仕 事 百 貨 の ブ ロ グ
 
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四国巡礼3

(更新が遅くなりました!!)

前回のつづき。

神山に到着してから大南さんとお会いした。

はじめは緊張したけど、しばらく話しているととても会話が楽しくなった。
なんというか大南さんに僕の考えを聞いていただいているような時間。

うーん、僕ばっかり話しすぎたな、、


その後は大南さんと別れて、同じく東京から来ているSさんに神山を案内してもらう。
(神山については、イン神山 というサイトをチェック!)


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山を越えたところにある大銀杏。
ものすごく大きな木。樹齢500年以上だったような。

となりに公民館?みたいな建物があって、大銀杏を望む場所に湯呑がたくさん置いてあった。
この場所から大銀杏や集落を眺めながらお茶を飲むのは、たしかに気持ちよさそうだ。

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こちらは元私設の劇場だった場所。今はアーティスのアトリエになっている。
天井には当時のスポンサー達。なんておおらかですこやかなんだ。

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廃校の中にもこんなアートが。


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川遊びされているところをSさんに激写されていた!!
わーい、でももう僕も30歳…笑



次は山全体がアートだらけの大栗山へ。

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飛び石をよく見ると…メッセージが。

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大栗山の山頂から神山の町を望む。もしかしたら剣山も見えるのだろうか。

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お椀型に石が組んである。ここが温泉なら最高だろうな!
温泉だとするとこんな景色が広がる。

ちなみに神山には本当に温泉もあって、いいお湯です。

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こんな丸い小屋もある。
なんかワクワクしてしまう。
子どもだったら楽しい毎日だろうなー


これはほんの一部。

他にもたくさんのアートがあって、
神山はピクニックする感覚で、
自然の中にアートを見ることができる場所なのだ。



そのあとSさんとはお別れして、夜は「幸福家」という場所で、
大南さんや町のみなさんに歓迎していただいた。

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カメラ目線の僕は相変わらずいつものように顔がすぐに真っ赤笑

ここは古民家の座敷で食事を食べるようなところ。


実は神山で一番楽しい時間だった。


例えていうと、「サマーウォーズ」みたいな感じなのかな。
街の人が大家族みたいに食卓を囲む。

みんな思い思いに楽しい会話をしていて、ぼくは聞いているだけでも楽しい。
食事も美味しいし最高だ!ビールがうまい、幸せ者だな、僕は。


アートもとてもいいし、アートが目的であってもいいかもしれないけれど、
僕はこんな場所に出会うきっかけをくれた「アート」に感謝したい。


大学生のころ、四国の山の向こうに感じていた「何か」は、
神山なんじゃないだろうか。ふとそう思った。

また絶対行こう!神山!!

四国巡礼2

はじめて四国を訪れた<四国巡礼1 >から8年。

西村佳哲さん
のお誘いにより、また四国の土地を訪れることになった。


そんな西村さんにとくにオススメしていただいたのが、「四国 神山」。

大南さんという方がいるから、たずねてみては、というものだった。


高松へ仕事で行く前に徳島経由で行ってみよう!
そういえば前回、四国を訪れたときも大阪ついでの寄り道だった。

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東京仕事百貨の良きアドバイザー、西村琢くん の素晴らしい結婚式を後にして、
横浜から深夜バスに乗って徳島に向かう。


はじめての深夜バスだったけど、これが一番早く徳島に着くことができる。

横浜駅前の天理ビルの前には全国各地に行くバスが終結していた。
そして、色々な人がバスを待っている。

僕が乗ったバスは、3列のゆったりとした空間になっていて、トイレもついている。

バスが動き始めると、すべての窓がカーテンに覆われてしまった。
外が見えなかったのだけれど、どうやら保土ヶ谷バイパスを抜けて東名に入ったようだ。

リクライニングを下げて眠ろうと思ったが、全然寝れない。
しかもお腹も空いてきたし、携帯もPCも充電が切れかかっていた。

とりあえずぼんやりサービスエリアまで過ごしつつ。

やっと牧之原SAに着いても滞在時間は15分!
これじゃ食べられないなーとサンドイッチを詰め込む。


前回四国に行ったときのように、車で四国に入るときは眠られないのか、
と思っていたらいつの間にか眠ってしまっていた。



目が覚めると鳴門海峡をバスは渡り終えていて、すぐに徳島駅前に到着。

日曜日の徳島駅前にはほとんど人もいないし、お店も開いていない。
どうにかたどり着いた小さなホテルの喫茶店で、電源を確保しつつ、
ホットサンドを食べる。あー幸せ。

一時間ほど駅前で過ごしてから、路線バスに乗って神山に向かう。
お遍路さんも同乗する。


すぐに市街地を通り抜けて、田んぼや畑を過ぎると、
渓谷沿いの道になっていく。

清流には青みがかった岩がたくさん見える。
あとで聞いた話だが、この地域では「あおいし」と呼ばれているそう。


目的のバス停に到着してから少し歩いたところに待ち合わせ場所に到着。
早速、アートを見つけた。

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(たぶん、つづく)

四国巡礼1

僕がはじめて四国を訪れたのは、大学4年生のころだったかと思う。
今から8年前くらい。

近畿学会の発表があって、交通費として新幹線代が支給されることがわかった。
よくよく調べてみると、領収書など必要なく、無条件にお金が支給されるらしい!

それならば!

男5人で車で行けば、ついでに四国でうどんでも食べることができるし、
まだ当時は知られていなかった「直島」にも行ける!


あまり勉強はしていなかったが、楽しいことには目がない僕は、
研究室の同期を説得し、一泊四国旅行を計画した。


東京は深夜0時。

男5人で祖父の形見であるトヨタのセダンに乗って出発。

後ろの真ん中の席は窮屈なので、途中で簡単な交代をしながら進めていったが、
基本的にノンストップだった。

保険の都合上、運転は僕だけしかできない。それでも僕はほとんど休憩を取らなかった。


走り続けた理由?

それは高松港からでるフェリーの前に「うどん」が食べたかったから。
「うどん」を絶対に食べる、だから早く着かねば!!

まだ見ぬ讃岐うどんが食べたい!そんな妙なテンションが僕を駆り立てる。


名古屋を抜け、大阪の環状線が「8」の字のようになっていることにびっくりし、
明石大橋に着くころ夜が明けた。

美しい夜明け。

それでも徳島に入るとさすがに消耗してきた。
車内のほかの4人は名古屋あたりからすっかり寝ている。


そんなとき僕の目の前に飛び込んできたのが四国の山々。

とても美しく、なんというか、僕を呼んでいるようだった。

こんなのはじめてだった。

もしかしたら疲労が極限に達し、正気じゃなかったのかもしれない。
でも今でも思うのが「いつかあの向こうに行きたい」という気持ちだった。

今回は無理だろうけど、いつか行こう!と決意し、車を進めた。

だから「四国」というと、いつもその不思議な思い出がよみがえる。
でもそんな思いが、まさか8年後に実現されるとは!


なんとか高松に到着したものの、なんとうどんは食べられなかった…!
十分な下調べをせずに、「ノリ」で向かった僕らは、
事もあろうか夜に営業している「カレーうどん屋」に狙いを定めていたのだった。

お店が閉まっていることを知った僕は、気を失いかけながら、
仕方なく高松港に向かった。

直島行きのフェリーに車を入れたところで甲板の上で眠りについた…

(たぶん つづく!!)
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