ゲラ・チャンポン

ゲラ・チャンポン

愛知県ではたらくプログラマのアメブロ。 ゲラ(未校正)をチャンポン(混ぜこぜに)してます。
ここから、国政・市政よりも大事なこと=「経済的な生活の本質」をあぶり出せたら面白いですね。

※TB・コメントについて、当ブログでは広く意見を集めるためにすべてを随時公開としております。
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2016年7月13日、小牧市役所・東庁舎5F大会議室で「第7回新小牧市立図書館建設審議会」が開催されました。


このブログ記事は、その傍聴記録・議事メモとなります。





今回初めて本審議会を傍聴し大変有意義であったと同時に、


実際に審議会で繰り広げられた議論の内容には、個人的に意見をしたくなるような場面もありました。





しかしながら、この議論においてはやはり審議会を尊重すべきと考え、ここに個人的な意見を書くことはいたしません。





注意


・今回の審議会ページは以下です。(2016/7/13現在は当日配布資料は公開されていません)


http://www.city.komaki.aichi.jp/shingikai/kaisai/016874.html







・正式な議事録は後日上記ページに公開されます。このブログ記事の内容はあくまでもメモであり、正確な内容を保証致しません。


 あしからずご了承ください。





・当日配布資料は、前回のものと重なるものがあります。以下も参考にして下さい。


http://www.city.komaki.aichi.jp/shingikai/kaisai/016786.html







・審議委員の名前は以下を参考にしてください。このブログ記事の後半では各委員の建設場所の見解も掲載します。


http://www.city.komaki.aichi.jp/shogaigakushu/library/010859.html










では、以下議事メモです。











第7回新小牧市立図書館建設審議会





1.開会


(あいさつ省略)


・資料説明


・第7章の議論の前で、ラピオビルのテナント撤退と経営方針について説明する


・欠席:稲垣さん、郷治さん








2.議事





(1)振り返り





○第4章 新図書館建設の基本方針について


基本方針


2.市民の様々な活動を支援する資料と情報が豊富な図書館


・「利用登録要件の拡大」を追加





5.質の高いサービスを提供できる組織体制が整備された図書館


・「図書館職員の専門的力量を高める研修体系を構築する」を追加





6.市民参画の機会と場を提供する図書館


・「読み聞かせなどの図書館ボランティアが活動する場を確保します。


また、多くの市民が、図書館でのそれぞれの活動を通して、自己実現が図れる機会と場を提供します。」を追加





内野会長


・以上のように修正した。


・これが最終決定ではない。





鈴木さん


・目の見えない人の意見…エレベーターに音声案内欲しい





奥村さん


・市民参画…図書館ボランティアに限定されてしまっているのでは


 全般的なボランティアの支援を





水野さん


・前回、リファレンス事例が欲しかったがなかった、とのことだったが


 図書館ホームページを見るとそういう事例があった


 子どもたちからの質問…まほうを使えるようになるにはなど


・小中学校と協力して情報リテラシー教育の助けになれば





渡辺さん


・リファレンス…どう対応したかの記述があれば


・建物の苦情など政治的課題ばかりだった





山田館長(事務局)


・窓口への苦情対応と理解していた


・取り違えていたものを提示していた





渡辺さん


・他の図書館ではリファレンス対応を公表している


・前回滋賀県近江図書館の事例を挙げた





内野会長


・リファレンス対応は膨大な質問から絞られたもの


・何を提示するか蓄積するかは小牧の課題





渡辺さん


・岐阜や多治見の図書館では、問い合わせがかわいい紙に書いて貼り出してある


・こうした対応は業務委託では難しいのでは





水野さん


・ボランティアでは子どもたちからの声聞いている











○第6章 新図書館の資料収集目標


1.蔵書計画


・60万冊から割合で按分した冊数に訂正





5.選書・除籍


・「基準は図書館協議会の意見を聞いて、定期的に見直す」と訂正


・「選書においては、出版文化を守ることを矜持とし、出版数や貸出数に関わらず、良書を選定し市民に提供します」を追加








山田館長(事務局)


・前回…「除籍を第三者がチェックしたほうがよいのでは」との意見があった


・専門性高い分野なので、そういったチェックは避けたい


・除籍基準を都度見直すようにする





唐松さん


・選書についての記述が細かすぎるのでは





渡辺さん


・新聞の区分けはどんなもの?


・地域館と中央館でどんな違いがあるのか?





山田館長(事務局)


・主に地域館には一般紙


・中央館には専門紙も置く





渡辺さん


・図書館には政党紙があるもの、と考えていたが置いてない


・他の市にも置いていないところがある





山田館長(事務局)


・政党一つだけを置くわけにいかないので、すべて置くか置かないか





渡辺さん


・他の市でも私が見たところ、公明新聞と赤旗しかなかった





内野会長


・検討は必要だがここでは詳細まで決めることはしないこととしたい





成瀬委員


・良書とはなんのことか?





山田館長(事務局)


・ベストセラーなど人気だけでなく専門性必要性を勘案したもの





成瀬委員


・スーパー、コンビニは欲しいものがある、そういった利便性により趨勢を極めている


・図書館はビジネスではないが、利用者のニーズを把握して選書するべき


・コストのかからない(選書の)システムを検討いただきたい





山田館長(事務局)


・貴重な意見をいただいたので、市民や委員からもアドバイスいただいて検討したい





内野会長


・貸出冊数の目標…一人年間10冊は全国的に高いレベル





水野さん


・選書はTRCに任せているのですか?





