感じて、動く

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16歳から始めたサッカーの指導。感動したら、行動する。それが僕のすべての基本。

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今日は総体東京都予選、都大会の1回戦でした。




先日のTリーグは名門の修徳高校戦。怯まずに戦い、前半は2-1でリードして折り返したものの、名門の実力をきっちりと見せつけられ、結果的に2-6で敗れてしまいました。


ただ、収穫と課題が驚くほどハッキリし、非常にポジティブな形で終われた1試合だったので、これを生かして総体予選を迎えようという話になりました。



そこから中2日とあって、選手たちにとっては疲労感を抱えたままの公式戦となります。しかもTリーグは90分ゲームで、今日は80分。色んな意味で「試される」試合でした。


アップの準備や応援など、メンバーに対し、“関わろう”とする選手が本当に多くなり、雰囲気や準備の質が格段に上がったため、その勢いを保ったまま試合に臨むことができ、結果として、前半の入り方はすごく良くなりました。


前半9分に先制し、リードしたまま後半に入り、うちの選手の疲労感が漂い始めた時間帯に、FKから同点に追いつかれました。


このままの展開でズルズル持ち込まれ、延長を覚悟したロスタイム、ラストプレーで、こちらもFKからの得点。そのまま2-1で勝利することができました。


試合に勝てたことは何よりも嬉しいのですが、さらに嬉しいことがあります。


それは、「自分たちで修正できた」こと。


東大和の試合では、ロスタイムに失点し、敗退しました。修徳のゲームでは、サイドから散々崩され、同じようなパターンで失点を重ねました。ある試合ではファールの多い相手に対して、イライラしてカードをもらう選手もいたり、失点したあとは決まっていつもチームのリズムが悪くなる。


そんなあらゆる経験が、それこそ「試される」状況がすごく多かった今日の試合。色んな要素がギュッと凝縮された試合でしたが、それらすべての場面で「修正」されていた結果が勝因になったことが、本当に嬉しかった。


彼らの吸収する力、修正する力に、すごく可能性を感じてしまうんですよね。これを上手に生かしていきたい。武器にしたいですね。


2回戦は19日(土)の16時から駒沢補助グラウンドにて。相手は練習試合でボコボコにやられた大東文化第一高校です。しっかりリベンジできるように頑張るので、お時間のある方はぜひ応援に来てください。

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石神井高校サッカー部のアイドル“Souta”くんも応援に来てくれました!みんなで次も頑張ります!
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お久し振りです。


スペインから帰国後、原因不明の風邪で2週間近く体調が悪い日々が続き、あまり良い形で新年度を迎えられませんでした。


その間のサッカーはというと、新人戦の都大会(関東大会予選)にも敗れ(×東大和 0-1●)、開幕したTリーグの初戦も敗れる(×正則学園 0-3●)など、数字上の結果はなかなか出ていませんが、確実にチーム状態は上向きになっています。


メンバーに入らなかった選手が公式戦の時に、メンバーが少しでも試合に良い状態で臨めるように積極的にサポートしたり、応援にも今まで以上の熱が入っていたり、みんなが関わろう、関わろうとしている様子が、「強み」に変わりつつあります。


今までの流れを見ると、こうした状態が生まれる一つの理由に、こちらが「ゆとり」を持って見守っていることが挙げられるのかもしれません。あまりこちらが介入しすぎず、選手たちが自発的に起こす行動を見届ける。キャプテン、副キャプテン、部長を中心に、たくましい選手たちが揃っているため、安心してすべてを任せられます。


彼らが中心になって、他の選手に投げかけてきたことが、冬を経て、やっと芽を出そうとしています。指導者にとって、「見届ける」のは勇気のいることですが、それが強みになると感じてのこと。僕たちにとっても挑戦です。中心になって行動してきた彼らには大感謝です。


指導者が「ゆとり」を持てなければ、選手が発想を出せる「やわらかい空気感」はできあがらないのかな~と最近考えます。新年度が始まり、バタバタし、本当に心に余裕がなかったことを、今の自分は反省しています。


