2024年4月19日、スマホ向けRPG『ビックリマン ワンダーコレクション』の配信が開始されました。
いわゆるソシャゲです。
にわかファンではありますがビックリマンは好きなので初報から楽しみにしてました。
というわけでインストールしてちょっとやってみました。
チュートリアルのストーリーから。ヤマト王子やサタンマリアといったおなじみのキャラが出てきます。当時の基本的な絵柄はそのままに、画質といいますか、影やハイライトの付け方などの仕上げが現代的な美しさになっていてとてもいい感じです。
ガチャ演出がシール開封なのもいい感じw
とりあえずリセマラで十字架天使&☆3女キャラを狙います。再インストールなしでリセマラできるうえに確定枠の1/3で十字架天使が出てくれるので女キャラ狙いのリセマラはめっちゃラク。
シールが出てきたあとにキャラになるんですが、十字架天使は絵柄が変わりすぎて笑いましたw 当時から早い段階で絵柄変わったキャラなのでしょうがないんですがw
何度かリセマラして縁縄如天! めっちゃエロい! 当時のシールからだいぶ頭身が上がったことで脚を横に揃えて流しているようなポーズもわかりやすくなってます。あと縄をクルクルするモーションもエロい! 動きが付いたことでさらに魅力が上がってるのがいいですね。
出るとこスクショできませんでしたが整形美帝も出ました。これでリセマラ終了。ヘッドはいませんが十字架天使含めてエロい女キャラ3体いるのでモチベが上がります。
整形美帝はクレオパトラモチーフということもあり他の女キャラよりも面長で鼻が高く彫りの深い美女顔なのが特徴。かなりエロいですね。ビックリマンは女キャラが「女!!」と主張してくるキャラデザなことが多いので非常に好みです。
戦闘はヒーローウォーズや巨乳ファンタジーバーストや逆王伝説などと同じような感じのオートバトル。特徴的なのは自軍キャラを最大12人まで一斉に参加させられるところ。何人ものSDキャラがガヤガヤ動いて戦ってくれるのでかわいいですね。ソシャゲで戦闘がSDキャラ、というとなんか残念な感じがあるんですがビックリマンの場合はもともとSDキャラなので問題ありません。ちょっと一試合にかかる時間が長いので、4倍速などの実装に期待がかかります。
キャラごとの奥義。ビックリマンのシール裏に書かれていたなんとも特徴的な言葉遊びをそのまま持ってきているものが多く、これだよこれこれ!と嬉しくなります。
☆3キャラは奥義の際にちょっとした演出が追加?される感じ。
エロい!!
まつ毛、口紅、投げキッス、ハート……このわざとらしいお色気が最高に90年代感バリバリ! 俺も縁縄如天に色んなところを縛られたい……
自分はビックリマンはシールをチミチミ集めるだけで、アニメやコミカライズ等は見ておらず関連ゲーム等もやったことがないので、見知ったキャラ達がそれらしく動いているのも見るだけでもかなり新鮮。キャラの魅力を再発見できます。
ココホレワン助が勝利ポーズで潜るのとかとてもいいと思いますw ヘルプさんもかわいい……
ストーリーを進めてみます。多くのソシャゲ同様、主人公=プレイヤーと言う形。主人公のグラフィック等は無く、選択肢による台詞のみで展開されていきます。十字架天使が俺を呼んでくれてる! ソシャゲはこういうのがいい……ヤマト王子夢女子の人などにもありがたい形式なのではないかと思います。
技名だけでなくシナリオ中の台詞においてもシール裏の印象的なフレーズをバンバン使ってくれるのでビックリマンらしさが満載。
きびだんご三助が出てきました。一枚のシールとして見ていた時はへぇ~桃太郎のお守りかぁくらいにしか思ってませんでしがこうして台詞を喋るキャラクターとして出てきてみるといくらなんでも桃太郎に仕えるために生まれてきたような奴すぎるだろこいつ……とかなり笑いました。
鬼ガシ魔と桃太郎天子も登場。三すくみにあたる関係のキャラが出てきてわかりやすくやりとりをする、というだけでちょっと嬉しくなります。俺の大好きなゴッドマングースと妖怪スネーク魔人の対決もあるかな?