内野会長


・TRCに選書を任せている例はない


・他の図書館ではTRCからベル便(「新刊急行ベル」ともいう)として提示される


・そこから図書館が選書をしている





山田館長(事務局)


・小牧の例では、本は我々が注文してTRCから納品してもらっている


・選書にTRCが関わることはない





浦部さん


・良書というのは難しい表現


・良書があれば悪書も?





横山さん


・選書と要望を照らし合わせた、成果数を明確に出すのは難しい





森澤さん


・貸出せる冊数が少ないのでは


・ポストなどでのリクエスト充実を





渡辺さん


・H26、27年の減冊が多い理由は?





山田館長(事務局)


・除籍基準もあるが、20年以上保管しているものなど一斉に除籍したため





渡辺さん


・H22年から図書購入費減っているが何故か





山田館長(事務局)


・市の財政から減っている





内野会長


・全国の図書館でも減っている状況がある。





渡辺さん


・購入費が減れば買えないものもあるのでは





山田館長(事務局)


・委員の発言通りです











(2)新図書館の建設計画について


○第7章 新図書館の建設計画





鵜飼室長(事務局)


・ラピオビル


・ファニチャードームが12月末で閉店となる


・ラピオ管理会社の小牧都市開発(株)取締役会で以下の経営方針が示された。


 他の商業ビルと差別化を図るべき


 再開発はコンセプトを明確にして取り組む


・ラピオビルの施設コンセプトを「子ども・子育て」とする





<以上の経営方針に対する市の考え方>


・施設コンセプトは理解できる


・ラピオが街の賑わいの核となることが重要


・単に、空き床を埋めるためだけに公共施設を導入することはない


・子どもを預けられる場所や市民活動センターなどを置くのはどうかの意見も来ている








内野会長


・第7章は長いため、残り1時間、今日は計画地についての集中審議としたい








各委員の建設場所の見解




浦部さん


◎交通利便性など考えれば駅前がよい


・しかし、えほん図書館と近接している


・新図書館とえほん図書館は一つになるべき





伊藤さん


◎現在地かA街区どちらかにしろとなれば、A街区であろうと


・見学してきた一宮、岐阜図書館はサロン的なものが多かった


・図書館は品性を持ったものであって欲しい





唐松さん


◎A街区


・えほん図書館の件に関連して、市の研修施設なども一体化を考える





猪口さん


◎ラピオの可能性が高いのでは


・ラピオで相乗効果も生めると思うがいかがか





奥村さん


◎現在地


・図書館からの小牧山の景色が素晴らしい


・ここに小牧市の文化施設をここに集約して欲しい


・交通の便は考慮してほしい





原さん


・現在の図書館の課題をクリアしたあとどこに作るか考えるべき


・ラピオ天井の高さ2.8m、岐阜や一宮の天井の高さを見て感じた、図書館の天井は高くあるべき


 このため、ラピオはない


◎現在地のロケーションは小牧にとって素晴らしい


◎利便性で言えば駅前


 難しいところ





松田


・駅前、図書館で活性化ができるのか


・子育てという点からテナントとして入れることも一考


◎現在地であれば交通網の再整備が可能になる





柳さん


◎A街区


・駅前利便性よい


・例えば今の場所では小牧中は近いが他の中学校だったら遠い


・地域の子達にも現在地に図書館があることを知らなかった


・ラピオのコンセプトが「子育て」であれば、えほん図書館はあってほしい





水野さん


・えほん図書館は子どもが伸び伸びできる場所


・他の自治体からも見学が来るほど、ここはなくしたくない


◎A街区





鈴木さん


・本を選ぶとき、子どもたちの声などが聞こえると難しい


◎子どもでない大人の図書館がA街区にできてほしい





渡辺さん


・いろんな意見がある


◎市民の声をもっと聞くことをやるべき


・考える会でシール投票をやってきたが、市として助けてほしい


・今日唐突に「さあどこだ」と決めるべきではない





森澤さん


◎A街区


・生涯学習センターとともに集約すべき


・ベビーカーなどでラピオと往き来できるようにしてほしい





堀井さん


◎A街区


・現在地のロケーションは大事。


・それと同じくらい多くの人に利用してもらうことが大事





林さん


◎A街区


・えほん図書館は今もいい形で利用されている


・ラピオはあさひホールで行事があると地下駐車場がいっぱいになってしまう。





秦野さん


◎駅前A街区


・ラピオとA街区の関係性を考慮したものに


・利用しやすい、ワクワクドキドキ感を持てるものであれば





成瀬さん


◎A街区


・小牧市の長年の課題


・そういった課題を解決する複合施設として考える





横山さん


◎A街区


市民協働、公民連携が重要





瀬口さん


◎A街区


・専門は都市計画


・各都市の施設が今郊外に行っている、それは都心に土地がないから


・普通に考えれば駅前


・現在地に文化の施設も素晴らしい、30年前なら支持したいが、高齢化社会に置いては利便性が必要なのでは





内野会長


・場所の前に図書館として市民が何を求めているのか、として議論を進めてきた


・今ここで決めるわけではない


・意見が異なっていて当然





渡辺さん


・地域の活性化と言われている


・それは市民ありきでなければできないのでは


・市民の意見を聞いた上で議論をすべき





内野会長


・再度市民の意見を聞いた上でないと議論ができないということですか





成瀬さん


・この審議会は市民の声を聞くために開かれたもの


・審議会を侮辱するということですか


・ここまで審議会を進めてきたのに、ここにきて審議会に反するような意見をするとはどういうことですか





渡辺さん


・皆さんの意見、また多くの市民の声を聞いた結果ここに集まってきている、そこにさらに市民の声を聞いて検討すべきではと言うこと





内野会長


・市民の声を無視してきたつもりはない


・そういった意見はどうかと思う





大野部長


・住民投票がありました、またいろんな意見を聞いてきた結果今の状況がある





渡辺さん


・シール投票の結果、4回やって1位はA街区ではなかった


・他にもいろいろな意見があるのでは


・藤島地区からは駅前は遠いという意見も


・100%の意見はない





伊藤さん


・それは次回資料として提供されたらよい


・ここで一部だけのアンケートを提示されるのは違う


・参考意見ということでよろしいでしょうか





渡辺さん


・ですから市民全員のアンケートをいただきたい





伊藤さん


・今出たアンケートは慎重に扱うべき


・片寄った調査である可能性もある