もっとどっしり構えて、選手たちが安心してサッカーに打ち込める環境を整えていきたいと思います。


総体の地区予選も勝ち抜き、13日からは総体の都大会が始まります。一つひとつ成長できることを楽しみにしながら、勝負の時を迎えたいものです。

サッカー部の選手の一部から、僕のラーメンについてのブログを参考にお店に行くというお話を聞いたので、久々に更新です。


最近行った店です。良かったら参考までに。


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『天下一品』 吉祥寺店

高田馬場店より、吉祥寺店の方が個人的には好きです。江古田の近くにもありますよね。おいしい天下一品あれば教えて下さい。


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『藤亭』

新青梅街道沿い、オリーブの丘から田無方面に少し向かったところにあります。“油そば”はいつもここで食べます。ちなみに、隣にあるここと同じ系列の焼肉屋、食べ放題が1050円です(笑)


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『影虎』

関町南2丁目やったかな?東伏見坂上のバス停から少し吉祥寺方面に行ったところにあるラーメン屋。普段は『丸麺堂』という名前で、火曜日の夜だけ限定で『影虎』になります。斬新なラーメンがいっぱいで、味も良い。素敵です。

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久我山の『笑和』 油そばよりも全然油っこくない、“絡めそば”。大好きです。


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『渡なべ』

高田馬場駅から早稲田通りを歩き、明治通りの手前の路地を左に曲がったところにあります。味はおいしいですが、麺の量が少ないのが残念。


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『ジャイアン』

田無駅に着いたらまず向かって下さい。かなりおいしいつけ麺です。


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『くぼ田』

西武柳沢から徒歩3分ぐらいのところにあります。えっ、こんな路地にラーメン屋!?って思うようなところに。すごく繊細な味で、絶品。醤油も塩も最高です。


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『えん寺』

吉祥寺、井の頭公園口を降りて、バス通りを右折し、マクドナルドの横(奥)にあるお店。いつもラーメンランキング上位とあって、めちゃくちゃ美味い。おすすめです。




みなさんも、おすすめラーメンがあれば、どんどん書き込んで下さいね!



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昨年とほぼ同じ時期の今日2月16日に、NIKEの外国人コーチたちを招いてのセッションを今年もやってもらいました(去年はバレンタインデーだったんですね!)。


日本では、最近でこそ海外の人たちが観光で訪れたり、海外サッカーの人気などで、外国や外国の人たちと交わる機会は増えてきてはいるものの、まだまだ日常生活で外国人と触れ合う機会は少ないのが現状です。


選手たちにとっては、普段なかなか触れることができない(であろう)外国人に指導をしてもらうことで、考える幅を広げてもらえたらと思いながら眺めていました。

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指導の表現も直接的で、明確なため、良い刺激になったのではないでしょうか。選手に新しい発見や学びがあったことを願っています。


そんななか、ボランチで活躍中のY君、練習の最後に、メキシコ人の大きい身体のGKコーチに、こんなことを言われていました。


『この選手は素晴らしい!物怖じせずに僕にタックルして向かってきた!こうした姿勢が大事なんだよ!』


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そう!相手が強いからビビるんじゃなく、相手が外国人だからビビるんではなく、相手が大人だからビビるんではなく、いつでも“挑戦”なんですよ!


強い心を持って挑戦したら、必ず相手にも響くし、何より、自分に全部良い形で返ってくるからね!Y君ナイス!


それぞれが得たものを、またピッチで表現してもらえたらと思います。NIKEのコーチの方々、ありがとうございました!

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2日前、講演会に行ってきた。演者は羽中田昌さん。


高校時代から将来を嘱望される名プレーヤーだったが、不慮のバイク事故で下半身不随に。9年間山梨県庁に勤めるも、高校時代の仲間がJリーグでプレーしている姿に触発され、指導者になることを決意。


5年間バルセロナにてコーチングの勉強をし、帰国後は車椅子で世界で初めてS級ライセンスを取得。その後、2008年から2年間、四国のカマタマーレ讃岐で監督を務めた方である。



そんな羽中田さん、実は僕が高校生の時にお会いしていただいている。




高校の時から指導者の勉強を始めた僕は、プレーできないことへの葛藤から、部活を休んでいた。そんな時に親が一枚の新聞記事を僕に差し出してきた。「車椅子でJリーグの監督になる」


