オーシャンズロデオ

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女性型や海洋系のトランスフォーマー玩具。歴史大戦ゲッテンカ。コメントはお気軽に!

 2023年7月に発売となった最新型たまごっち、「たまごっちユニ(Tamagotchi Uni)」。記事にはしていませんでしたが発売からずっとやってます。いい感じのレビュー記事にしようと意気込んでいたらなかなかうまくまとめられずにもうこんな時期になってしまい、なかなか投稿できなくなるパターンに入ってしまったのでもう若干テキトーでもいいのでいったん記事にしておきますw

 

 箱から出して、ユニ本体! 以前紹介したたまごっちスマートと同じ腕時計型。新品の時の写真ではなく9か月ほど使った今の状態の写真なので保護フィルム貼ってたりベルトが汚れたりしてますがご容赦ください。

 

 もちろん保護ベルトを外して従来通りの手持ち式にすることも可能。背面にはストラップ用の穴もあります。

 今作は「形にとらわれない」とか「自分だけのユニークなたまごっち」といったコンセプトがあるようで、本体デザインも不定形っぽい感じ。形にとらわれないってそういうことじゃないだろwとツッコミたくなりますが実際コンセプトがはっきりわかりやすいのでこういうのは大好きですねw

 発売日にピンクとパープル、のちにブルーのカラーが発売されてますが、どれも一色ではなく複数の色が混ざっているような配色になっていて、そこも不定形表現の一貫なんでしょうか。かわいいですね。ちなみに自分のはパープルです。

 

 パープルカラーですが背面はクリアピンク! 正直このクリアピンクを味わいたくてパープルを選んだところがあります。スケルトンな本体から中の基板が透けて見えているという90年代キッズを真正面からブッ刺すような男児ロマンを表現しつつクリアピンクにすることで女児玩具としての趣も出て、まるで少年の頃の大切な思い出が女子女子したピンクに覆われてしまったかのような敗北感、高揚感を味わわせてくれますね。

 

 起動して諸々の設定を済ませると居住地を選ぶ画面に。これはプレイヤーの居住地設定ではなくあくまで「あなたのたまごっちをどこに住まわせますか?」というもので、ここでどこを選んだかによって店で手に入る限定アイテムや限定リビングが変わってきますのでご注意を! 自分はバカ正直に俺日本人だしたまにっぽんにしとこう、と安易に決めてしまいましたw 他地域の限定アイテムは後述のたまバースを通じて手に入るものもありますし、手に入らないものは誰かと交換してもらう(もしくはサブ機を買って自力交換する)という手がありますが、他地域の限定リビングに関しては現在のところ入手手段がないので、どういうお部屋にしたいのかを判断基準にして決めるといいと思います。たまちゅうとうのアラビアンなお部屋かたまオセアニアの海中部屋に住ませたかった……たまにっぽんの和室もイイ感じなのでいいんですがw

 

 最初のたまごからは男の子が生まれました。名前はゆーゆっちとのこと。ベビー期のたまごっちはこれまで色んなデザインがありましたが今回はアメーバというかグミというかそんな感じで、やはり不定形、形にとらわれないとかどんな自分にもなれるとかそういうコンセプトを強く感じます。令和~って感じw そしてそんなこととは関係なく単純にカワイイ! ベビー期はお世話は大変ですがとにかくただただ可愛いので頬が緩みますね。

 

 しばらくすると成長してテントウムシみたいなやつになりましたw みつまるっちとのこと。あとで調べたら今回が初出ではなく過去作にもいたキャラらしいんですが自分は初見です。かわいさとヘンテコ感のバランスがすごく初代たまごっち的!

 

 今回の新機能、「たまウォーク」もやってみました。これはゲーム内でたまごっちを20分程度のお散歩に出すことでアイテムを持ち帰ってくるという遊びなんですが、本体内蔵のジャイロ?に反応して歩数が増える仕組みが存在。プレイヤーがたまごっちユニを腕に着けて実際に外に散歩に行くことで中のたまごっちもたくさん歩くよ、というもののようです。

 

 このシステムにより腕時計型であることに意味が出てきたのが面白いですし、たまごっちと一緒にお散歩♡というのは正直楽しい。ちょっと近所のコンビニに、なんて時にたまごっちと一緒に行けるのがいい感じです。

 また、別に歩数を稼がなくてもそれなりにアイテムを持って帰ってくるので必須作業ではないというのも好きなところ。あくまでお楽しみ要素にとどめているのは好きなバランスです。

 

 たまウォークの結果、もらえたアイテムがこれ!

