4.剥がれた塗装部分の再塗装
前回の塗装から約2年が経過し、随所に小さな傷や塗装の剥がれが目立つようになりました。
最後の仕上げに、剥がれた部分の再塗装。
当初は傷ついている部分を筆塗りで、傷ついた部分だけのリペイントに留めるつもりでしたが、スプレーで吹いた本体の色と同じ色が無かったため、全面的に塗装し直す事にしました。
外装を全て外して水洗い。
前回と同じくスプレー塗装して取り付け。
仕上げに、各部のステッカーを貼って完成!
→続く→
3.ステップボードに木床部分を作る
運転時に足を乗せる部分ステップボードは、元々黒一色です。
ここを甲板に見立てて塗装したのは、前回も一緒なのですが、ひとつだけ心残りがありました。
それは、甲板なのに木の部分が無かった事です。
多くの艦船では、甲板は木と金属で構成されています。
それを再現するために表面に薄い木材を貼る方法を色々検討したのですが、板の厚みが不自然になる事が予想されたため、前回の塗り替えでは断念し、ステップボード全体に金属光沢の塗料を塗るだけにおさめました。
再度塗り替えるのであれば、前回の心残りを解消したいな~と思い、塗装で木材を表現する事に挑戦してみました。
下の写真が完成品です。もともとあったボツボツの部分は前回同様に金属に見立て、中央のフラットな部分に多少の加工を施した上で木目調の塗装を施しています。
では、木目塗装の手順を簡単にご紹介・・・
まずは、フラットな盤面が板張りに見えるように彫刻刀で溝を掘りました。
材質がポリプロピレンなので、下地にプラスチック用のプライマーを吹き付けます。
まずは、ベースカラーとして濃茶の塗料を吹き付けて、乾くのを待ちます。
自然な木目に見えるように、筆で赤い塗料を薄く重ね塗ることで、わざと色ムラ部分を作りました。
濃茶が乾いたのを待って、薄茶の塗料を上から吹き付け、乾く前に歯ブラシで撫でて木目を表現してみました。
乾く前に歯ブラシでこすれば、歯その跡が木目に見えるはず…という計画は見事に成功!
なんか、ダンススタジオの床みたいな感じになりました。
マスキングをはがした部分にはメッキ調のスプレーを吹いて金属部分を表現。
2.赤色フロントフォークカバーへの交換
今回の塗り替えを機会に、今までやってみたかった事を試したのがフォークカバーの交換。
入手した時からボロボロで、いずれは交換しようと思いながらやっていなかった部分です。
「艦底部分にあたるから、どうせなら赤いのが良いよな~」
と思っていたのですが、探しても黒以外の商品が無い。
そんなわけで前回の塗り替えの時からずっとそのままにしておいたのですが、今回の塗り替えで是非とも実現したいと思い、黒い製品を塗って装着する事にしました。
今回、塗装したのはウレヒーローという塗料。ホームセンターでこの塗料の存在を知ったのが、今回交換する事に決めたきっかけでした。
ゴムなどの伸縮部品に使用できるという事で試してみましたが、気になる耐久性は、これから実験ですね。