何ヶ月もこの探査日記を書いていなかった。
読者の方々にお詫び申し上げる。
年齢のせいもあるのかもしれないが、このアメーバのブログの操作が変にわかりにくく、気軽には使いにくいと思っている。
古い記事から写真が消えてしまったのも面白くないし、どうしてよいのかわからない。
もっとよいブログサービスを教えていただけるとありがたい。
2016年までの探査日記は、ここからでも見ることができるので、よろしくお願いいたします。
http://www.asahi-net.or.jp/~sf6j-iskw/exp/05.html
こんなことだけ書いても仕方がないので主題に戻れば、資源の発見で重要なのは「複数の多面的な情報をつなげて考える」ということである。
そのためには、偏狭にならないで、複数のジャンル(たとえば、地質学だけでなく、地形学、地球物理学、地球化学、力学等)に通じていなければならない。
銅の鉱床を探しているとしても、銅の鉱床には多数の種類があるので、それらを知っていなければ物理探査やリモート・センシングで有用な情報を捉えていたとしても見逃してしまうだろう。
「思いつき」だの「発想」だの「ひらめき」だのは、勉強するのが嫌いな者の逃げ道になっている場合が多いし、"なんとか発想術"の類いを書いている人たちにしても、世間に認められるような人ならそれなりには勉強しているのである。「思いつき」に見えても「瓢箪から駒」などということはなく、背後には知識や間断のない思考があるのだ。
社会性について常に考え、社会的に必要なことを考え続けて実行していれば、売上とか収入とか資格とかは後からついてくると思っている。
無理して組織や業務パターンを護持するのでなく、自身を社会性に合わせるということでもある。私は家系がないことを誇りにしているぐらいなので、やたらと伝統とか血統とかにこだわるのも精神の退化や未成熟ではないか思っている。
資源開発にはリスクがつきものなので、その問題については後日あらためて考えてみたい。アフリカで移動していると、たまに近くで事故があったりすることもあってリスク管理は重要だと思っているが、事故のリスクだけではない。