わがままカウンセラーの「おもしろき こともなき世を おもしろく」

わがままカウンセラーの「おもしろき こともなき世を おもしろく」

心理カウンセリングのお申込みや、講師・講演等のご依頼はホームページ⇒ http://bellcosmo.net をご覧ください。

先日も少し触れたが、日本歯科新聞社発行の歯科医院向けの月刊誌「アポロニア21」の4月号で、特集として【「つい口調がきつくなる」院長への処方箋】という僕の『パワハラ予防&対策』の記事が10ページ掲載されており、社内でも好評だったそうだ。

 

よかったよかった。
 

 

 

 

Copyright(c)合同会社ベルコスモ・カウンセリング 鷲津秀樹
-----------------------------------------
ベルコスモ・カウンセリングはNPO日本次世代育成支援協会と共同でカウンセラー講座を開いています。↓

 

【2024年4月のカウンセラー養成集中講座の内容】

4月6日のカウンセラー養成集中講座は、アダルト・チルドレン及び愛着障害についてワークを交えながら詳しくお話しました。

世間では、このアダルト・チルドレンと愛着障害は結構ゴチャマゼになって語られているような気がします。

また、愛着障害やパーソナリティ障害、特に自己愛パーソナリティ(人格)障害と発達障碍も取り違えて見られたり決めつけられたりしていることも少なくありません。

ちなみに愛着障害については、下記の項目にどれだけ当てはまるかである程度の目安はつくと考えられます。もちろんその程度がどれくらいかが重要なのですが。

愛着障害簡易テスト
(Copyright(c)(同)ベルコスモ・カウンセリング)


かなり当てはまる 3点 まあまあ当てはまる 2点
あまり当てはまらない 1点 当てはまらない 0点

1.自信が無い
2.見捨てられ不安が強い
3.自分は自分、人は人と割り切るのが苦手
4.察してくれることを切望する
5.低い自己評価
6.情緒不安定
7.感情のコントロールが上手くいかない
8.人にどう思われるかがとても気になる
9.ゆとりがない時が多い
10.子どもっぽいところがある
11.親しい人に過度な要求をしたり、要求がエスカレートしたりする
12.親しい人に対しては切れやすい
13.批判、否認、または拒絶に対する不安が大きい
14.好かれていると確認できないと、人との関係に深入りしない
15.人から褒められても素直に喜べない

なお、愛着に問題(虐待、ネグレクト)があると発達にかなりの悪影響があり、愛着障害(6カ月~1歳半頃が悪影響のピーク)は、脳の報酬系回路と言われる脳の線条体の働きを悪くすることがいろいろな研究でわかっており、福井大学子どものこころの発達研究センター 友田 明美教授は下記の結果を研究発表されています。

・暴言を受け続けると聴覚野の一部の容積が増加し、知能や理解力の発達にも悪影響が生じる。
・厳格な体罰(頬への平手打ちやベルト,杖などで尻をたたくなどの行為)を長期かつ継続的に受けた人たちの脳では,前頭前野の一部である右前頭前野内側部(感情や思考をコントロールし,犯罪抑制力に関わっている所)の容積が平均19.1%も小さくなっていた。
・集中力・意思決定・共感などに関わる右前帯状回も16.9%の容積減少がみられた。
物事を認知する働きをもつ左前頭前野背外側部も14.5%減少していた。

ところでアダルト・チルドレンのカウンセリングでは傾聴や共感はもちろん大事ですが、それだけに頼ると下記の図のような過去をぐるぐると循環するパターンとなってしまうことも少なくありません。


やはり先月のレクチャーでお話したシステムズ・アプローチや認知療法を組み込んでいった方が、早く明るい方向に切り替えて段々とクライアントはHAPPYに進んでいくと、今までのカウンセリングを振り返ると強く感じています。


この内容は第3土曜(4月20日)にも行います。

【Copyright(c)(同)ベルコスモ・カウンセリング】


カウンセラー養成集中講座は第1と第3土曜(どちらか選択)です。
https://npo-jisedai.org/kouza.htm

ベーシック集中講座は毎月第2日曜と第3日曜(どちらか選択)に開かれます。心理学は初めての方でもご参加いただけます。
https://npo-jisedai.org/basic.html

WEB講座は第2土曜の午前中です。WEBでのリモート講座はこちらです。↓
https://npo-jisedai.org/webkouza.html

ご参加のお申込みやお問い合わせは下記ホームページから、またはメール( info@npo-jisedai.org )にてお願いいたします。
他にも毎週講座は月曜の午後に開いております。
詳しくはホームページをご覧ください。