 たまごっちに着けられるアクセサリーのレシピなんですが、たまごっちって長いこと女児向けをメインに展開してきたシリーズなのでもっとティアラとかピアスとかシュシュとかそういうのが来るかと思ってたらいきなりのジェットウィングでかなり笑いましたw 男児にも楽しんでもらえるようにかそれとも女児は我々が思っている以上にジェットウィングを好んでいるのか……!?

 

「おどうぐ」を与えて遊ぶ様子を見るという従来のシステムも健在。デフォ所持の「つみき」で遊ぶ俺のみつまるっちがとてもかわいい。

 

 さらに今作はおどうぐを単発アイテムとしてただ与えるのではなく「部屋に置く」という新システムも登場。部屋に置くことで、最初は戸惑っていたたまごっちもだんだんとそのおどうぐに興味を持ち、いずれは楽しく遊んでくれるかも!?というシステムです。

 というわけでさっそくつみきを置いてみたところ、

 

 さっそく「?」と不思議そうに眺めてくれたんですが、いやお前さっきまでそれで楽しく遊んでただろwwwと、かなり笑いましたw 改めて見ると何だコレ……?って気持ちになったんでしょうかw

 

 翌日には成長してくりりっちに。庭になんかカワイイの来てる♡

 

 さらに翌日、最後の成長(最終進化と言ってしまいがち)を経てまめっちに! スマートでマメノオトシゴは育てたことありますが実はまめっちは初めて。嬉しいですね。

 なんか逆さまになってますがこれは側転の瞬間。今回のたまごっちユニには5タイプほどの「性格」というものがあり、それによりリビングでの動きなどが変わってくるようです。このまめっちは「せっかち」で、リビングではダッシュからの側転をよく見せてくれます。同じ種族でも個体差があるというのは面白い。

 

 運動が好きそうだったのでお店でサッカーボールを買ってあげました。かっこよくシュートを決める夢を見るのいかにも子供っぽくて超カワイイ♡ たまごっちのおどうぐ演出って夢オチとか妄想オチとか多いんですが、そこがまさに子供の夢想する世界って感じですごくかわいくて好きですね。

 

 それと毎日19:00にたまごっちがSNSを更新するという現代的な新システムもw 数パターンあるだけなのでそこまでの内容ではありませんが、そうかこれが楽しかったのかよしよし……とこちらが満足できたりするのでちょっと楽しいですね。

 

 たまごっちに着けるアクセサリーがあるのは従来通りですが、今回は部位が「頭」「顔」「腕」「背中」と4か所に分かれており、オシャレの幅がめちゃくちゃ広くなったのが嬉しい。とりあえず頭に「あせ」、腕に「せんす」を着けてみたところ、いやーここ最近は夜になっても暑いですなぁとかいいそうな感じになりましたw

 ちなみに床に置いてあるタブレットはおどうぐではなく自動的に出てくるもの。今回は時刻によってたまごっちの見せる動きが変わってくるシステムが復活しており、起床後のあくびや朝晩の歯磨き、夜のテレビ鑑賞など、さまざまな行動が見られるのが楽しいです。

 

 12:00付近?にはタオルケットを出してお昼寝してたりするのでもう超かわいいです。幼児。

 こういった時刻ごとの行動のほか、前述した性格による待機行動の差や、置いたおどうぐで遊んでいる時間など、本当にさまざまな姿を見せてくれるのが強い魅力ですね。

 

 ちなみに誰かと通信してアクセサリーを制作したりすることも可能。友人とやってみたらネタ装備みたいなのができたのでお揃いにしてましたw

 

 さらに通信で結婚も可能! ということで友人のうーぱっちと結婚させてみることに。みくすやみーつのように遺伝子を引き継いだ子供が生まれてくるというわけでもないんですが、こういうのはやっぱり楽しいものです。

 

 恒例の新婚旅行♡

 このあと新しいタマゴが部屋に転がってくるんですがちょうど車が走っていった左側から出てくるので、じゃあこれよろしく!と車からタマゴだけ転がしてきた感じになっててちょっと笑えますw

 

 次に生まれたのは女の子のにーにっち。ゆーゆっちとにーにっちで「ゆに」なのは後から気づきました。

 デザイン的にはまつ毛があるのが最大のポイント。ミッキーに対するミニーとかもそうですが、まつ毛があるだけで一目でメスだと理解できるので大好きですね。

 

