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皆さま、こんにちは!

 

前回のブログで

アパホテル高岡駅前のトレインビューをUPしました。

 

前回のブログもチェックくださいね。

 

こちらのアパホテルは4年前、

七尾駅の近くに鎮座していた

明治生まれのタンク車のタンク体を見る際に

宿泊しました。

高岡駅は、北陸本線を第三セクター化した

あいの風とやま鉄道線と

JR氷見線、JR城端線が行き交う駅。

アパホテルから見えるトレインビューは

ハッキリ言いますけどヤバすぎやしません?

国鉄型のキハ40系列を俯瞰し放題だなんて…

鉄道好きならハマること間違いないでしょう。

 

そんな高岡駅ですが、

自分は10年前に訪れてました。

当時は北陸新幹線が金沢駅に延伸前で、

まだ「北陸本線」と呼ばれていた時代。

構内を特急列車が頻繁に往来してましたっけ。

ちなみに旧来から存在する駅舎のこちら側は

「古城公園口」と呼ばれているとのこと。

橋上化により誕生した反対側は

「瑞龍寺(ずいりゅうじ)口」だそうです。

 

それ以前にも、

自分が高校生だった今から35年前に

いい旅チャレンジ20,000kmと貨車の撮影目当てで

訪れましたが、

こんな写真しか残ってませんでした。

a08132

 

今回UPする画像は

平成23年に橋上駅舎が完成した直後のモノなので

今と姿は大きく変わっていないはずですが…

とりあえず10年前の画像ですけど

当時の高岡駅の様子をUPします。

 

まずは高岡駅の話題で絶対に外せない、

階下に伸びる万葉線・高岡軌道線のりばです。

高岡軌道線は昭和23年に開通した加越能鉄道高岡軌道線を

平成14年に事業譲渡した第三セクター路線でした。

加越能鉄道時代の車両は一部ですが、

今でも現役なのが嬉しいですよね。北陸本線・高岡駅

現駅舎が竣工する以前は、

画像の手前側に高岡駅前停留場があったと思われます。

 

高岡軌道線は高岡駅の駅舎が建て替えられると

路線を100メートルほど延伸して停留場を階下に移設。

線路は高岡駅前で大きな弧を描いて

ペデストリアンデッキの真下に吸い込まれてました。

北陸本線・高岡駅

北陸本線・高岡駅

 

その先に2面のホームで構成された

高岡駅停留場があります。

北陸本線・高岡駅

 

実は自分、鉄道好きを自負しているのに

万葉線の電車は未だ未乗車でして…

レトロな待合所を持つ停留所もあるみたいですし、

早期に訪れたいと思ってましたよ。

北陸本線・高岡駅

 

駅前を行き来しているバスもバラエティー。

緑色のバスは加越能バスらしい。

北陸本線・高岡駅

車体にそのように書かれてました。

バスに詳しくなくてホントに申し訳ない。

 

お次のバスですけど…

あれれ?こちらも加越能バスみたいです。

北陸本線・高岡駅

後で調べて知りましたが、

下の車体色は平成11年以前に導入された

バスに施された旧車体色だそうですよ。

鉄道車両もですが、

最近は字幕の車両はあまり見なくなりましたね。

 

話を駅に戻します。

先にも話した通り平成23年に竣工した現駅舎は橋上駅舎で、

ペデストリアンデッキを進んだ先に

改札口がありました。

北陸本線・高岡駅

北陸本線・高岡駅

高岡駅はこの写真を撮影した2年後の平成26年に

自動改札化されたとのこと。

写真にCHAO(ちゃお)というコンビニが写ってます。

北陸を中心に展開していたコンビニらしいですけど、

今でもあるのかしら?

地方系のコンビニ、結構気になってます。

余談ですが、我が地元・宮城県の県北には

マニアックなエ〇本が並ぶセブンメルシーというコンビニがありました。

 

続いてはホームにイン。

高岡駅には北陸本線(現・あいの風とやま鉄道線)、

氷見線、城端線が発着する

4本7面のホームがありました。

 

まずは「古城公園口」側に近いホームから

氷見線のキハ47が停まる7番線、

懐かしい475系電車が停まるのは

島式ホームの6番線でした。

北陸本線・高岡駅

 

島式ホームの反対側の5番線ホーム、

その奥に見える2面の島式ホームが4~1番線と続きます。

北陸本線・高岡駅

ホーム番線のは駅長室側から1・2・3…と

付番されるので、

本来でしたら昔から駅舎がある

古城公園口側のホームが1番線になるはずですが、

高岡駅は逆でした。

 

Wikipediaによれば、

北陸本線が開通した明治31年よりも早い

城端線の前身である中越鉄道が明治30年に開通しているため、

城端線のホームがある南側から

番線が付番されてるとのこと。

ここでちょいと疑問がありまして…

北陸本線・高岡駅

上に写る城端線用のホーム(1・2番線)は

昭和40年前後に新設されたモノで、

それ以前、城端線の旅客列車は

現在の3番線ホームから発着してました。

 

下は国土地理院のサイトに掲載されてる

昭和27年撮影の航空写真ですが、

現在の城端線用ホームはなく、

城端線の線路が現在の3番線ホームに

強引な感じで伸びているのがわかりますよね。

ということは、

現在の1・2番線ホームが新設された際に

全ホームの番線が改められたワケでして…

いっそのこと、駅舎側から番線を付番する

一般的な方法に改めた方が

合理的だったのではないでしょうかね?

それともこの頃は氷見線用のホームが外れにあったので、

それ自体も難しかったのかしら?

 

新設された氷見線用のホームは

城端線の貨物留置線跡に設けられました。

ホームが新設された以後も

城端線では数多くの貨物列車が運行中。

城端線のホームが構内の外れにあるのは、

北陸本線のホームとの間に

貨物側線が残されたからです。

 

そしてそして…

高岡機関区(現・高岡運転派)寄りに設けられたので

こんな景色が楽しめちゃいますぜ☆

北陸本線・高岡駅

北陸本線・高岡駅

 

一部のホームですけど

上屋に戦前製の輸入レールが使われてました。

興味ある方は探してみてくださいね。

北陸本線・高岡駅

 

「十年一昔」と言いますけど

この日、高岡駅を往来していたほとんどの列車が

今は見れなくなってしまいました。

その様子は次回のブログに続きます。

 

アパホテルでトレインビューを楽しむべし。

 

 

 

 

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