 

 

 

最近、発達障碍に対して高額の治療法を広告宣伝する精神科医院が増えてきたなぁ。

 

それもあるのか、日本児童青年精神医学会がある発表を行った。

以下がその内容の抜粋

 

------------

日本児童青年精神医学会は、子どもに対するrTMSの有効性と安全性の証左は不十分であり、そのため、保険外診療として子どもの神経発達症や精神疾患に対するrTMS療法を実施することは適切ではないとの見解を公表した。

なお、日本精神神経学会による反復経頭蓋磁気刺激装置適正使用指針では、18歳未満の若年者にはrTMS療法を施行するべきではないことが明記されている。

 

出典 https://child-adolesc.jp/proposal/202442/

 

 

 

時が経つのは速い。

東北のあの大震災からもう13年も経ったんだ。

今年は元旦に能登の地震。

去年能登半島を一周したばかりだけど、どっちみち旅行でお金を使うのなら(能登の旅館とかが落ち着かれたら)旅行割りがあろうがなかろうが、また行こうと思っていた。

去年行った能登半島の最先端にある洞窟でもらってきた石は、どうしたっけなぁ。

 

 

 

 

 



 

先日、日本歯科新聞社が発行している歯科医院向けの「月刊アポロニア21」という専門誌から取材があり、歯科医院におけるハラスメント予防について少しお話をさせていただいたのだが、その掲載原稿が届いた。

内容は10ページにわたるのだが、これがとっても素晴らしい!
本当に僕が喋ったのか?というくらいの…。

これくらい上手に書ければ、僕の本ももう少し売れただろうに…。ぐすん

でも、この元となる内容は僕の『心理から見た「パワハラの予防と対処」: 交流分析 認知療法』と『「もっと早く知りたかった」と言われる子育て心理学: ~応用行動分析(ABA)・交流分析』に書いてあるので、興味のある方はアマゾンで買えるのでぜひ買ってください。(著書はこちら↓)
https://bellcosmo.net/hon4.html

ちなみに掲載されるアポロニア21は3月25日に発売予定だそうです。↓
https://www.dentalnews.co.jp/apollonia21/

 

 

 

-----------------------------------------
ベルコスモ・カウンセリングはNPO日本次世代育成支援協会と共同でカウンセラー講座を開いています。詳しくはこちらをクリックしてください。↓

 


 

【2024年3月のカウンセラー養成集中講座の内容】

3月2日のカウンセラー養成集中講座は、不登校やネット・スマホ・ゲーム依存、またアダルト・チルドレンにとても効果のあるシステムズ・アプローチについてワークを交えながら詳しくお話しました。

このやり方の重要な注意点は「原因追及(問題探し)に囚われない」ことと、「過去に縛られない」ことです。

下図1をご覧ください。



夫婦の不仲についてのカウンセリングの例です。

妻がカウンセリングに来て
「夫が毎日お酒を飲んでばかりいるから、腹が立ってついつい攻撃的になってしまう」
と訴えたとします。

ところが、次回夫婦で来ていただき、夫に話を伺うと、
「妻がヒステリックだから、こっちもイライラして、ついお酒を飲んじゃう」
と言うのです。

つまり、この問題はお互い「相手のやることが原因」だと言っているわけですね。

でも図を見ればわかるように、実はこの話は【原因⇒結果】というよりも、【循環】しちゃっているんですよね。

次の図です。



ゲームばかりしている子どもに親が怒ります。
すると子どもは親の顔を見るのが嫌で、部屋にこもってゲームをします。
それを見て親は、厳しさが足りなかったと思い、もっときつく怒ります。

3つ目。

 


クライアントが「自分はアダルト・チルドレンだ」と言って、過去の辛かったことをカウンセラーに話します。
カウンセラーはそれに共感して、その話を掘り下げます。
するとクライアントは、今まであまり思い出さなかったことまで頭に蘇ってきて、もっといろいろな辛い話をもっと悲しくなりながら話し続けます。

因果関係をたどると、最初の夫婦の話は「相手が悪者」となり、次は「子どもが意志が弱い子」となり、3番目は「親が毒親」となりますし、また厄介なことにどの話も「クライアントがHAPPYになるにはどうすればよいのか」という一番大事なことが語られていません。