これはもう、衝撃的だった。比較するわけではないが、自分だけがもの凄く大変な状況にいると思っていただけに、車椅子で、しかも、5年間もバルセロナで勉強していたなんて、どれだけの情熱を持った人だ!と思い、手紙を書いた。


数日後、家でまったりしていると、おかんが慌てて僕の方へ。


「あんた!電話かかってきたよ!」


「誰から?」


「羽中田さん!!」


「えーーーー!!!!」


ということになり、単身兵庫県⇒東京へ。当時高校2年生の僕に、すごく夢のある話をしていただいた。
僕がバルセロナに留学することになったのは、実はこの時のお話がすごく残っているからなのである。


そんな衝撃的な出会いを果たし、東京に行くたびに新宿のセンチュリーハイアットホテルでお会いしていただいては夢のあるお話を。


彼が監督になってからは、友人と一緒にカマタマーレ讃岐へ見学に行ったこともあった。



そして、今回の講演会は約2年ぶりの再会ともあり、すごくワクワクしながら足を運んだ。考えてみれば、直接色んなお話をしていただいたが、講演会としてお話を聴くのは初めてなのだ。


講演会では、2つのことがすごく印象に残った。


【見上げる】


羽中田さんはバルセロナ当時のお話を引き合いに出しながらこうお話された。


「人は何かを見上げていると謙虚になる」


「これはマシア(バルセロナの育成寮)の寮長さんが言っていたんですけどね、マシアの選手たちはいつもカンプノウを見上げながら練習場に行くわけじゃないですか、いつかここでプレーするぞって、だから今を頑張れる、だから謙虚になれるんですよ」

「僕はいつも何かを見上げていたと思う。サグラダ・ファミリアにしても同じ。特にセルジオ越後さんと通ったコロンブスの塔にはよく行って、じっと見上げていた。セルジオさんがその塔を車で一緒に通るときに、ブラジルから初めて日本へ来た時のことを話してくれた。様々な苦労をしたことを。今の僕の境遇はそれと同じだと。頑張れと。だからそうした気持ちを忘れないためにも、時々こうしてここに来ては見上げているんです」

【「ない」ということ】

「サグラダ・ファミリアがライトアップされるという話を語学学校の友達から聞いたんで、妻と二人で散歩がてら見に行こうという話になったんです。まだ夜まで時間があり、ちょうどそこにLoteria(宝くじ売り場)があったので、サッカーくじを買って、これを予想しながら近くの喫茶店で時間を潰そうということになりました。妻と二人で必死で予想しました。あまりに熱中しすぎて、時間を経つのを忘れてしまうほど。ふと気づけば、8時10分前でした。8時になるとLoteriaは閉まってしまうので、僕らは慌てて店を出ました。店を出て少し行ったところで、バッタリ足を止めました。ライトアップしたサグラダ・ファミリアが余りに綺麗で、何か吸い寄せられるようにそちらへ向かっていきました。するとそこでガーン、ガーン、ガーンと鐘が8回鳴りました。8時になってしまったのです。僕らは予想したサッカーくじを諦めました。帰り道、妻がふと『こういう時のくじが実は当たっているんだよね!』なんて言うもんだから、『そうかもね』なんて返事をしながら家路につきました。数日後の新聞を見てビックリ。僕たちが買ったくじは、15試合の予想中、14試合が当たり、配当金はなんと・・・・いくらだと思います・・・日本円にして、50000000万。5千万円です。1週間夫婦の会話がなくなりました(笑)・・・・でもね、しばらく時が経って、あの時、5千万が当たらなくて良かったねっていう話になったんです。これは負け惜しみでもなんでもなくて。あの時は本当にお金がなくて生活が苦しかった。だから、5千万が当たったら、頑張らなかったと思うんです。お金がなかったから、必死で頑張って、本を書いた。作文しか書いたことがなかったような僕が本を書いたんです。しかも3冊も。あの5千万がなかったから、この世に3冊も本が出せました。そして、そうやって出せた本を介して、様々な出会いがありました。これは5千万がなかったからなんですね」


「こんな言い方はおかしいかもしれませんけど、僕は歩けなくなって今は良かったと思っているんです。歩けなくなってから本当に様々なものを与えてもらった」


「『ない』ってすごいことですよね。自分は歩けないし、プレーの見本を見せることができない。でも、それによって、選手はより多くのことを考えるわけですよね?『ない』ことの方が実は『ある』ことより多くの可能性を秘めていると思うんです






