました。
3.はシンプルですが、明確な回答を出すのが非常に難しいです。襷氷の礫パオジアンや、トドロクツキがいないと綺麗に勝てません。可能であればどちらかは採用したい所です。
4.はこれを満たさなければサイクル構築と言えなくなってきます。1.でHDランドロスを採用する関係上、パオジアン/ウーラオス等の物理への引き先が必要となってきます。が、正直な所その両者に受けと言い張れるポケモンがヘイラッシャしかいない為、必然的にヘイラッシャを採用することになりました。シャワーズやママンボウ、連撃ウーラオス等も試しましたがどいつもしっくり来ませんでした(ただ、連撃ウーラオスはかなり惜しかったので型次第では採用できそうです)。
5.は非常に難題です。汎用性を落としすぎない範囲で構築に落とし込むのが難しく、手探りで試しました。結果的には宿身代オーガポン(井戸)になりました。
-採用順
①上記の通り、HDランド+ヘイラッシャ+電気テラスポケモンを軸にする事にした為、前者2匹を採用しました。
②電気テラスアタッカーとしては眼鏡ハバタクカミを選択しました。テラスの有無を問わずに強いだけでなく、カイリューサーフゴー辺りからテラス電磁波が飛んでくるので誘い殺し要素にもなり得ます。
③受け崩し兼赫月ガチグマ対応枠としてオーガポン井戸を採用しました。思ったよりキョジオーンにも勝てたので、キョジオーン対策枠も圧縮することが出来ています。
④宿身代オーガポンでは緩い崩ししか出来ないので、ガチガチの受けポケモン(ドヒドイデ絡みとか)に刺せる枠として挑発トドロクツキを採用しました。挑発竜舞にすればメタりたい対象の電磁波カイリューも誘い殺しに出来る事に気づいたので、叩き1Wです。
⑤毒菱回収枠として色々試しているうちに時間切れ。取り敢えずテツノドクガ入れました。
⑥完
【個体紹介】
(炎)ランドロス霊@オボンのみ 威嚇
慎重:252-0-0-0-236-20
実数値:196-165-110-×-143-114
技構成:地震/岩封/蜻蛉返り/ステロ
-解説/補足
ハバタクカミ受け。電磁波を拒否出来るだけでなく、S操作、対面操作、ステロ撒き、威嚇によるサイクルサポートまで可能とする万能枠です。出してまず腐ることがないのが強みで、役割を持たせすぎて過労死するのが弱みです。
技構成はテンプレ4つ。配分はほぼHD振り切りで、遅いサーフゴー(特にHB/HD眼鏡)を抜きたかったので気持ち程度のS振りです。ステロランドミラーを考えるとこれが正解かは諸説あります。
炎テラスは気持ち程度のオーガポン竈意識です。時々役立ちます。
(妖)ヘイラッシャ@残飯 天然
腕白:252-0-196-0-60-0
実数値:237-120-176-×-93-55
技構成:ウェブタ/欠伸/守る/眠る
-調整
・C187眼鏡ハバタクカミの妖テラスムンフォ確定耐え
・あまりHB
-解説/補足
パオジアン/ウーラオス受け。上記の通り、こいつらをまともに受けられるのがヘイラッシャしかいなかったので入れました。こいつを出す=展開が後手になるということなので、自身が勝ち筋となれる眠る採用です(鈍いでも良い)。環境的には逆風ですが、普通に物理偏重選出相手には無双出来る性能がありました。
技構成/配分はテンプレ。もう少しDが欲しい場面もあったものの、物理への性能を妥協したくなかったのでこれに落ち着きました。
(電)ハバタクカミ@拘り眼鏡 古代活性
臆病:148-0-124-100-4-132
実数値:149-×-91-168-156-189
技構成:ムンフォ/シャドボ/パワージェム/10万
-調整
・準速ハバタクカミ/パオジアン抜き抜き
・A172オーガポン(お面補正)の蔦棍棒15/16耐え
・C187眼鏡ハバタクカミの妖テラスムンフォ13/16耐え
・C187ハバタクカミのムンフォを9割程度で2耐え
・テラス10万で157-163ドヒドイデ確1
-解説/補足
瞬間火力を出せる高速アタッカーの中で最強だと信じてやまないので採用しました。テラスの有無を問わず、高速高火力命中安定(+追加効果あり)を振り回せるポケモンが弱いわけなかったです。相手にテラスを強要する能力が高く、このポケモンを押し付けながらクッションで回すのが一番強い勝ちパターンでした。が、反面物理面は相当脆いので不意に落ちることが多く使いづらい場面もしばしばありました。
採用理由の通りテラスタイプは電気。電気テラスなら技構成はこれで変更はないでしょう。配分に関して、眼鏡ハバタクカミを眼鏡ハバタクカミで処理せざるを得ない試合が一定数あるので、ミラー意識で準速ハバタクカミまでは抜いています。最速にすると必要な耐久ラインを確保出来ないので今回は候補外です。
電気テラスについて少し補足をすると、サーフゴー対面での選択が強くなれます。サーフゴー側は「テラス電磁波」「テラス眼鏡ゴルラ」「引き」のいずれかを選択するのが無難であり、そのいずれにもテラス10万が一貫しやすいです。特に水テラスの場合は試合を終わらせるほどのパワーがあり、リスクの割には高リターンだと踏んで採用に至りました。
(水)オーガポン@井戸の面 貯水→面影宿し
意地:252-100-92-0-4-60
実数値:187-168-116-×-117-138
技構成:蔦棍棒/ウッドホーン/宿り木/身代わり
-調整
・準速サーフゴー抜き抜き(耐久ウーラオス意識)