 りおねっちに成長♡

 この個体は照れ屋な性格のようで、いつも顔を赤らめて恥ずかしがってます。あとで知りましたがウンコをする場所なども性格ごとに違いがあるとのこと。照れ屋タイプの子はウンコを部屋の隅っこにするようなんですがそこを恥ずかしがるなら自分でトイレまで行けばいいのにw

 

 その後、色々なオシャレを楽しみつつらびらびっちに成長。らびらびっちは前作のスマートでもう何体も育てたので自分にとっておなじみな感じ。みるくっちの成長前、というイメージもあり、またお世話ミスもほとんどしてないので、今回もみるくっちになるかな?と成長を楽しみにしていたところ、翌日……

 

 誰だお前!?

 名前を見てみると「やったっち」とのこと。そういえばスマートのミニ図鑑で見たことがあるのを思い出しました。両手を上げてやったー!やったー!と喜んでいるというめちゃくちゃに一発ネタみたいなキャラです。そんなやったっちが今回のユニで育成対象として復活していたのを知らなかったのでかなり驚きましたしそもそもやったっちってメスだったの!?とかなりの衝撃を受けました。

 

 化石をあげてみると実に楽しそうに発掘してくれます。偶然付けていた帽子とマント(スカートに見える)のおかげでメアリーアニング的な化石婦人っぽさが出てイイ感じかもw

 

 ちなみに帽子は店舗購入特典のシールに記載されているコードを使って本体にダウンロードできるもの。こういったアイテムコードは特典シールや店舗の掲示などで定期的に配布されますし、またwifiを通じて自動的に配布されたりもするので、オシャレの楽しみがどんどん増えていくのはとても楽しいところです。

 ところでこういった帽子をゲーム内で被せると、たまごっちによっては耳やツノなどが帽子から飛び出てしまったりするんですが、このシールイラストでもまめっちの耳が帽子から突き出た形で描かれていて、ちゃんとゲーム準拠というか実際の仕様に嘘をついていないのがすごくいいですねw

 

 オシャレついでにサングラスを買って着けてみたらセレブ感が出てきましたw ついでにお部屋も初リフォーム。

 

 セレブな婦人のサービスショット♡

 やったっちは基本的に両腕を上に伸ばしていることが多いので常にセクシーポーズをとっているように見えなくもない感じなのでマジでエロいかも。たまごっち特有の分厚い唇もメスの場合は色っぽく見えますね。

 

 しかしいくら色っぽくても所詮たまごっちなので、たまシッターに預けてから18:00までに迎えに行かないと寂しくて泣いちゃいます。かわいすぎる……

 ところでたまシッターさん(シッターぽけっち)のデザインちょっとエロすぎないですか? たぶんカンガルーモチーフだと思いますがお腹のポッケに赤ちゃん抱いて尻尾にガラガラまで持ってて善良な母性の権化って感じでかなりグッときました。

 

 また今回のたまごっちには「たまバース」という新要素も存在。本体がwifiに対応しており、ネットを通じて世界中の誰かのたまごっちと軽い交流ができるというものです。誰かの登録したコーデを一式購入したり、誰かのたまごっちと一緒に旅行に出かけたりできます。リアルタイム接続ではなくデータの更新時のみネットに繋いで各々がローカルで突入する形式なので、ネットの様々な危険性とは無縁なのが安心なところ。

 

 期間限定イベントなんかも開催されます。この時はたまレーシングというレースゲームが開催。

 

 大人げなくぶっちぎって1位をとってやりました!!(1位とれたのは7試合中この時だけでしたがw)

 イベントの報酬で限定のアクセサリーなども配布されるんですが、成績とは関係なく参加回数で何がもらえるのか決まるというのが優しいところ。

 

 たまバースでは誰かのたまごっちと結婚することも可能。サウナハット被って汗かいて湯気モワァ……ってなってるくちぱっちがいたので結婚を申し込みました。相手の答えを聞くより前にやったーやったーで強引に話を進めるやったっちがマジでキャラ立ってます。くちぱっちの汗も別の意味に見えてくるw

 

 たまバース内での新婚旅行♡ 界隈で言うところのお砂糖かな?

 

 そんな感じで、たまごっちユニの紹介でした!