すごいですよね。


僕はまだまだ、「心臓が悪くて良かった面もある」という言い方はできますが、「悪くて良かった」なんて言えません。羽中田さんのまっすぐな気持ちや、あらゆる物事の捉え方は本当にすごいと感心させられます。


来シーズンからは奈良クラブに舞台を移して、Jリーグを目指すそうな。常に「見上げて」いるんですね。本当に心から応援したいと思います。僕も頑張らないとね。




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『あきらめなければ夢は逃げない』羽中田昌


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石神井高校サッカー部のアイドル“souta”くんです。


見ての通り、最高に可愛い笑顔で、選手もスタッフも彼にメロメロ。愛菜ちゃんも福くんもなんのその。


いつも試合の応援に来てくれる“souta”は、元気いっぱい。試合が終わると一目散にグラウンドに飛び出していって、選手たちとボールと戯れる戯れる。

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元気いっぱいすぎて、時々、兄の“mizuki”に叱られるけど、そんな時は上手にコーチや選手に助けてもらいます。だって、いっぱい遊んでほしいもんね。


こうやって、“souta”を中心に、笑顔で溢れるサッカー部の雰囲気がとっても素敵。


普段はあんなにシャイな選手も、試合で熱くなった選手も、“souta”にかかればみんなが笑顔に。不思議ですね~。


関わるみんなを優しい気持ちに整えてくれる“souta”は、石神井高校サッカー部にとって欠かせない存在なのです。


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いつか彼が高校生になって、石神井高校でプレーしていたりして・・・・。

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一昨日、今日の2日間、人のお手伝いで指導者講習会に行ってきました。


講師は、現役時代、FCバルセロナでクライフと共にプレーし、引退後はバルサのカンテラ(下部組織)でシャビやプジョル、V・バルデスなど、多くの選手を育成したジョアン・ビラ氏を中心としたSOCCER SERVICES社の皆さん。


FCバルセロナのフィロソフィーをもとに、素晴らしい講習会を行って下さいました。


本当に様々なことが勉強になったのですが(詳細は書けませんが・・・)、特に印象に残ったことが、「練習のリセット」です。


サッカーは連続性のスポーツなので、指導の際、ゲーム形式の練習などをしていても、止めずにそのまま流して行っていることが多いかと思います。


ですが、彼らは、ゲーム形式の練習において、一方のチームがボール奪取すると、必ずGKに一度ボールを戻させて、その間に、オフェンスもディフェンスも整えた状態から練習を再開していました(すべての練習でではありません、念のため)。


最近の友人との話題であったのですが、バスケットの3on3のように、一度リセットし、攻守が入れ替わるスポーツと違い、サッカーは連続性を持っっているため、攻撃すればするほど守備が脆くなり、守備を強固にすれば攻撃しにくくなるという特殊なスポーツだと。


だから、極端な話、もし3on3のような状態から始められれば攻撃はスムーズに行き、守備の体系も取りやすくなるということです。


まさに、SOCCER SERVICES社の方々が行っていた指導は、そのイメージに近いかと思いました。一度リセットした状態だからこそ、ポジションの役割や、受け方、外し方、云々・・・常にボールを保持した状態を想定しながらの練習ができるのでしょう。そこに対してのアプローチはかなり細かかったですし。


体系が整った状態のまま攻めるため、奪われたときに守備もより整えやすく、非常に合理的。それを伝えるため(?)に、ボール奪取時は、GKからスタートというシンプルなルール設定にしちゃうのは、背景にあるコンセプトがしっかりしていないとできないかと。。


ただ単に、「GKもビルドアップに加わる」とか、「GKから始めて守備の制限のかけ方やスライドの仕方を教える」ってことじゃないですもんね。何気ないけど、そのルール設定と、講習会の内容を聞いて、深いな~と勝手に思っていました。しかも最近の研究室での話題だったのでタイムリーだったため余計に。


また、彼らコーチ陣の人柄は、本当に素晴らしく、人を惹きつけるものでありました。チャビやプジョルが生まれるのも納得ですね。


あくまで今回のブログは僕の勝手な解釈ですが、「整える」ことの意味の深さを改めて考え直すきっかけになり、すごく刺激になりました。


学びは勿論のこと、旧友との再会や、新しい出会いもあり、心から最高だと思える講習会でした。
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「すごい」の一言ですよね。


