甲冑展を見た後、白石駅から徒歩30分程度のところにある郊外型のスーパー銭湯「やすらぎの湯 ゆっぽ」に行ってきました。国道に隣接していながら、すぐ近くに山が見え、鶯が飛び交う非常に閑静で長閑な立地の施設でした。

 

 

ここは開店から今年で20周年と結構な老舗のスーパー銭湯とのこと。利用料は大人が700円と仙台市内のスーパー銭湯より50円安いです。営業時間は10:00~21:00と短めですが、それは地方のさらに地方だからでしょう。外部からの観光客よりも白石の地元民に親しまれている施設なのかもしれません。

 

利用は他のスーパー銭湯とだいたい同じ。まずは靴ロッカーに靴を入れて鍵を持ち…

 

券売機で利用料金分のチケットを買います。

 

タオルはレンタル(300円)と販売(170円)の2種類があり、また別料金でボディケアとアカスリのコースも用意されています。地方でわざわざ都市部のエステにも行かずスーパー銭湯に行ったついでに施術してもらえるのはなにかと手軽でいいかも。

 

浴室の設備は、露天風呂の岩風呂、内湯の白湯、ジェットバス、スーパージェットバス、バブルバス、電気風呂、寝湯、座り湯、台湾産北投石の湯、シャワー、洗い場、塩サウナ室、遠赤外線サウナ、水風呂、日替わり風呂とムチャクチャ豊富。ただし塩サウナ室に塩は用意されていないので、持参するか受付で300円で岩塩を購入する必要があります。塩なしでも塩サウナ室自体に入ることはできますが、ただの温めのストーブサウナです。

 

なんせ開店20周年なので施設自体は少々古くはありましたが、とくかく浴室の設備が豊富でと全種類を1周しただけで利用料が700円とは思えないくらい整いまくりました。意外と良かったのが露天風呂。狭くはありましたが、サウナから出た後に外気浴も兼ねて露天風呂スペースに出ると、隣接する山からの風が心地よく、何度も言いますが地方のさらに地方の700円のスーパー銭湯とは思えないくらい贅沢な気分になれました。

 

こちらが日替わり風呂の予定表。どうやら割引になるポイントカードサービスも提供されているようなので、やはり外部の観光客より地元民に親しまれている施設なんでしょう。ちなみに今日はマスカット風呂で確かに湯の色もマスカットっぽい黄緑色でしたが、どうも香りがマスカットというより明らかにひのきで、もしかして間違ったんじゃないか…とずっと思ってました。まあいずれにせよ気持ちよかったからいいですけどね。