 

 前作のたまごっちスマートが自分にとっての初たまごっちだったのでスマートとの比較になりますが、まずなんといってもお世話がめちゃくちゃラクになったのが印象的! 起こすのも寝かすのも自動で、ごはんは3個までまとめ買いが可能、食事モーションもスキップ可能。ごきげんはたまバースに行くだけで一気に半分くらい回復するので、おなかもごきげんもゼロの状態から全回復させるまで1~2分もかかりません。自分はユニの発売前、今あるスマートに加えて2台も一緒に面倒みられるだろうか……と心配していたのですが完全な杞憂でした。ユニはまったく負担になりません。新アイテムの配布などもゲームセンターではなく自宅にいたまま受け取れるので歴代トップレベルで社会人に向いているたまごっちではないかと思います。

 ただそのぶん、かなり簡素というかドライな感じになったのも事実。スマートではことあるごとにたまごっちが話しかけてきたり、かわいい質問をしてきたり、近寄って撫でることができたりと、お世話というよりも保護者のような視点でたまごっちと交流することができたんですが、それらの要素はゴッソリなくなりました。そのおかげでお世話がグッとラクになったのは事実なんですが、手がかかる子ほどかわいいというのも事実なので悩ましいところw

 スマートとの決定的な違いはもうひとつあって、ユニはwifiによるネットサービスが前提にあるというのが特徴。ネットを通して新たなアイテムやアクセサリーがバンバン配信されるので飽きませんし、この春からは新たなたまごっち等を育てられるDLCエリアの販売なども開始されているので、ユニをひとつ持っていれば長く楽しむことができると思います。ただそれはつまりネットの配信サービスが終了してしまうとそれらのコンテンツの更新が不可になってしまうということで、これはもう配信サービスという形態をとっている以上しょうがないことなんですが、そのあたりはちょっともったいない感じ。詳しく言うと公式のサービスが終了した場合に不可能になるのは、たまポータル(DLCエリア)の購入&切り替え、たまバースの住民等のラインナップ更新、マイBOX(アイテム保管庫)への収納と取り出し……といったところでしょうか。それ以外の普段のお世話は問題ありませんしたまバース自体はネット不通でも行けるのでいいんですが、配信ではなくあくまで物理アイテムによるDLCのみで展開していたスマートの良さも後から効いてくるよなあ……と思いました。

 単純にパワーアップしているのは着せ替えの幅! 部位が4か所に分かれたうえ、ハンドメイドで作れるものに関してはカラーリングも自分で選べるので組み合わせは無限大。アクセサリーの数自体も多いですしバンバン増えていくのでオシャレ遊びがほんと楽しいです。

 それとたまごっちに種族ごとではなく個体ごとの性格が追加されたのも魅力! それにより一度育てたことのあるたまごっちでも別の顔を見せてくれるのでとても楽しい。スマートのたまごっちは部屋の右下で跳ねているだけでしたがユニは個性あふれる動きを見せてくれますし、それでなくとも時刻ごとに生活感のある演出を見せてくれるので満足感があります。

 欠点としてはカバンの中でボタンが押されてしまうことによってたまシッターさんを帰宅させてしまう現象が起こりがち……というのがあったんですがアプデで解消されました。アイテム欄がカツカツなのもアプデで解消されました。このへんはネット対応の強みですね。

 あとはこれは欠点というかなんで?と疑問に思ったことなんですが、今作はたまごっちたちの基本表情が笑顔ではなく完全に無の表情に統一されています。おそらくは性格システムをより映えるようにするために普段の表情を限りなくニュートラルなものにしているのだと思いますが、これまで常に微笑んでいたようなたまごっち達まで全員真顔になっているのが若干違和感ある感じ。チェケラっちとかまで真顔なのでいやお前は常に笑っててこそだろwなどと思う時もありますw ただそのおかげで歴代のおなじみのたまごっち達に新たな印象が生まれたりもするのでこれはこれでいい感じかも。

 新キャラを追加できるDLCがこの春に始まり、恒例のサンリオコラボ型なども発表されて、脂が乗ってきた時期ともいえるたまごっちユニ。お世話のハードルがかなり低くカンタンなので、たまごっちやってみたいけどどうしようかな~などと考えている方がいらっしゃいましたらオススメしておきます。

 

 3匹め以降に育てたたまごっち達の話はまた今度。

 では!

 

 

 

 

 
 
 

↑リンク貼りましたがなんか特典付きとかマケプレとか色々あるので吟味してみてください

 

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