・市民全員のアンケートについても審議会の議論を崩しかねない





内野会長


・今いただいた意見も含めて今後慎重に議論していきたい











以上です。








今後も闊達な議論が行われることを願っております。














3月6日(日)小牧市東部市民センターで「小牧の図書館を考える会」主催(小牧市・小牧市教育委員会 後援)の講演会が開催されました。




http://aoiumitosora7.hatenablog.com/entry/2016/02/02/190840













講師は、元・鳥取県知事で、民主党政権時の総務大臣も務められた片山善博さん(現・慶応義塾大学法学部教授)です。









『図書館』から地方自治を考える













講演に前後して、考える会からの報告がありましたが、




その中でニュースとして、




「考える会」の渡辺共同代表に対して2月25日に市より連絡があり、4月から開催される「新小牧市立図書館建設審議会」の審議委員就任が決まったそうです。









また、「考える会」の態度として、直営の図書館経営を求めていくことが示されました。









新小牧市立図書館建設審議会




http://www.city.komaki.aichi.jp/shingikai/boshu/015786.html













今後の審議を見守りたいと思います。



















では、以下に片山さんの講演内容を掛け値なく伝えるため、箇条書きさせていただきます。









勉強









講演 「『図書館』から地方自治を考える」




片山善博 慶應義塾大学 法学部政治学科教授




2016/3/6(日) 愛知県・小牧市東部市民センター於









○あいさつ









生まれて初めて小牧に来た。




小牧市立図書館の問題は、地方自治の事例として注目している。




今日はよろこんで来た。




私は地方自治がライフワーク。




自治省出身、鳥取県知事、現在は慶應義塾大学法学部政治学科で地方自治について教えている。














○地方自治とは何か ~地域のことは地域の住民が責任を持って決める仕組み









小牧の問題は、地方自治の一つの不具合によるものである。




住民投票に至ること…これは大変なこと。なかなかできることではない。




解決に向けた、非日常的な方法といえる。




埼玉県所沢市では、学校でエアコンを付けることについて投票まで至った。




原因は、議会の機能不全といえる。









「地方自治とは」地域のことは地域住民で決める仕組み




⇒自分でできないこと、共同でやったほうがいいこと。




 これを自治体でやる。(補完性の原理)




 









○自治体行政における図書館 ~図書館のミッションは何か




本を集めることは自分自身でもできる。




しかし、個人で行うことには限界がある。




とはいえ、市が莫大な費用を使って図書館を経営することはできない。




市<県<国 順番にできることをする。









図書館とは…「万人のための知的自立のための施設」




無料貸本屋だけではない。




例えば…




・闘病記文庫




 →医学書もあれば、体験記(治った人、治らなかった人)も




・知的欲求を満たす、悩みを解決する(役割)









鳥取県庁は以前から資料室がなかった。




⇒資料も国からもらったものを使っていたり、それがそのまま政策になっていたりした。




これでは県の課題が見えなくなる。




・当時の状況




 例えば「農政プラン」自給率の分析から入る。




 地域で作らないような作物の表示「みかん 0%」




 現実性ない資料を使っていた。




・対策




 県庁に小さい図書室つくった。




 司書に常駐してもらい、図書館リファレンスをしてもらった。









議会においては




議会図書室…議員の知的自立を促すためのもの。




議案について執行部から説明あるが、本当は議会が裏を取らないといけない。









司書が常駐し人的機能の備わった図書館であってほしい。









地域の知的遺産を保管・整理することも重要。




方言を音声情報として残しているところもある。









鳥取県では、教育委員会も図書館を重要視してくれなかった




委員のほとんどが教員あがりで、図書館は端牌扱い。




知事就任後の働きかけにより、鳥取県立図書館は 2006年Library of the Year をいただいた。














○自治体予算と図書館 ~民主政治に欠かせない情報共有




指定管理は条例で制定されるが、予算が基本となっている。




住民がわかっているかどうか、住民が責任を持てるかどうか。




予算が決まるまでに情報を共有できているか。




 




宮崎県の図書館議論…




知事が図書購入費予算3割削られたこと知らなかった。




議会も認識なかった




知らないまま進められてしまった









「決まってないから言えない」




一日たって




「決まったから意見できない」状況だった














○自治体の行政改革と図書館 ~真の改革とは何か




鳥取県…予算要求の時点でHP公開。




コピー機、一台随意契約から、複数台複数年契約に改善できた。




治者と被治者の同質性(常に入れ替わる)が行政。




密室でつくったものが最後まで通ってしまう状況が多い。




情報公開の重要性。














○教育委員会と図書館 ~教育委員会における図書館の位置づけ




教育に関する予算・条例たてる場合、5人の教育委員会委員に聞かなければならない。




教育委員に責任感薄い人が多い。




責任を持てなければやるべきではない。









小牧の指定管理…教育委員会でどんな議論をしたのか。




委員に、教育に対する情熱があるのか、時間の都合があるのか。




商工会議所の人はどう考えているのか。














○地方議会と図書館 ~議会は市民に開かれているか




議会は決定機関である。




いろんな意見をちゃんと聞いてから決める。




裁判所を見習ってはどうか。




日本では首長などを批判することが中心になっている。




アメリカでは議場で意見を聞いている。









勉強









以上記録まで。









最後にカンパでひとひら入れさせていただきました。




今後の活動に期待したいと思います。












片山善博の自治体自立塾/片山 善博












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発展する地域 衰退する地域: 地域が自立するための経済学 (ちくま学芸文庫)/ジェイン ジェイコブズ