・「人」が問題ではなく「問題」が問題である
・「なぜ」そうなったのかを考えるよりも、今はまず「どうなれば」よいのか

ここなんですよね。


この内容は第3土曜(3月16日)にも行います。


【Copyright(c)(同)ベルコスモ・カウンセリング】

カウンセラー養成集中講座は第1と第3土曜(どちらか選択)です。
https://npo-jisedai.org/kouza.htm

ベーシック集中講座は毎月第2日曜と第3日曜(どちらか選択)に開かれます。心理学は初めての方でもご参加いただけます。
https://npo-jisedai.org/basic.html

WEB講座は第2土曜の午前中です。WEBでのリモート講座はこちらです。↓
https://npo-jisedai.org/webkouza.html

ご参加のお申込みやお問い合わせは下記ホームページから、またはメール( info@npo-jisedai.org )にてお願いいたします。
他にも毎週講座は月曜の午後に開いております。
詳しくはホームページをご覧ください。

 

 

 

なんかしらんけど、メッチャ仕事に追われてる。

通常の仕事以外に2週続けての講演だワ、確定申告はせにゃいかんワ、その他4月以降で企画していることも有り~ので、ちょっといっぱいいっぱいになってきた。

ちなみに明日は朝8時半にコロナワクチンを打って、その後6時間カウンセラー講座の講師の予定だ。😰


ということで、このところは夜も吉田拓郎を聴きながら仕事をしているのだが、えらいもんで聴いていると学生時代の気分が甦る。

ただ、気分的にはその頃の感覚に戻れるのだが、残念ながら体がついていかない。大泣き

もぉちょっと鍛えておけばよかったな~。

 

 

 

 

 

 

3月6日は大分県立看護科学大学、日本文理大学、別府大学、立命館アジア太平洋大学、大分県立芸術文化短期大学、大分短期大学、東九州短期大学、別府溝部学園短期大学、別府大学短期大学部、大分工業高等専門学校、放送大学大分学習センター、大分大学で構成される「大分大学地域連携プラットフォーム推進機構」主催のセミナーの講師として、各校の教職員の方々対象にWEBで講演することになっています(ちなみにその翌週は大分大学単独で先生方への講演となっています)。

お役に立てたら僕も有難いです。

 

 

 

-----------------------------------------
ベルコスモ・カウンセリングはNPO日本次世代育成支援協会と共同でカウンセラー講座を開いています。↓

 

 

夕食を食べ終わって、ハイボールを飲みながらつらつらと本を読んでいたのだが、その中の一冊に高杉晋作の本があり、「草莽」という言葉が出てきた。

 

この言葉に何か気になるものがあり、WIKIで調べたらこう書かれている。

 

「草莽は、民間にあって地位を求めず、国家的危機の際に国家への忠誠心に基づく行動に出る人を指す。」

読んでいてはたと思い出した。

 

大学の時、東京から国道20号と19号、つまり信州経由でこちらに帰ってきた時(貧乏学生なので中央高速道ではなく国道で帰ってきた)、信州の茅野市にある民宿へいきなり飛び込んで泊めてもらった、そこの名前が「草莽」だ。

 

1人泊なのに暖かく泊めていただき、その上とっても美味しい信州牛のしゃぶしゃぶをごちそうしてもらって、とっても感動したっけ。

 

その後、もう一度行ったのだが(その時の話は小説にでもしたら、すごい話となりそうな内容なのだが)、それはここでは省く。

 

そのころの僕はこんな感じだった。

 

 

たまにだが、単車で田舎道をかっ飛んでいる夢を見る。

 

 

 

 

僕は夜、ラジオをつけっぱなしで寝るのだが、ふと目覚めた時にユーミンの「あの日に帰りたい」が流れていた。

懐かしいな~。
こういうのって、じ~んとくるんだよな。

この歌が流行った時、僕は行きつけでもあり、仲間のたまり場でもあった喫茶店「智栄」の向かいにあるパチンコ屋「楽遊」で、仲間と一緒に朝から晩まで毎日パチンコをしていた。

当時は喫茶店やパチンコ屋では「有線」で音楽が流れていたのだが、この「あの日に帰りたい」が流れると、いい唄だなぁといつも耳を傾けていた。

そんな感じで、学生時代はずぅ~~~~っと遊んでいた記憶しかないのだが、それはそれで僕にとってはたくさんの想い出が出来たことがすごくラッキーであり、有難いと思っている。

ただ、だからと言って「昔はよかった」とか言って、そんな想い出ばかり語り、いつも同じ終わり方をするような飲み会は僕はご遠慮被りたい。

楽しく想い出を語るのも確かに良いものだが、やはり想い出というのは、創り出していくものだと僕は思うから。