漫画家 天沼俊とその妻が、点々と書くブログ
【天沼俊 戦争珠玉漫画短編集】配信決定!
コミックス未掲載、ネット未配信の過去の作品がネットで発売されます!
第1弾は【天沼俊 戦争珠玉漫画短編集】として
12月18日(金)、Amazon Kindle
・楽天ブックス
より予価100円でダウンロード発売されます。
順次約20ストアで配信の予定です。
収録作品は
「B29?」「桜さくら」「大和なでしこ」の3本です。
「戦空の魂」の連載が一段落してから執筆、ビジネスジャンプ魂(こん)に掲載された3作品。
「戦空の魂」が兵士の視点で描かれているのに対して、こちらは兵士でない人々の戦争への思い、もし現代人が戦争を体験したら…、という切り口で描いています。
1年前、スターティアラボ
/ごきげんビジネス出版
様よりコミックス化されていない作品のネット配信のお話をいただいき、担当の方にいろいろとお骨折りいただいて、配信までこぎつけることができました。
タイトルページの編集なども行いましたので、コミックスから配信されている作品と違い、自分でネット配信に関わった!という感慨があります。
ご興味ある方、ご一読いただければ幸いです。
※ちなみに「B29?」は「ビーにじゅうくぅぅ?」と読んでください。
そのこころは…読んでいただくと分かります。
今後、初期の作品なども順次配信していく予定ですので、どうぞお楽しみに!
戦後70年
今年は戦後70年-。
特に原爆投下、終戦の今月は様々な戦争を考える番組、特集が連日報道されています。
【ボイスノートマガジン】―アンケート調査を身近に感じるリサーチマガジン―というサイトで
「戦空の魂」を紹介していただきました~!
【ボイスノートマガジン】の閲覧はこちら から。(無料です)
かわぐちかいじ先生、佐藤秀峰先生、百田尚樹先生らの前、
トップで紹介していただき、「あら、いいのかしら?」という感じです。
「戦空の魂」をご存じない方、ちょっととっつきにくい絵ですが
ぜひこの機会に読んでみてください。
私が「戦空の魂」の中で一番心に残っている話は
コミックス7巻に収録されている
第50話、第51話「一式戦闘機 隼 はるかなる西へ 前後編」です。
ちょうど我が家も男の子が二人で、この作品を主人が描いていた頃
幼かったこともあり、
お気に入りのおもちゃを1つだけ選ばせるところや、
お兄ちゃんがお母さんを気遣うシーンなど
涙なしには読めませんでした。
家族と別れるということは一番つらいことですね。
この話の最後、夫婦で特攻機に乗る、というくだりは
本当にあったお話だそうで、
8月16日(あさって!)に成宮&堀北真希ちゃんでドラマ が放送されます。
ふたたびのかぼちゃ王国
大収穫祭り
まだ続きます~。
いよいよハロウィン!というわけでもないですが、
かぼちゃです
昨年は庭じゅうに広がるだけ広がって、結局ひとつも実が大きくならなかったのですが、
それは受粉をしなかったからだとわかりました。
Yahoo知恵袋さんで調べたのです。
と、いうわけで今年は実ができたと見たら、せっせと先生が受粉作業。
(実の出来た花に雄花の花粉をつけます)
この写真は少し前ですが、4個が直径10cmのハードルを越え、“かぼちゃ~”という
存在になってくれました。
今日、一番早く大きくなった1個を煮て食べてみました。
少々、ぼこぼこがついてみてくれは悪いですが…ドキドキ。
うん、かぼちゃです。ほくほく感はないけど、
充分においしく食べられるかぼちゃでした
やった~!大成功!でした
身体にいいお酒
おとといのブログに宇都宮に行かせていただいた話を書きましたが、今回、学長先生からうれしい(先生にとっては)お土産をいただきました!
なんとイチョウの焼酎 です!