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(※10/3 22:30 初稿掲載。10/18に改題。)

愛知県小牧市で長年懸案となってきた、新図書館建設に関する住民投票「現在の新図書館建設計画に関する住民投票」が、10月4日小牧市議会議員一般選挙と同時に行われます。

小牧市公式ホームページ | 新図書館の建設
http://www.city.komaki.aichi.jp/shogaigakushu/library/010859.html

これは、2007年度から基本構想がつくられたもので、実に8年の歳月がすでに費やされています。要望は10年以上前からあったと考えてよいでしょう。

その間には、2008年のリーマン・ショック、2011年の東日本大震災があり、景気の停滞が図書館問題を放置する結果になっていたと言えます。

この状況に、昨年4月小牧市から、ある方針が示されました。それは新図書館の管理運営を「民間企業へ指定管理者として任せる」、というものでした。

当時話題になっていた佐賀県武雄市の「武雄市図書館」を念頭に置いたものであろうことは、否応なしに想像できます。

その後、話はとんとん拍子に進み、8月に建設アドバイザリー業務受託者を「CCC・TRC共同事業体」に決定。12月には、設計業務受託者を「株式会社日建設計 名古屋オフィス」に決定しました。
当時の記事

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ここで、CCCとは、「カルチュア・コンビニエンス・クラブ株式会社」のことです。
全国でレンタル複合チェーン店「TSUTAYA」や東京・神奈川・大阪などで「蔦屋書店」「蔦屋家電」などを展開するほか、コンビニなどを巻き込んだ店舗向けのポイントサービス「Tポイントカード」を運営している企業です。

TRCとは、「株式会社図書館流通センター」のことです。
公立図書館の業務受託者としては先駆け的な企業であり、すでに全国約200カ所で業務委託を請け負っています。小牧市立図書館も現在TRCに業務を委託しています。
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こうして、ようやく図書館問題は解決に向けて動き出したはずでした。
しかし、先述のCCCが単独で手掛けた「武雄市図書館」や、CCC・TRCが初めて手掛けた「海老名市立図書館」などで問題が噴出し、
(※これについては以下がまとまっています。
 #小牧市 新図書館の住民投票について #公設ツタヤ問題 | 海馬への境界線
 https://todotan.com/blog/?p=34381
また、試算された建設費42億円が巨額だと言う批判があり、今回の住民投票に至ったという訳です。


ここで私たちは、いま一度立ち止まって考えてみる必要があります。
図書館を移転新築する目的はなんだったのか。

それは、「現在の図書館が老朽化し、また15万人都市としては手狭になってきたこと、それによる市民サービスの低下」などの問題を解決することです。

それを知るには、実際に現在の小牧市立図書館を訪れてみる必要があります。
小牧市立図書館(1969年開館、設計:象設計集団)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B0%8F%E7%89%A7%E5%B8%82%E7%AB%8B%E5%9B%B3%E6%9B%B8%E9%A4%A8

この建物はデザイン的に奇抜である一方、実に使いにくい設計となっています。
メインフロアは2Fで、入口は地面から階段を上っていきます。
この構造のため、1Fは閉架ですが地下のような暗さとなっており、外からは絵本が物置きに雑然と置かれているように見えます。

2Fのフロアに入ると図書館スタッフのお兄さんが「こんにちは!」と元気な声で挨拶をしてくれました。こんな素敵な図書館が他にあるでしょうか。とても微笑ましい瞬間でした。

しかし、本棚を見ると、棚が狭いためか書籍が縦横関係なく置かれ、棚自体も小学校にあるような低さで大人は腰を屈めて本を探さなければなりません。

分類は当然「日本十進分類法(NDC分類)」で行われていますが、棚が少ないため、「0.総記」のところに「007.情報科学」の書籍がドーンと置かれています。

書棚から振り返ると、経済新聞・業界新聞が縦のボックスに丸めたまま立てて置かれていました。主要4紙や地元の中日新聞は閲覧台に置かれていますが、最近勝手に切り抜いていく人がいるそうです。
ちょうど業務カウンターから死角になる場所であり、非常識な人を制することができない環境となっています。

3Fは郷土資料室になっていますが、
ここにようやく読書机・勉強机があり、昔から変わらずここは子どもたちの勉強部屋になっています。
しかし、郷土資料や辞典・図鑑などの調べ物にくる大人たちも多く、子どもたちはまわりを伺いながら勉強している状態です。社会人専用の席も一席ありましたが、まったく不十分です。

事務室も古く、なんだか昔の児童館や小牧市役所を思い出し、「便所」から漂う匂いが懐かしさだけを醸し出しています。

ひび割れた階段を下りていくと、中年のご夫婦が会話されていました。
「明日投票だけど、どうなるかねえ」
「だって、ツタヤが来なきゃ、建て替えられないんでしょ?」
こんな声も聞かれました。