今日はお手伝いで、横浜まで指導者講習会に行っていたため、駒沢には行けませんでしたが、結果を見て驚きました。


全国ベスト8ですよ。市立西宮。


正直、悔しい部分もあるんです。なぜなら僕の出身は“県立”西宮で、同じ西宮のライバル校なんです。よく大会の会場にもなってましたし。僕らが現役当時は、それこそ大路監督もインタビューでおっしゃっていましたが、ベスト16ぐらいのチームという印象があります。


当時は県立西宮が本当に波に乗っていて、2年生の時には結局全国ベスト4になった滝川第二(以下:滝二)に負けはしましたが、県大会で3位になり、間違いなく県立西宮(以下:県西)が先に全国に出る可能性が高いと勝手に思いこんでいました。


ただ、僕らの代ぐらいからかな?市立西宮(以下:市西)が強くなってきて、新チーム始まって間もなくの練習試合やったかな?1-4ぐらいでボコボコにされたのを覚えています(間違ってたらゴメン)。


そこから本当に年を追うごとに強くなっていった印象。でもまさか全国には出ないやろうと思っていたら・・・。悔しい!


まぁ、悔しがっていても結果は結果ですし、市西から何かを学べないか。。。と思い、兵庫県大会決勝を見てみると、すごくまとまりのあって良いチームですが、さすがに全国大会で勝ち上がるのは厳しいやろうと思ったのが、正直最初の印象です。初戦は一昨年の全国覇者の山梨学院ですしね。。



とは言っても、決勝から準備期間もありましたし、去年全国優勝した滝二を下し、決勝で伝統校の神戸弘陵にも勝ったことから、メンタリティーや守備の頑張りで、山梨学院戦も「もしかしたら・・・」と思い、西ヶ丘に足を運びました。

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全国初舞台と思えないほどリラックスしてウォーミングアップしていた市西は、「もしかしたら」をより確かにしてくれるような立ち上がりでした。山梨学院相手に怯むことなく、果敢にトライしている姿が本当に逞しかった。


しかし、やはり全国優勝経験者の山梨。徐々に市西のペースにも慣れてきたところからポゼッションで圧倒し、CKからきっちり1点をもぎ取りました。「ああ、これで厳しかな・・・」と思いましたが、失点後の市西が全然崩れなかったので、「1点返したらわからんぞい」と思っていました。


そしたらあのPKですよ。前半終了間際の。これには山梨学院も応えたと思いますよ。


後半はもう市西は「作戦通り」でしたね。「もしかしたら」が当たりました。強豪校相手のお手本のような展開でした。最初から「後半勝負」で考えていたのかもしれませんね。あの状況できっちりと点を決められる選手たちのメンタリティーやスプリントも素晴らしいですが。


試合間際に1点を許したものの、3-2というスコアで山梨学院に勝利!保護者と応援団の席であえて観戦して良かった・・・久し振りに他のチームの試合を見て震えました。


選手も指導者も本当に爽やかでとっても雰囲気が良く、実際に生で見て、すごく透明感のあるチームでした。これは結果残るよ。素直に感じました本当に。


次勝てば国立ですか。ここまで来たら、もう本当に行くところまで行っちゃってほしいですね。兵庫県のレベルアップにもつながりますし、大路さんは「兵庫県の」とおしゃっていましたが、他府県も同じ。公立高校に夢を与えてくれると思います。


特に石神井高校の選手たちには、同じ公立高校、本当に同じような公立高校ですから(何度も対戦し、知り合いもたくさんいるからわかります)、ぜひ試合を生で見て何か感じてほしいと思っています。


長くなりましたが、それぐらい感動しきっております。¡Animo!市西!国立で試合が観戦できることを願っています!

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¡¡Feliz Año Nuevo!! あけましておめでとうございます2012!!


