2013年(10月期)の再放送を視た際に書いたメモが見つかったので、大筋はそれを転記する形、一部修正や追記や施しながら更新を進めていこうと思います。

 

・恵尚にぃにぃの出生の秘密に関する回は、やっぱり中学校(初視聴)時代と今とでは受け止め方がだいぶ違う。「この人にしか出来ない演技」という意味では、こっちの堺さんも負けとりません。
そして、この時点では、まさかあれほどの名脇役になるとは予想もできなかった島袋さんもいよいよ本格的に古波蔵家の常連メンバーになっていきます。歴史的な第1回「あんたも間が悪い男だねえ」もここで(笑)

 

[2024年追記]

「こっちの堺さん」となっているのは、同時期に「リーガルハイ2」を放送していた影響ですね。結局「3」は実現しそうでしなかったなあ・・・(スペシャルはあったけど)。

 

・にぃにぃの出生の秘密で株を上げた途端にお父さんの浮気(笑)今思えば、歴代朝ドラの中でも序盤に起こる「事件度」のインパクトでは屈指のレベルだと思うし、これだけ序盤からガシガシ攻めればそりゃ面白いなと。

そして、基本的には喜劇で進んでいく中に、僅かながら含まれた「風刺」の色合い。それも今だからこそ、結構シビアに心のなかへ入り込んで来る。容子さんがこぼした「私は沖縄、ダメだなあ・・・」というセリフは、この後東京編に入って序盤の展開で表裏一体となって効いてくるのですが、まあ、それはそのときに。

・今週イチオシのやりとり 野球部引退のくだりで・・・
えりぃ「悲しいよね、この年で引退なんて。。」
おばぁ「おばぁは今でも現役さぁ」
恵達(小声で)意味が違うよ・・・」

2013年(10月期)の再放送を視た際に書いたメモが見つかったので、大筋はそれを転記する形、一部修正や追記や施しながら更新を進めていこうと思います。

 

以下、転記部分

・えりぃ~の通う那覇北高校野球部はサードが左利き(笑)
初放送の01年時はネットなんてまともに操れなかった頃で書きたくても書けなかったんだけど、あれは前の年の夏、(実際の)甲子園に出た那覇高校の左投げキャッチャー(その上たしかサードも左だったような。。)にインスパイアされてる系のアレだったりするのかな?
まあ、単に弱小すぎてそうするしか方法がないだけなのかもしれませんねw

しかし、若かりし日のベッキーさん可愛いよなあ・・・

 

・えりぃ~役の国仲さんが後日談で話されてた記憶がある「セリフに一杯一杯でご飯に一切手を付けない恵達」改めて把握して見ると、どこまでも初々しくて楽しいなあ(笑)そして、まあ作風やスタンスの違いもあるけど、「きらり」の演者さんはヒロイン含め、皆演技がうますぎるので、そこが国民的作品になれなかった要因なのかも・・・と。
もちろん、「純情きらり」という作品がそうなることを志して書かれた脚本ではないといえば、そのとおりですし、だからこそのヒロインオーデ廃止と宮崎さんの主演起用だったとも思うわけですが。

 

・那覇北高が初戦で戦い、見事勝利を上げた名門臣城高というのは、豊見城高のパロディーだったりするのだろうか。ちなみに2回戦の相手はコザ南と沖縄商の勝者。ありそうで実在しない絶妙なポイントを突いてくるよなあ・・・
 

・コザ南戦の一幕 13-13の9回裏に・・

えりぃ「勝ってる?負けてる?」るみこ「同点、同点、13-13!」

今にして冷静に見返すと、なんという雑な台詞回しなんだろう(苦笑)しかも9回表に2点差追いつかれてるのにw
で、結構色々雑な割に、ネット裏に大会役員が居たりする細かいところはちゃんと作りこんでるというね。

 

・恵尚にぃにぃがゴーヤーマンの企画制作を一家の前で発表するシーンを見ながら、大筋の台詞回しだけでなく、「えっ?」とか「はっ?」とか「なに?」とかいう細かなセリフが入るタイミングまでほぼ完璧に覚えている自分に驚くとともに、改めて、全朝ドラの中で、「ちゅらさん」という作品がどれだけ大きいかを思い知らされる思いがしますね。

でも、えりぃが意外に家族の仲を取り持とうと、あくせくして精神的に疲労を溜めてたりするようなセリフ回し以外の描写に関しては、案外当時の記憶通りではないなという印象で、やはりそこは当時まだいわゆる「厨房」でしかなかった自分との解釈の深浅にもかかってくるのかなと思います。
前は恵達のほうがよっぽど冷静で現実の見えてるキャラクターだと思ってたけど、今改めて見ると、やっぱり色んな意味で「ねぇねぇ」はえりぃなんだなと痛感させられる。面白いものですね。

2013年(10月期)の再放送を視た際に書いたメモが見つかったので、大筋はそれを転記する形、一部修正や追記や施しながら更新を進めていこうと思います。

 

以下、転記部分

 

『ちゅらさん』再放送の第1週視聴。『あまちゃん』の宮藤官九郎さんが「大事なことはほとんど1週目で言っているような気がする」とおっしゃっていましたが、『ちゅらさん』もその点で同種のスタンスを採る作品なんだなあということを改めて実感させられる、そんな素晴らしい「第1週」ですよね。『あまちゃん』視聴中なんとなく共通項を感じながら観ていた2作がこの時期の『ちゅらさん』再放送でそれとなく繋がったような感慨もありました。

しかし、この第1週90分というのは、最近よく放送されている「地域発スペシャルドラマ」のような形でまるごと放送されてもなんら違和感のない濃密さと完成度です。えりぃ~子役時代の浦野未来さんもやっぱ可愛いなあと懐かしみつつ、一番驚くのは、初放送時の自分はその浦野さんというさほど年が変わらなかったという事実。油断しているとあっという間に「あまちゃんを懐かしむアラフォーの俺」とかになってしまってそうで、ただただ怖い(汗)
 

[2024年追記]

そして11年後、めでたく(?)「あまちゃんを懐かしむアラフォーの俺」になってしまいました。

おまけに、現在放送中の朝ドラ『虎に翼』では和也くんの中の人こと遠藤雄弥さんがゲスい暴力夫・東田として登場。

これからどんな気持ちで『ちゅら』を視れば良いんだw

とりあえず、大いなるネタとして「和也くん、キジムナーが泣いてるぞ!」とだけ書いておきましょう(笑)