ごめんなさい。そうじゃない、そうじゃないんだけど、
だけど、そうでなければ、この計画がここまで来たかどうか。

矛盾を抱えています。

それでも、やはり、現状を見ればわかります。

今すぐにでも新築すべき。
3年後なんて、待っていられない。


明日の住民投票は賛成に投じました。(期日前で)
ZIP-FM ジェイムス・ヘイブンスさんの広告代理店業務に関しての記事

「ラジオDJの広告代理店兼業は不公平!?」 でも取り上げましたが、

広告業界というところは本当に理解しがたい商習慣を持っています。

2005年11月、公正取引委員会が「広告業界の取引実態に関する調査報告書」

つまり「広告屋ってホントはどんな商売してるんだい?レポート」を発表し、

広告関連のいろいろなブログ、専門紙などで話題になりました。



公正取引委員会ホームページ

 ・事務総長定例会見記録

(※以下、PDFファイルです。)

広告取引実態  


広告業界の取引実態に関する調査報告書(概要)  

報告書本体  

参考資料  



やっぱりね、というような実態ばかりですが(笑)、ハッキリさせていきましょうか。

細かいところを読む必要はないので、結果を中心として、

概要をざっと読んでいきましょう。




まず、調査の目的が、


・テレビ及び新聞などの広告取引において、

有力な広告会社に取引が集中する構造、取引慣行の実態を明らかにし、

競争政策上の考え方を提示すること。


・インターネット広告に関する実態を把握すること。


という2点からなっています。

つまり、事前にある程度の結論は想定していたわけです。オモシロそうですねぇ


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■広告業界の構造


・市場規模 日本の総広告費:5兆8571億円(H16年)

そのうちテレビが34.9%、新聞18%、ネット3.1%。

ネットは対前年比53.3%増で、いまやラジオを抜いています。


・取引の流れ 

媒体社(メディア)-広告会社-広告主 という広告媒体取引において、

メディアが広告会社へ報酬を支払う コミッション方式 が中心。

つまり、広告会社が媒体枠をメディアから買い取り、広告主へ販売し料金を得る。メディアは

報酬(コミッション)として媒体枠料金の一部を広告会社に返還する、ということ。


・広告会社(広告代理店)の市場構造

有力な広告会社(大手代理店)と、中小規模の広告会社に二極化している状況。

上位3社(電通・博報堂DY・アサツーDK)が総広告費、テレビ・新聞広告費のほとんどを占める。

3社の合計シェアは増加傾向にある。

→ ふんふん、ってうなずいてるだけじゃダメです。なぜか?なぜ3社がそれを占めることができるのか。

純粋な営業力や制作力だけであるはずがありません。



■広告業界の取引慣行


・番組CM取引への参入

番組CMは宣伝効果が高いといわれているが、以下の理由により、

広告会社の番組CM取引への新規参入が非常に困難。


①電通をはじめとする有力な広告会社がCM枠の大部分を確保している。


②既存の広告主が優先される原則が存在している。このため、広告主の入れ替わるCM枠が、

一部のCM枠に限定される。


テレビ局による情報開示が少ない。

テレビ局によるCM枠に関する情報開示が少なく、

CM枠取引では、広告会社による広告主に対するセールスが、「相対的な見込み」で行われている。

このため、中小規模の広告会社はいっそう取引の機会(情報)を得る可能性が少なくなる。

→ さらに言えば、広告営業の現場には全くといっていいほどそういった情報は降りてきません。

情報のないものを営業して、ポンと売れるはずがありませんよね。

広告主には、資料を用意して十分に説明して、

納得してもらってやっとGOサインが出るんですから。


・スポットCMにおける広告会社の報酬

報酬は広告会社によって差が設けられており、スポットCMにおいて放送局別にみた

報酬格差は最大20%という結果に。
→ 有力な広告会社に比べ、最低限の基本報酬しか得ることができない中小規模の

広告会社は価格競争において不利。

※ただでさえ小さい会社で資金もないのに、報酬まで大手より少ない。


・取引の書面化の状況

口頭による取引が少なくなく、メディア
広告会社及び広告主などの広告取引の

当事者に適切な情報が与えられなくなり、市場メカニズムが働きにくい状況。
広告会社はテレビ局に対しては契約書を締結していることが多いのに、お客である

広告主に対してほとんど契約書を締結していない。

→ これが僕個人でも納得のいかなかったところです。契約はほとんど口約束です。

一筆書いてもらったり、簡単な書式で作ったりすることはありますが、正式な契約書と

いうものはほとんどありません。トラブルになったらどうするのか。

広告実施後だったら、とにかく取り立てに行くしかありません。

ほとんどヤミ金融とおんなじデス。


・広告主の広告効果の評価・コスト意識

広告の効果やコストに関する広告主の意識は必ずしも高くない。

広告主ごとに広告費に差があり、その差は約2倍に及ぶ。

なのに、他の広告主が支払うCM料金はまったく知らないという状況がある。



■インターネット広告取引

取引慣行の不透明性ついては、現在のところ認められない。

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え?え?え!??

インターネット広告については、たった一行かよ!!!!!!!



その影響度から公共性を主張するテレビ・新聞が、

一部の広告会社におんぶに抱っこで正気な商売をしていない!という現状。

対して、インターネット広告界は、

まだ取引が始まって日が浅いせいもあってか、クリーン。



テレビ・新聞はまず広告についての取引慣行を正すべきです!

このままでは、既存のメディアは本当に信頼を失いますよ!