・A200連撃ウーラオスのインファ×2を、ウッドホーンの回復込みほぼ2耐え
・ウッドホーンで131-135テツノツツミを14/16の乱1
-解説/補足
ここまでの3匹だとウーラオスをみた瞬間ヘイラッシャ選出がほぼ確定してしまうのが嫌だった(スカーフウーラオス+眼鏡ハバタクカミにヤバイことをしないと勝てない)ので、ヘイラッシャ以外で連撃ウーラオスの一貫を切れるポケモンを探していた所それっぽい顔をしていたので入れました。求めていた受け崩し性能がそこそこ高く、ついでに重めな赫月ガチグマにも強いのが魅力でした。
技構成は一致の蔦棍棒、ウーラオス/テツノツツミに撃つウッドホーン、耐久ポケモンの前で押せる身代わり、受け崩しを兼ねた宿り木の4つです。受けループ相手には身代わりウッドホーンで適当に粘りながら、最後の方に宿り木を当てることで対策と言い張ってます。正直無理があると思ってましたが、後述のテツノドクガと併せれば思ったより勝てました。
こいつでウーラオスを受ける時は、初手にハバタクカミを置いて水流連打を撃たせるようにしないと普通に逆さバトルで負けがちなのには注意です。
(毒)トドロクツキ@ゴツメ 古代活性
陽気:244-4-204-0-4-52
実数値:211-160-117-×-122-160
技構成:叩き/竜舞/挑発/羽休め
-調整
・HBエナジーハバタクカミを1舞で抜けたらいいなー程度のS振り
・残りHB
-解説/補足
ここまでの4匹だとチオンドヒドを倒す気が全くない(ドヒドをカミの電気テラス10万で出落ちさせれば勝てる)のと、ゴリランダー、イーユイ、竈オーガポンがあまりにも辛すぎたので、チオンドヒドを崩せて(諸説)後者に見た目が強いトドロクツキを採用しました。最初はアクロ/叩き/挑発/羽@エナジーの対面的な型を使用していましたが、竜舞がないと選出パワーがあまりにも無さすぎたので竜舞入り1Wに落ち着きました。単純なサイクルパーツとなれるだけでなく、ランドラッシャと並べた際のスイーパーにもなり得ます。挑発竜舞により、電磁波カイリュー辺りもストレス無しに突破が可能です。
ウーラオスに対してテラス叩き→羽休めで(剣舞以外)打ち勝てるので、ここまでで択になっていた連撃ウーラオスの蜻蛉で眼鏡ハバタクカミを召喚する構築に対し、初手からテラス叩きで安定行動を取れるのが凄まじく強力でした(赫月ガチグマいたら、ハバタクカミ+井戸オーガポンで対応せざるを得ないですが)。
(毒)テツノドクガ@黒いヘドロ クォークチャージ
控えめ:172-0-148-0-0-188
実数値:177-×-99-176-130-154
技構成:炎の舞/アシッドボム/サイキネ/身代わり
-解説/補足
毒菱回収要員。トドロクツキだけでは思ったよりチオンドヒドがキツかったので、そこに刺せる身代わりテツノドクガにしてみました。1回チオンドヒドをぼこぼこにしたのと、なんか刺さってそうな時に出してましたが、構築には全くあってなかったと思います。検討枠。
ちなみに深夜2時だか3時だかまではガラルマタドガスでした(ワンダースチーム/毒々/守る/身代わり@ヘドロ)。キョジオーンに毒が通るのは偉かったのですが、同居しているキラフロル/テツノドクガになにも出来なかったので解雇しました。大地を習得していればガラルマタドガスが正解だったと思います(覚えない)。
【選出】
サイクル構築なので相手に併せて柔軟に投げますが、多かったものだけピックアップして載せておきます。
1.ランドラッシャカミ
一応組み始め。何が来ても大抵対応できますが、何が来ても大抵雰囲気対応になります。電磁波系の選出には電気テラスカミで強力な崩しが出来、物理偏重選出にはヘイラッシャの眠るで詰めきれるので、雰囲気の割には頑張れてた気がします。
2.カミ井戸ポン+ランドorラッシャ
裏選出1。パオジアンがいない時は割とこれで投げてました。初手はカミじゃないとウーラオスが来た時逆さバトルされて死ぬので注意。パオジアンがいる時には、「ハバタクカミは気合でどうにかする」と言い張ってラッシャを投げたりしてました。
3.ツキランドラッシャ
裏選出2。トドロクツキで負荷をかけつつランドラッシャで適当に回してどうこうします。トドロクツキかラッシャの一貫を作って詰めきるのが理想展開で、選出時点で読まれにくい事からよく通りました。
【結果】
TN:アーモンド☆(最終57位)
TN:オディーリア(最終4位)
(どうでもいいですけど、実生活が忙しい時ほど現実逃避で対戦数増えるのなんなんですかね)
【所感】
ラスト1戦、1位チャレンジだったらしいです。死ぬほど悔しいのでまたリベンジします…
良い面で言うと、ここ1年(テラスタル環境)で最も手応えがあり、1位レースに絡めたのは純粋に嬉しかったです。一生テラスタルに適応できないままかと思っていました。
話変わりますが、来月クソザコRTAやるのでみんな出てね。
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【ポケモン関係ないおまけ】
TNのオディーリアはアーシャのアトリエのキャラクターです。ちょうど今レスレリ(アトリエのソシャゲ)がリリースされており、そちらにも出演しているので是非ともプレイしてみてください!!
普通にソシャゲとしては(しては)面白いです。
招待コード:2uk5bcsotpqr