2011年は激動の1年でした。


3月のゼミのヨーロッパ・サッカー研修。現地で見た地震の映像に本当にショックを受けました。


蘇った阪神大震災での自分自身の経験。そして、今回の深い悲しみ。通じて生まれてきた感情を次は形に。


夏過ぎまでは自分自身の状態も良くなく、サッカーでも思ったような指導ができず、モヤモヤした日々を過ごしました。


「とにかく原点に戻る」


と強い覚悟があり、そこから良い方向へ、良い方向へ。8月、9月の日本全国津々浦々、サッカーの旅を通じて、良い時の自分の感覚を取り戻せたのは本当に良かったことであります。


すると、言葉や身体の状態、指導にまで変化が生まれ、すごく充実する毎日のサイクルに“自然に”はまっていきました。


年末には、本当に多くの方から“お誘い”を受け、まためちゃくちゃ良い出会いばかりで・・・何て幸せなのか。これからも開いて開いて、開いていこうって思えました。


ここ数日は、研究室で論文の執筆に追われています。大好きなガキ使も観れていません。


ですが、うちの部のマネージャーが高校サッカー開幕式のプラカードを持ったり、それこそ、サッカーを中心として普段出会えないような人と出会えたり、仲の良い友達と笑えたり、もう言う事なしです。

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そうなんです。すべては、このタイトルにもあるように「行動」から生まれているんですよ。


改めて、改めて、それに気づけた2011年。2012年の目標は、「行動」ならぬ、「更動」。更に、動く、です!やってやりますよ!


不安や焦り?関係なし!前向きに開いて生きていれば、何かが天から降ってきます。


超抽象的な、自己満足なブログもこのへんにして、新年のごあいさつにかえさせていただきたいと思います。


皆さま、2012年も、どうぞよろしくお願いします。


古賀康彦




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今日から一気に寒くなりましたね。石神井は地区選抜との試合でしたが、ベンチコートを着ていたにも拘らず、冷たい風が身体中を突き刺すような感覚でした。


世間はクリスマスやお正月気分でしょうか。


今年は修士論文を書き上げなければならず、楽しみにしていた淡路島(ばあちゃん家)も、地元の友達も、初蹴りも、お預けになりそうです(涙)。


研究室にこもる→サッカーの指導→こもるのリズムは保たれてきましたが、ひどい時は15時間近く研究室にいることもあるので、大学院生らしくなってきました(笑)。


大学院ってあんまりイメージわかないですよね。実際僕も入学までどんな世界かよくわかっていませんでした。高校生にもよく「古賀さんってどんなこと勉強してるんですか?」って聞かれます。


そこで、今日は簡単に大学院の紹介をしたいと思います。


大学院は簡単に言えば、「研究をする場所」です。“研究”とは、“勉強”とはちょっと違います。勉強は与えられたり、自分で得た知識を蓄えたり、そこから理解したりするイメージですよね。


研究は、“問い”や“疑問”が浮かんで、それを“明らかにすること”、というイメージが近いかと思います(※あくまで簡単に書いています)。


“研究”というと、試験管を使って、液体を入れた瞬間にボッ!と爆発という印象が強いでしょうが、僕の場合は、スポーツ心理学を基礎にした研究なので、論文や文献を読んだり、得たデータを分析にかけたり、プレゼンテーションをしたり、理論武装のための材料を用意したり・・・と、地味な作業の連続なのです。


ゲーム分析をする人たちは、サッカーの映像を撮る作業から、映像の切り出し、ソフトを使った解析、統計・・・あらゆることを通して多角的にサッカーに対する自分の疑問を明らかにしていきます。研究には色んなやり方があるわけですよ。


そんな研究室は・・・



暗く、陰湿な雰囲気でもなく・・・


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こんな感じで、広く、明るい空間に、パソコンが設置されていたり


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個人のデスクが与えられたりして、環境としてはすごく良いものです。


もちろん、論文や資料はたくさんあります。

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大きなモニターにサッカーを映してプレゼンやゲーム分析、試合観戦をしたり、こうして仲間と討論して研究の質を高めたりしています。


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『すべてを論理的に説明可能にする作業』は難しいものですが、研究をしていく過程が僕にとって“勉強”になっているので、大変ですが、充実した毎日を送っています。


少しは大学院のイメージが伝わりましたか?特に高校生諸君(笑)。なんとか年内に形にして、年明けに提出できるように、また、サッカーの指導に支障がでないように頑張りたいと思います。