実は、この調査結果はまだいい方だったりします。

一昔前だったらもっとひどいものになっていたんじゃないでしょうか。

ネットやフリーペーパーが台頭してメディアが分散し、

中小の代理店も自力で努力してきたからここまでの結果になったんです。

でも、大手の代理店は自浄努力の成果とでもおっしゃるんでしょうかね。

とんでもないですね。



これを今から改善するにはどうすればいいのか。

まず、

メディアは媒体価格や枠情報をWebや電話などで常時確認できるようにし、

規定を定めオープンに公開する。

代理店は市場原理のもと、アイデアやサービスで競争することを前提に、

正規の価格で取引できるよう努力する。

以上を推進していくしかないでしょう。



皆さんはこの報告書を読んで、どう思いますか?
<2005年8月20日版の記事を一部改訂しました。>

郵政民営化法案の参議院での否決を受けて、
小泉内閣が衆議院解散、9/11投票で総選挙を行うことになりました。


郵政


その重要性はともかく、争点になっている郵政について、
改めてその歴史から紐解いてみましょう。


明治4(1871)年、政府官僚だった前島密が東京~京都~大阪間で郵便事業を開始します。
明治維新後、わずか4年で全国への郵便ネットワークを仕掛ける足がかりとなった仕組みが、「特定郵便局」です。
戦国時代の「地侍」「地方豪族」に由来する地方の名主・庄屋の協力を得て、その屋敷の一角に郵便局を置いたことが

始まりだそうです。
明治8(1875)年、郵便貯金を開始。
大正5(1916)年、簡易保険を開始。
こうして、現在まで続く世界最大の金融システムの一端がつくられました。



特定郵便局」は現在全国で約19,000局あり、そのほとんどが現在も世襲制度で続いているんだそうです。
その集まり、「全国特定郵便局長会」は、小泉政権誕生まで実質、「自民党の集票マシン」として機能していました。
政治家と郵政官僚の持たれ合い・癒着の構造を維持するため、こうした関係が続けられていたわけです。



特定

また特に問題視されているのは、国民の預けた郵便貯金がどう使われているのかということ。
郵貯や簡保で得たお金は一度、財務省資金運用部に集められ、財政投融資として地方自治体、特殊法人はたまた国債として投下されてきたようです。
郵貯と簡保をあわせた約350兆円ものお金が、国の一般予算とは別に特別会計(特殊法人会計)として、全国で不良

債権化しているということです。
それでも、平成13年度から制度が変更され、特殊法人には「財投債」として広く民間からお金が集まるように変わってきています。
しかし、結局国の借金である国債の大口の引き受け先となっています。その借金の肩代わりにまた税金が使われてきた、そういったシステムが蔓延って来たということです。



もちろん特殊法人にも問題はあったでしょう。
そういったお金をジャブジャブ使って、談合で公共事業を進めていたのですから。
その問題の中心である道路公団改革がうまくいかなかったということも、「今すぐの郵政民営化」に抵抗が出る理由のようです。
「(郵政より)もっと大事なこと(ここでは特殊法人改革)があるのではないか」と。
しかし、正直なところ「道路公団改革」と言われてもピンと来ません。
それよりも、国民に身近な「郵便貯金がどう使われているか」ということのほうが大切だと感じられます。
特定郵便局の問題もそうです。
国営ではなく「官営」で、日本銀行も関与できない世界最大の金融機関が、江戸の昔から続き、GHQも手を入れることのなかった、まさに「聖域」として存在してきたということが問題視されているんです。
これを民営化すれば、財政投融資の振り向け先はいくらでも考えられるようになります。


今、民営化反対派が懸念しているのは、これが経営者によっては外資に向くこともあるのではないかということです。このあたりの議論が尽くされていないという状況がものすごく心配です。
反対派の代表である民主党も国民新党も、この点にはあまり突っ込んだ話をしていません。何故でしょうか。
小泉政権の批判ばかりです。それは様々な利権が複雑に絡み合っているからでしょう。
強いものが勝つという社会を批判するなら、その類例を挙げてください。
そんなもの今の社会にはいくらでもあります。


しかし、民営化で今よりもっと様々な可能性が開くと言うことは確かに言えます。
だからこそ、「郵政民営化ができなければどんな改革もできない」と小泉首相が言っているというわけです。



郵政がこれまで強固に守られてきたのは、確かにこのシステムが優れていたからです。
例え、これがねずみ講的だと言えようとも、皆がそれを歓迎してきたわけです。
それほど強固なシステム、そして郵便ネットワークがここまでこの国を作ってきたのでしょう。
全国どこでも誰でも利用できるユニバーサルサービスと言われています。
ならば、その利点を、その素晴らしさを、反対派の人たちはつばを飛ばして訴えるべきです。
なんでそれがなくなる時の危険ばかりをグダグダと言うんですか。


日本人はシステムやネットワークの育成に優れた国民性を持っています。
現在のインターネットのブロードバンド環境や、コンビニの流通システムは世界随一のものです。
すでに郵便局にも劣らない確かで強固、適切なネットワーク、システムが全国隅々にまで構築されています。
郵便に始まり、全国に広がった日本の通信システムは、携帯電話の急速な普及で世界一のものになっているんです。
郵便局が鉱脈を掘り出した、通信と金融サービスを融合する分野には、
現在、ヤフー(ソフトバンク)、楽天、ライブドアといったインターネット財閥が進出し始めています。
であるならば、こういった分野にもっとビジネスチャンスを開くべきです。
そして日本企業が束になって、外資を駆逐するほどjの競争力を作り出せばいいだけのことです。