くじら大抵のホエールにかけた口調にヤマトが「う、うん…」みたいな反応をしてたのもよかったですw お前も頭にクロネコヤマトとか付けてるくせに人のネタになに引いてんだよw
ビックリマンのキャラデザはほんと属性がわかりやすすぎるというかそのためだけに生まれてきたようなデザインのやつらが多いので、登場人物として当然のように出てくるとだいぶ面白いですねw ラッキーマンとかもそうですがわかりやすいキャラデザって大好きです。
ソシャゲとしては良くも悪くも普通な感じ。ここがスゲエ気持ちいい!とかここがめっちゃ面白い!とかはありませんが、UIにストレスがなく、起動も早く、スマホの発熱もなく、デイリー等も今のところ軽め。パンチはありませんが無理なく続けられるかもです。
ここからは個人的な願望なんですが、ソシャゲってしばらく続くとコラボイベントとかやるじゃないですか。自分のやってるソシャゲだと、けもフレ3では沼津港深海水族館コラボやケロロ軍曹コラボ、でびるさまコラボや手塚治虫コラボがありましたし、にゃんこ大戦争ではエヴァコラボやFateコラボ、ストリートファイターコラボや初音ミクコラボなどで楽しませてもらいました。
なのでこのビックリマンワンダーコレクションでもいずれ何かしらのコラボイベントを行う可能性があるかと思いますが、その際にもしかしたら……もしかしたらですが……やってくれるのではないかと期待してしまいます。
そう……ゲッテンカコラボを!!
ゲッテンカ……『歴史大戦ゲッテンカ』は、2009年~2011年にかけて稼働していたセガのキッズアーケードカードゲーム。見ての通りキャラデザにグリーンハウスを起用しており、ビックリマンを意識していることがビンビンに伝わってくる作品でした。
こちらがゲッテンカのカード。単にグリーンハウスのイラストでSDキャラのカードを作りましたというのではなく、本家ビックリマンよろしく四角い空間を埋めるようなレイアウトで装飾や小物等が描かれており(左右の空間が空き気味なのは透明な武器カードを重ねる仕組みのため)、情報量の多いイラストで子供を楽しませるというコンセプトがビックリマンマインドにあふれてます。
ビックリマンマインドにあふれているのは絵の構図だけではありません。
例えばこの二人。
覇王ノブナガと蘭丸。織田信長と森蘭丸といえばただの主従関係ではないアレな仲としてよく知れ渡っていますが、
ゲッテンカではさりげな~く同じピアスを付けることでその関係を示唆しています。
こちらはモンキー秀吉とおてんば茶々。
おてんば茶々はあちこちに水玉リボンをあしらっていますが、それが秀吉の腕にも巻かれていて、豊臣秀吉と茶々(淀殿)が夫婦であったことを示していたり。
剣逃士コゴロウ、サンライズ龍馬、西郷どんといった幕末志士たちも……
剣逃士コゴロウ(桂小五郎/木戸孝允)の膝当てと、西郷どん(西郷隆盛)のベルトを、サンライズ龍馬(坂本龍馬)が肩当てにして握手をさせることで薩長同盟を表現していたり……と、単品のイラストをそれぞれ見比べることで関連性を発見できる作りになっています。これもまたビックリマンシールが持っている大きな魅力のひとつであり、ゲッテンカはこのようにその魅力をしっかり拾ってオマージュしていたので、見た目だけではなくしっかりと魂の部分でビックリマンをリスペクトした作品になっていました。
終盤では天下一シールと銘打って完全にビックリマンシールのフォーマットに合わせたものを出すところまで行きましたw 幻の第三弾は衝撃でしたね……
ビックリマンとは関連のない話になりますがゲッテンカは稼働終了後もアーケードの戦国大戦にてこっそりとコラボ出演を果たしたりもしていて、公式サイトと公式ブログが閉じてしまってからも開発スタッフの情熱もしくはファンサービス精神が健在であることを示してくれました。
そんなゲッテンカが、もしも、もしもですよ、このビックリマンワンダーコレクションでコラボ相手として復活したら……そうしたら覇王ノブナガやモンキー秀吉を皮切りに、戦姫つるや女龍ケンシンやおきたん達もプレイアブルキャラ化し、また会えるのでは!? ゲーム内でイキイキ動く姿がまた見られるのでは!? と、私は期待してしまっているわけです。
まあゲッテンカはもうずっと前に終わってしまって動きのないIPですしコラボの可能性はかなり低いとは思いますが、この世のソシャゲをあれこれ見てみるとそうした相手とのコラボイベントというのは意外とあるもので、ひょっとしたらマジでチャンスがあるのでは!?と夢を見てしまいますねw 期待するだけならタダ!
まあそれもこれもビックリマンワンダーコレクションが長く続いてからの話なので、地道なプレイや課金等で応援していこうかと思います。ビックリマン自体も好きなので。レスQ天女とかも楽しみ……フラッシュ光后とかもエロくなりそう……
では!