『アブラクサスの祭』DVD発売は8月26日です。

http://dbeat.bandaivisual.co.jp/bambino/

福島オールロケで撮影された本作は
福島のキャストも多数出演です!




音楽への狂おしい思いを抱え、
自分の居場所に惑う僧侶、浄念、
亭主としてはダメダメな彼を、ときにはどつき、
ときには母のような愛情で包み込む、
賢妻、多恵、
ふたりのやりとりが、
多いに笑えて、
多いに泣けます。

海外の映画祭でもおふたりのやりとりは大受けでした。

実は、本編にいれられなかった、
夫婦のシーンがあり、
これを特典映像に入れます。
とてもいいシーンなんですが、
よすぎてしまって全体の流れとしてどうだろう、
という議論があり、
最終的にカットしました。
夫婦ふたりの絆が伝わる美しいシーンです。




先日の、スネオヘアーさん、ともさかさんの結婚報道に際し、
お祝いメッセージをありがとうございました。
おふたりに伝えたいと思います。









スネオヘアーさん、ともさかりえさんが結婚されたことが、

おふたりのブログで公式に発表されました。


思えば、

『アブラクサスの祭』のご夫婦役で

おふたりの共演が決まり、

ともさかさんのお芝居をスネオさんと観に行ったことを

思い出します。



映画では、

困った旦那さん、浄念をスネオヘアーさんが、

強く優しく支える賢妻、多恵をともさかさんが

実に素敵に演じてくださいました。



エンディングテーマ「ハレルヤ」も、

スネオヘアーさんが翻訳した、

ハイライトともいえる部分をともさかさんが歌っています。



そのおふたりが、ほんとうの

ご夫婦になられたというのは感慨深いです。

この映画をめぐるキーワードは

「ご縁」

でしたけれど、ほんとうに「縁」がつながったんですね。



おめでとうございます!

お幸せに!




「アブラクサスの祭」公式ブログ

5/2  6日目





Nippon connectionも祭りのあとなドイツ最後の日。


会場に集まった面子でドイツ料理のランチへ。

大学は今日から通常に授業が行われ雰囲気もガラッと変わる。


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近くの通りをだらだら歩いてようやく店を見つける。

この学生街と住宅街も石造り。

オープンテラスの店で食べるホワイトアスパラとビール。おいしい。



向かいの席のマリアはベルリンの大学に通っていて

修士論文を書いているのだが、テーマはなんと阿部和重だという。

他にもムラカミはハルキよりリュウが好きという話の合う日本文学好きがいたり、

気づいたらなぜか中原昌也がいかに凄いかという話で皆盛り上がっていた。

ロンドンから来たジュリアンはVertigoという映画雑誌をやっているのだが、彼は音楽も

好きで僕と趣味がもろ被り(昔monoを呼んだそうだ)で、初めて聞く中原昌也の人と作品に大いに興味を示していた。日本文化すごいですねぇ。みなよく日本に来ているようだ。





「アブラクサスの祭」公式ブログ ←マリアとジュリアン

そのあとは街の中心街へ流れて

昨晩朝まで片づけをしていたメインスタッフたちと合流してお茶をする。

時間が来て一人々々帰ってゆく。


マリオンやぺトラ、デニスらメインスタッフらと挨拶を交わしお別れ。





「アブラクサスの祭」公式ブログ  ←記念写真

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飛行機が一緒の便になった井口監督と明日帰るポールとの3人でお土産の買い物に。

案内で付き合ってくれたエミさんは普段航空会社に務めているのだが、

機内食は本当にレンジでチンしていると教えてくれた。一つ謎が解けた。


空港まで送ってもらい名残惜しさを感じつつ帰路へ。



フランクフルト市は今年の11月に横浜との提携を記念してジャパン・ウィークを開催する予定で、Nippon Connectionも、そこでまた日本映画の特集上映をするという。

日本が未曾有の状況に陥った中での映画祭開催の決断、

そしてフランクで丁寧なもてなし、

映画好きとして本当に皆が楽しく作りあげていた雰囲気が

嬉しかったドイツでの6日間だった。