民営化になったら「山の郵便局がなくなる」とか言う人がいますが、それは全く現実を見ていない人の言うことです。
地域にはそれぞれの特色があり、それぞれのマーケティング手法が考えられます。
システムさえ残っていれば、都会でも地方でも、その土地その土地にあった運営方法が可能です。
顧客を大切にする環境も生まれるでしょう。
であれば、例えば田舎では民間福祉のアクセスポイントとして利用すると言う考え方も出てくるわけです。
過疎の地だから切り捨てられるとか、もってのほかで、どうしようもない被害妄想です。


日本経済は地方ありきでここまで来ました。現在もそれは変わりません。まして、今後高齢化社会になっていくのに地方を切り捨てていくならば、多くの人々は都会で寂しく死んでいくばかりでしょう。
それなりに財を築けたなら地方に返し、経済をバックアップしていくべきなのです。
それだけの環境が今の日本にはあります。
短絡的な利益誘導では、地方経済に先はありません。
地方経済のために、郵便ネットワークをより生かしていく方法を探るべきなんです。



ポスト

旧態依然の政官の癒着とか、特定の業界や宗教団体など利権団体との関わりとか、
そういった見えにくい社会構造を持ったまま、この国は続いていくんでしょうか。
郵政民営化が、「政官封建主義」から「自由資本主義」へ脱皮するための突破口になることは間違いありません。
要は、これをヨシとするのか、ナシとするのか、ただそれだけのこと。
この議論が日本の社会構造を明白にし、今後の行方を見通すことを期待します。


その意味では今回広島6区に、郵政民営化賛成派にとっては最適な(「刺客」ではなくて)論客を迎えたと言っていいで

しょう。迎え撃つ反対派は、これまでの政治活動について本当のことをしゃべり、それがどれだけ大事なことだったのか訴えるべ

きなのです。


参考・ 全国特定郵便局長会の闇・民営化で何が変わるか?
     郵政民営化とは、郵政ロックフェラー化の事だったんです。小泉の構造改革とは、日本をユダヤ資本に売り渡すことだったんです。
     郵政民営化議論ここがポイント! - [よくわかる政治]All About
     郵便の歴史
     特定郵便局とは?



link: 無風 | 堀江貴文ブログ

for your brand

iMedia Connection: Is Second Life Right for Your Brand?



話題のオンライン仮想世界「セカンドライフ」。
大手の広告主が相次いで、プロモーションのためのスペースを設けていますが、
この記事では、そういった広告主に対して、
「仮想スペースに進出する前に確認すべきこと」を6つの質問として挙げています。



>>
1. Can the brand commit to Second Life for the long haul?

<<
一、そのブランドは長期間、Second Lifeに居続けることができますか?

つまり、リアルの店舗と同様に継続するよう努力できるか、ということのようです。


>>
2. How can the brand demonstrate relevance to both Second Life and life in the real world?
<<
二、そのブランドがSecond Lifeとリアル世界での生活の両方に関連することを、どのように説明できますか?

つまり、Second Life内で求められるものとリアル世界で求められるものの関連性を理解しているかということ。アバターは病気になったり死んだりすることはないので、薬や生保、葬儀屋などだと関連性が薄くなるという指摘です。


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3. How are you going to measure success?
<<
三、どのように効果を測定するつもりですか?
オンラインでの売り上げか、自社ウェブサイトに誘導した結果か、それともリアル店舗への誘導結果か。はたまた、Second Lifeの住人によるマーケットへのフィードバックか。であれば、その目標は?測定の基準は?インフラは?

今一度確認が必要です。


>>
4.
How are competitors faring?
<<

四、競合はどのように取り組んでいますか?
競合相手が、Second Lifeに一番最初に出店したあなたを出し抜こうとしているかどうか、「よく観察する」ということでしょう。


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5. Is the brand prepared to deal with its detractors in virtual worlds?
<<
五、そのブランドは、仮想世界で中傷する人々への対応を準備していますか?
Second Lifeの中には、商業的行為を問題視する人もいます。広告されるブランドのファンでない人もいて、リアル世界よりも酷く混乱を招こうと攻撃する人がいるようです。
そういった人々に対する準備も必要です。


>>
6.
What realspace advantage will you gain from a campaign in Second Life?
<<

六、Second Life内でのキャンペーンで実世界にとってのどんな利益を獲得しようとしますか?
「露出」だけが目的であれば考え直す必要があるようです。より深いレベルでの相互作用を目指しているこの世界では、「露出」だけでは飛躍できません。



ついに始まったSecond Life日本語版ですが、
新しい広告主は今後も仮想空間内に進出しようとするのでしょうか。


Second Life あなたの世界。 あなたの想像力。

セカンドライフ・ナビ
Second Life 情報まとめ

390万人の「仮想空間」上陸 セカンドライフ、4月にも日本語版
広告業界に激震!! セカンドライフに支社設立ラッシュ

国内事例続々

セカンドライフへの広告業界の盛り上がりに疑問

Second Life日記 4 「mixi」
Second Life“不”人気、7つの理由

「セカンドライフ不人気7つの理由」を読み解く

ベクトル、Second Life内にPRセンター設立--企業の情報発信を支援

その企業はSecond Lifeに相応しいかを問う「6つの質問」


Second Life日本語版、ついに登場--メニュー日本語化で使いやすく

Second Life日本語版、ようやく公開

Second Life参入支援に注力するトランスコスモス

セカンドライフの将来は? 【クマガイコム】

笑えて、泣ける。



あれから


左: ザンギエフ、右: ダルシム


以下、字幕.inで見る動画です。

Street Fighter: The Later Years ep1

Street Fighter: The Later Years ep2

Street Fighter: The Later Years ep3


日本語版のみのネタもあって、より楽しめます。



字幕.inってこんな楽しみ方もあるんだなー。

字幕.in

「ネットは遊び場」――「字幕.in」を1人で作る25歳・無職

×ATTENTION×

この記事は、こちら を参考にしたネタ記事です。

Sorry, This report is a parody article modeled after [ here ].



