新しいエフェクター買いました。



MORLEY 20/20 Bad Horsie Wah です。


いまさらかよ!

知ってる方にはそう思われるかもですが

いまさらです。

自分でも衝動過ぎてビックリ。


所謂ワウってやつです。

ワウなら今まで定番のVOXやCRYBABYも使ってた事あるやん。

琢磨からFULLTONEのClydeってやつをかしてもらったり、

ちょっと高価なREAL Mccoy導入してみたり

なんなら今もエフェクターボードにお手軽なhotoneの小さいやつ入れてるし、

さらには使ってるマルチエフェクターにもワウ機能入ってるやん。


なのにいまさらMorley買っちゃいました。


他と何が違うの?

って、明確な部分は一つ。


スイッチレス。


つまりオンオフのスイッチがなくて

足を載せるだけでオン、足を離せばオフっていう簡単明瞭さ。

わざわざ一回強く踏み込んでスイッチをオン!してからワウワウ、切りたい時にわざわざもう一回強く踏み込んでオフ!しなくても良いわけ。

ライブ中の慌ただしい時に踏み込んで

「あれ?今オンになったかな?オフにしたっけな?」という細かーいストレスがなくなる。


だからー、Morleyのそれなんて昔からあったじゃーん。

なんでいまさら?


だってなんかタイミングがなかったんだもーん。


さらにちょっと昔までは本体のサイズが大き過ぎてボードに収めるのにちょっとなぁ、だったけど2018年くらいから20/20シリーズが出て小型化。


縦だけでも23cmくらいから17cmくらいになったんだよ5cmも小さくなるなんて凄くない?


で、実際購入。


自宅で繋いでみて


うーん、なるほど


...ってくらいの感想。

たしかにスイッチレスは便利だなぁ、とは思ったけど、はたして今までそんなに不便だったっけか?と頭によぎる。

必要な時は必要、使わない時は使わないって感じのエフェクターだから、一回一回スイッチオンオフすれば良くない?と急に冷静に。


それにペダルの踏み心地が今までワウとは異なるし、ちょっとクセがあるので馴れるまで時間かかりそうだなぁ...と急に不安になったり。


商品名にある“Bad horsie”ってのはMorleyとスティーブヴァイという変態ギタリスト

が共同開発した型?種類?まあ、そのタイプなんだけど

特徴としてある“コンツァーモード”。

これはペダルの右側にあるスイッチを押すとっペダルの両脇にある2つツマミが有効になる。

左側にあるツマミは“プレイヤーが欲しい美味しい周波数”を設定。

右側のツマミはその“美味しい周波数”のボリューム。


...らしい。

...まあ、たしかにこの効果で音が変わるは変わるけど、これ、どう使うん?


と、まあ、買って届いて手にした瞬間までがピークで、実際使い始めると「自分に本当に必要だったん?」「でも安い買い物じゃないから不必要だったなんて認めたくない」といった“機材購入あるある”をココロに秘めたままスタジオへ。


さっそくタッキーマシューに「何買ったんすか?」と興味津々に訊かれ、

それはオレのSNSを見て知った情報なんだからSNSで訊いてくれよ、その方がメンバー仲良さそうに見えるじゃんか。

SNS上で「オレの買ったエフェクターはなんなのか?クイズ」で他のお友達バンドマンも巻き込んで楽しみたかったよ。

(たぶん盛り上がらない)

と思いつつ。


「じゃーん!いまさらMorley!」と自慢し一夜漬けで身につけたウンチクを一通り説明。


さあ、みんなで合わせて演奏!


あれ?


あれ?


なんか良いぞ!


スイッチレスの便利さ爆発。

わざわざスイッチをオンオフするストレスから解放はやっぱりプレイヤーとしては重要だった。

だってさ、気軽に踏んだ時だけオンになって離せばオフになるって事はだよ?

瞬間の隙間、例えば1小節だけワウかけたいなぁとかなんなら2拍だけとか、ちょっとのフレーズに気まぐれでかけられるじゃん!

これはアドリブきくよねぇ。


あとわかっているようでわかってなかった“コンツァー”もバンドの音の中に入れてみてわかった。

こいつはかっこいいわ。

よく名プレイヤー達が「“ペダル半開き(少し鼻がつまってるような周波数で止める)”の音が最高」って言ってて、これもわかっているようで扱えてなかった部分だけどまさにこれがこうだと思う!

ようやく身体で理解できた。

なんか凄い!


てなわけで新しく手に入れたエフェクターは現段階で正解でした。

きっとThe Benjamin、THE BEETHOVEN、そして花少年バディーズのライブで暴れまくるでしょう。


飽きたり、繋ぐのめんどくさい、ってならなければね。


とにかくフィジカル(スイッチオンするだけのエフェクターじゃなく、エフェクター自体を操作しながらギターを弾く)なエフェクターって楽しいよな。


そもそもこれを導入したい!って衝動は今回のツアーで使ってるワーミー(踏むと音程が上がったり下がったりしてピューピュー鳴ってるエフェクター)の自由度が高くて弾いててエキサイティングしたし、みんなも盛り上がってくれたしね!



笑っちまふよな