著作権の電子書籍 不思議の国の著作権 エピソード4~5です。
エピソード4では、「博物館と収蔵物」、「電子出版と電子図書館」、「科学論文の新規性」、「版権・出版権・版面権」、「登録」、「納本」、「図書館等公衆送信補償金」を採り上げています。
エピソード5では、「プログラム」、「データベース」、「AI生成物」、「職務著作と職務発明」、「著作物等の利用と著作権等との抵触」、「著作権等の侵害の民事上と刑事上の救済」、「オープンデータ・ソース・コンテンツ」を採り上げています。
エピソード5が最も流行りの分野と言えそうです。
「不思議の国の著作権」は、著作物の創作とそれに準ずる行為の客体(著作物と準著作物)、主体(著作者と準著作者(出版者、実演家、レコード製作者、放送事業者、有線放送事業者、そして想定される自動公衆送信事業者等またはウェブキャスティング事業者)、そして著作者の権利と準著作者の権利の保護と制限・範囲・管理・救済に関するエピソードについて考えることにする。
なお、著作物の創作に隣接する権利は、著作隣接権とされるが、実演家人格権が加えられている。また、そこには、出版権や出版者の権利が関与し、自動公衆送信事業者の権利・特定入力型自動公衆送信事業者の権利・放送同時配信等事業者の権利)やウブキャスティング事業者の権利も想定されてくる。そこで、「不思議の国の著作権」では、それら著作物の伝達行為にかかわる者を含めて準著作者とし、それらの権利を準著作者の権利とよぶことにする。
この不思議な国では、パッチワークの説明が必要な著作権法制に対して、かえって蛇足的な加筆・修正が繰り返えされ、著作権に関する法現象を制御不能なモンスターに育て上げてしまい、おまけにその状況下で検定試験まで実施されている。そこで、「不思議の国の著作権」は5回、その1回の中に七つのエピソーズ、計35エピソーズを取り上げ、美しいはずの著作権法制の全体像をコラージュとして天空に描いてみることにする。
「不可思議の国の著作権 エピソード4」では、「博物館と収蔵物」、「電子出版と電子図書館」、「科学論文の新規性」、「版権・出版権・版面権」、「登録」、「納本」、「図書館等公衆送信補償金」の各エピソードを取り上げる。
「不可思議の国の著作権 エピソード5」では、「プログラム」、「データベース」、「AI生成物」、「職務著作と職務発明」、「著作物等の利用と著作権等との抵触」、「著作権等の侵害の民事上と刑事上の救済」、「オープンデータ・ソース・コンテンツ」の各エピソードを取り上げる。