Home

Is "PlayStation Home" Right for Your Brand?



PS3 のPLAYSTATION®Network 上で展開される予定のオンライン仮想コミュニティ「Home」。
大手の広告主が相次いで、プロモーションのためのスペースを設けると思いますが、
この記事では、そういった広告主に対して、
「仮想スペースに進出する前に確認すべきこと」を6つの質問として挙げています。



>>
1. Can the brand commit to "Home" for the long haul?

<<
一、そのブランドは長期間、"Home"にコミットすることができますか?

つまり、これまでと同様にプレイステーションが人気を集めることができるかどうか、ということのようです。


>>
2. How can the brand demonstrate relevance to both "Home" and life in the real world?
<<
二、そのブランドが「Home」とリアル世界での生活の両方に関連することを、どのように説明できますか?

つまり、「PlayStation Home」内で求められるものとリアル世界で求められるものの関連性を理解しているかということ。アバターは病気になったり生身の体を動かすことはないので、薬や生保、Wiiのようなものだと関連性が薄くなるという指摘です。


>>
3.
How are you going to measure success?
<<
三、どのように効果を測定するつもりですか?
空間内ストアでの売り上げか、リアル店舗への誘導結果か、それともPS3の人気回復か。

はたまた、Blu-ray Discのデファクトスタンダード化か。

今一度確認が必要です。


>>
4.
How are competitors faring?
<<

四、競合はどのように取り組んでいますか?
任天堂やサムスンが、「Home」に一番最初に出店したあなたを出し抜こうとしているかどうか、「よく観察する」ということでしょう。


>>
5. Is the brand prepared to deal with its detractors in virtual worlds?
<<
五、そのブランドは、仮想世界で中傷する人々への対応を準備していますか?
「PlayStation Home」の中には、商業的行為を問題視する人もいます。ソニータイマーを嫌う人もいて、リアル世界よりも酷く混乱を招こうと攻撃する人がいるようです。
そういった人々に対する準備も必要です。


>>
6.
What realspace advantage will you gain from a campaign in "PlayStation Home"?
<<

六、"PlayStation Home"内でのキャンペーンで実世界にとってのどんな利益を獲得しようとしますか?
「リアリティー」だけが目的であれば考え直す必要があるようです。より深いレベルでの相互作用を目指しているこの世界では、「リアリティー」だけでは飛躍できません。



今秋にも迫っているという「PlayStation Home」の開始ですが、
広告主の動きは今後どうなっていくんでしょうね。



次世代 3D オンライン・ユーザーコミュニティ「Home」 今秋「プレイステーション 3」に向けサービス開始

ソニーPlayStation Home発表

ソニー、PS3用3D仮想世界「Home」を発表

SCE、本物そっくりの仮想世界サービス――PS3で展開

GDC 2007 - SCEが"Game 3.0"を提示、PS3に仮想コミュニティ「Home」

セカンドライフキラーとなるか?SONYが展開する『PlayStation Home』

Second Lifeの現実と、PS3のHome
3Dオンラインコミュニティ「Home」で実現する「GAME 3.0」――WWS社長フィル・ハリソン氏基調講演

(※ただしソースはソニー)

電通の行動規範 「鬼十則」 を取り上げました。

http://d.hatena.ne.jp/keyword/鬼十則



今の電通、広告業界に足りないのはこういった心構えだと思います。

こういう時こそ、鬼にならなければならないのに…。


「時代の鬼になれない巨人は、ただの木偶の坊だ。」


植田 正也
電通「鬼十則」―広告の鬼・吉田秀雄からのメッセージ

はてな

実は、このアメブロ以外に「はてなダイアリー」でもブログを書いています。

http://d.hatena.ne.jp/advblog/


こちらでは主に広告・マーケティング、メディア関連のトピックスを取り上げているんですが、

昨年2月に始めて(半年くらい書かなかった時期もありまして…)、ようやくはてなダイアリー市民として認められました。


?はてなダイアリー市民って?

↓をご参考ください。

http://d.hatena.ne.jp/help#citizen

つまり、はてなダイアリー独自の機能であるキーワード共有機能に、新しいキーワードを作成できたり編集できたり、という権利が得られるのです。

はてなダイアリーで、通算して30日以上書きつづけると、この権利が与えられます。


はてなダイアリーは無料ブログとしては草分け的存在ですが、ここまで根強く支持されているのもこういった使い勝手がよくて面白い機能が備わっているからなんでしょうね。

また、はてなのトップページ では人気のキーワードや記事が掲載されていて、今のトレンドがまるわかりです。これはもっとマーケティング的に有効利用していってもいいんではないでしょうか。


というわけで、折角なので、登録して欲しい新しいキーワードを募集したいと思います。

例・livedoorMr. ChildrenTBSnobodyknows+Red Hot Chili PeppersZIP-FMADvancation

↑のような感じで掲載できます。

はてな検索( http://search.hatena.ne.jp/ )で検索してみて、既に登録されているキーワードではないか、試していただいた上で、

新しいキーワードと簡単な説明を添えて、コメント欄に書き込んでください。

どうぞ、よろしくお願いします!

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