これは、もともとイチョウ酎を作っていた明利酒類株式会社さん が、今回、空襲に遭いながらも奇跡的に復活した宇都宮名物の大イチョウの焼酎を作ることになり、そのラベルデザイン公募に宇都宮メディアアーツ専門学校 の生徒さんの作品が選ばれたということで記念にいただいた焼酎だそうです。
イチョウ葉エキスはめまい、頭痛、耳鳴り、記憶力低下、脳血行不良、肩こり、冷え性、目の衰え などに効く薬効成分があるそうです! すごい!
でも、いくら身体にいいからってもらって3日で飲み終わるってどうなの?
撮影時中身はすでに水です。残念ながら~
この明利酒類株式会社さんのホームページを見ました。
中でも目を惹いたのは水戸で行われたコミケとタイアップしたアニメ風キャラのラベルの梅酒「梅香」。
コスチュームもいろいろあってながめるだけでも楽しめそうです。
あ゛~先越された~。私もこの構想、持ってたんです~。
先生の原点、美少女キャラ、「すもも」
すもものお酒を作ってる会社さん、ラベルにすももちゃんのイラスト使ってもらえませんか?
すもものほわっとした可愛さは甘口のお酒にぴったりだと思うんですが。
って自分で売り込みに行けば?ってことですよね~。
すごい漫画の講義
今年も行って来ましたよ、宇都宮!
昨年に続き、宇都宮メディアアーツ専門学校
、まんがアート科の
特別授業をさせていただきました。
1年生、2年生と合同の授業で、2年生14名とは昨年以来の顔合わせ。
懐かしさひとしおでした~。
今回、先生は昨年とは別人のようにしゃべる、しゃべる…!
180分のうち4分の3くらいは先生がひたすらしゃべりました。
学長さんたちも「先生、今年はよく話されますね~」とびっくり。
なぜか…さては、講義前に松屋で飲んだビールの効果…?
内容は事前に送ってもらった生徒さんたちの絵の講評。
これも先生が提案したことで、「こっちが一方的にしゃべっても
絶対興味はひかないゾ…そうだ、生徒さんの描いたもんを送ってもらえ」と、授業の3日前に言い出したのでした。
それから私の仕事はせっせとP・P作りです!
全体だけでなく、1コマアップとか、がんばって作りました~。
そのかいあり、
自分たちの描いた絵がスクリーンに出てくるので、皆さん、さすがに集中していました。
基本的なデッサン編、構成や見せ方編、本物はこうではないでしょう編と分けて先生がひとつひとつ講評していきました。
感動だったのは、先生の人物デッサンについての解説!
まだデビューして何年、という頃先生と私は出会ったのだけど、
その頃先生は「デッサンの人物技法」(←この本で良いと思うんですが…アマゾンで検索しても画像が出てきません~)という本で勉強していて
私も先生がこの本で勉強してるなら!と真似してすぐに買いました。
その本の中で人間のデッサンの黄金比率
(例えば、目は頭のてっぺんからあごまでの長さの約半分のところにあるとか、目と目との間の長さは目の幅とほぼ同じ、とか)
が紹介されていて、たしかにこれにのっとって描くとカッコイイ人間が描けるのです。
先生のすごいところはそれをすべて覚えていて、自分のものにしているところ。
生徒さんの絵を見た瞬間に
「ここの比率はね…」とボードに描いて解説していくんです。
さすが、だてに漫画家やってないなぁ~と感心させていただくことしきりの
3時間でした。
さて、その本、家の中のどこかにあるはずなんですが…
2冊あるはずなんですよ!先生のと私のと。
見つけたら、画像をアップしますね!
凄い 日本! ⑨
「ノーベル科学賞受賞ってすげーって思うけどさ、説明されてもわかんねぇのが悔しいよな」
昨日の先生のお言葉です。
たしかに。
「すごいぞ日本」のネタがまたひとつ増えましたね
凄い!日本 その17
“日本人は英語が話せない”
と世界中の人から馬鹿にされるそうだ
そりゃそうだ
ひらがな カタカナ漢字 尊敬語 謙譲語 丁寧語
複雑 繊細な母国語だから
馬鹿にした外国人
日本語使いこなしてみな