この度、私針谷千紗子は10月22日に行われるジャパンカップサイクルロードレースを最後に現役を退くことを御報告致します。
詳しい詳細は伏せさせていただきますが、私自身数年間治療が必要な状態にあり、通院し担当医と相談しながら競技を優先して選手生活を送ってきました。中々私の場合、競技と治療を両立して行うことが難しく悩んだ末この決断に至りました。
来年からは、競技を離れ治療に専念して行きたいと思っています。
高校から始まった私の競技人生は、沢山の方々の支えでここまで続けてこられました。自転車部の顧問山本監督、私の事を理解しパーソナルコーチとして面倒を見てくださった齋藤コーチ、河谷栄養士、ご支援してくださている沢山のスポンサーの方、サポーターの方々。今年から仲間として一緒に戦ってくれた吉川、伊藤。
そしてどんな時もずっと支え続けてくれた家族の存在がありました。
本当に沢山の方のお陰で活動出来たこと、心から感謝しております。
今では自分のチームも持つ事ができ、来年からはこのチームをもっと良きチームにして行くためにサポートする側として活動して行く所存です。
選手としては退きますが自転車界には携わり、これから分からない事ばかりで周りの方々に助けて頂くこともあるかと思いますが、これまでの自分自身の経験を生かしながらチームとしての組織や人と人との繋がりを大切に勉強していきたいと思います。
又、国内女子のロードレースにおける環境をもっと良くしていきたいという気持ちも強く、これからロードで強くなりたい、世界を目指したいと思う選手の走れる場所を私のチームを通じて広げていきたいという思いもあります。
簡単なことでは無いという事も今まで私も１選手として走ってきましたし、少なからず感じていますが、それでも何とか少しずつ改善していけたらと考えています。
突然の報告で、来年も私の走ってる姿を楽しみにしてた方々には期待を裏切る形になってしまい大変申し訳なく思っています。
いろいろ御意見や思う事は有ると思いますが、ご理解頂けると幸いです。
あとジャパンカップまで残りのレースも全力で走りぬきますので、最後まで応援して頂けたら嬉しいです。
そして、来シーズンも変わらずLive GARDEN Bici Stelleの応援をよろしくお願い致します。
針谷 千紗子