■今週公開映画☆
『バレンタイン・デー』(2月13日公開)
――ストーリー――
2月14日,ロサンゼルス。バレンタインデーのこの日,リード(アシュトン・カッチャー)は同せい中のモーリー(ジェシカ・アルバ)にプロポーズ。しかし仕事の途中で自宅に立ち寄るとモーリーが荷物をまとめていた。一方,教師のジュリア(ジェニファー・ガーナー)は親友のリードのアドバイスで,恋人のハリソン(パトリック・デンプシー)の出張先に押し掛けようとするが…。
――キャスト――
ジュリア・ロバーツ,ブラッドレイ・クーパー,ジェシカ・ビール,ジェシカ・アルバ,アシュトン・カッチャー,エリック・デイン,パトリック・デンプシー,アン・ハサウェイ,テイラー・スウィフト,ジェイミー・フォックス,ジェニファー・ガーナ,エマ・ロバーツ,テイラー・ロートナー
こんなに豪華キャストの映画,見逃すわけにはいきません
今まで豪華なキャストで大コケした映画っていっぱいあったけど,これ何があっても観たい
だって全員好きなセレブばっかりなんだものっ
バレンタインが主体のストーリーですが,恋人と観に行くもよし,友達と観に行くもよし,1人で観に行くもよし,家族で観に行くもよしの作品です
一見バラバラに動いているストーリーっぽいけど,実はどこかで繋がっている…バレンタインの奇跡
ドキドキ・ワクワクがいっぱい詰まったキラキラな映画です
■1月第3週・全米Box Office☆
今週の全米映画興行ランキング
1位.アバター
(公開中)
2位.Legion
(ポール・ベタニー)
(公開未定)
3位.The Book of Eli
(デンゼル・ワシントン,ミラ・クニス)
4位.The Tooth Fairy
(公開未定)
5位.ラブリー・ボーン
(マーク・ウォールバーグ)
(公開中)
6位.シャーロック・ホームズ
(ロバート・ダウニーJr,ジュード・ロウ)
7位.Extraordinary Measures
(ハリソン・フォード)
(公開未定)
8位.Alvin and the Chipmunks: The Squeakquel
(公開未定)9位.It's Complicated
(メリル・ストリープ,アレック・ボールドウィン)
(公開未定)
10位.The Spy Next Door
(ジャッキー・チェン)
(公開未定)
■ハイチ大地震チャリティー。
レオナルド・ディカプリオやブランジェリーナ,ジゼル・ブンチェンなどが数億円単位で寄付をし,毎日のように被災者の救出や現地の様子がニュースで流れているハイチ大地震。
先日の『ゴールデン・グローブ賞』授賞式でも,セレブ達は壇上で,被災地への支援を求めるスピーチを行い,そして気づいた方もいるかもしれませんが,実は胸には被災地の復興を願い,リボンが付けられていました。
そして今回は,『ハイチ大地震復興支援』ということで,一般市民からの寄付の電話をハリウッド・セレブ達が受け付け,寄付金を募るというチャリティー・イベントが行われました。
このイベントには,レオナルド・ディカプリオ
ジェニファー・アニストン,ジョン・キューザック
テイラー・スウィフト,セレナ・ゴメス
ドリュー・バリモア,ジュリア・ロバーツ
シンディー・クロフォード,リース・ウィザースプーン
ブラッドレイ・クーパー
オリビア・ワイルド
ジョージ・クルーニー,マーク・ウォールバーグ
ジャック・ニコルソン
U2のボノ,リアーナ
ビヨンセ
ジャスティン・ティンバーレイク
ニコール・キッドマン
サシャ・バロン・コーエン,ジャック・ブラック
トビー・マグワイア
ユアン・マクレガー
クリスティーナ・アギレラ
ジェラルド・バトラー
ケイティ・ペリー
ジョナス・ブラザーズ
ヴァネッサ・ハジェンズ,アシュレイ・ティスデイル
など,俳優・女優・歌手約100人のセレブ達が参加しました。
こうしてる間にも,多くの人が命の危機にさらされています。
そしてハリウッドだけでなく,世界各国から次々と救済の手が差し延べられています。
私は幼い頃,少しだけ関西に住んでいたことがあり,その時,阪神大震災を経験しました。
なので,資金面・食糧面・健康面・精神面で,一刻も早い復興を願います。
■『Dr.パルナサスの鏡』
――ストーリー――
鏡で人々を別世界に誘う見せものが売りのパルナサス博士(クリストファー・プラマー)の移動式劇場はロンドンで大盛況だった。観客は博士の不思議な力で自分が思い描くめくるめく世界を体験できるのだが,そこにはある秘密があった。トニー(ヒース・レジャー)はそのアシスタントとして観客を鏡の世界へと導く役目を担っていたが…。
『あぁ…ヒース・レジャー…』
彼がスクリーンに登場した瞬間,感動してしまいました
動くヒースを観れたことが何よりも嬉しかったです
ただヒースの登場シーンに少し驚いてしまい,いろんな事とリンクしてしまう部分もあるけれど,(ネタバレするといけないので,どんなシーンかは内緒です),それでもやっぱり彼の演技はピカイチでした
ある秘密を抱えながら,パルナサス博士やヴァレンティナ(リリー・コール)達とともに移動式劇場で働き始めるトニー
彼の提案で,まったくお客さんが来なかった劇場も賑わいだすのだけれど,少しずつバレ始めるトニーの秘密と,パルナサス博士の過去
ストーリー的にはきっと好き嫌いがはっきりと分かれる作品だけど,私的にはヒースを観れただけでO.Kです
強いて言えば,『千と千尋の神隠し』っぽくて,宮崎アニメの実写版といった雰囲気でしょうか
それにヴァレンティナ役のリリー・コールがお人形さんみたいですっごく可愛いし,アントン役のアンドリュー・ガーフィールドもカッコいいのです
そしてそしてトニーが鏡の中に入るたびに,ジョニー・デップ,ジュード・ロウ,コリン・ファレルに姿が変わっていく…彼の死後に後付されたストーリーだけど,まったく違和感なく観れました
鏡の中に入った瞬間,『あっ!ジョニデになった!』,『ここからはジュードかぁ』,『コリン,やっと出てきたぁ!』なんて感激しながら,気づいたら私,身を乗り出してました(笑)
ジョニデはティム・バートン監督のおかげでファンタジーっぽい映画に出慣れてるせいか,トニー役もあっさり自分のモノにして,『さすがジョニデ!』って感じ
ジュードの映画はあまり観たことがないのですが,『この人はこんな感じでトニーを演じるのね』なんて発見したり…
そしてコリンのトニーはちょっと他の3人とは違う演技
一言で言えば,『裏トニー』と言った感じでしょうか
そして鏡から戻ってくるとまたヒースに戻っていて,ファンタジーだった鏡の世界を,彼が一気にキュッと引きるのです
『もしこれを全編ヒースが演じたら,どんな作品になっていただろう』と,考えるとやっぱり寂しくなりますが,それでもこの映画が完成され,世界中で公開されたことはヒースも喜んでいるだろうなぁと,自分勝手に思ったりしました
偶然にも,日本でこの映画が公開される1月23日の前日,1月22日はヒースが亡くなってから2年目になります。
『エンドロールでヒースの写真が流れ,最後の最後にトニーの携帯の着メロが劇場中に流れる』…感動でした
そして嬉しいことに,トニーが劇中で使っている携帯から流れる着メロ曲で,ヒースもプライベートで使っていたと噂の,『We Are Children Of The World』が,モバイル版公式サイトからダウンロードできるそうです
おススメ度:
■今週公開の映画☆
――ストーリー――
鏡で人々を別世界に誘う見せものが売りのパルナサス博士(クリストファー・プラマー)の移動式劇場はロンドンで大盛況だった。観客は博士の不思議な力で自分が思い描くめくるめく世界を体験できるのだが,そこにはある秘密があった。トニー(ヒース・レジャー)はそのアシスタントとして観客を鏡の世界へと導く役目を担っていたが…。
――キャスト――
ヒース・レジャー,ジョニー・デップ,コリン・ファレル,ジュード・ロウ
言わずと知れた,ヒース・レジャーの遺作であり,友人であるジョニー・デップ,コリン・ファレル,ジュード・ロウが代役を務めた作品
ストーリーはテリー・ギリアム監督らしく,ファンタジーで摩訶不思議な世界感が溢れています
ヒースの死後,ストーリー内容が,『鏡の中に入ると姿が変わってしまう』という設定に変更され,鏡の中の人物をジョニデ達3人が演じています
テリー・ギリアムの作品は,『好きな人は好きだけど,合わない人には全く合わない独特の作品』と言われているけど,この豪華メンバーが揃う事は2度とないし,観る価値アリの逸品
動くヒースを,笑うヒースを,驚くヒースを,困るヒースを,全身で演技するヒースを観れるのは,本当にこれがラスト