祝・ピョンタール師父、ブログ開設!

山よりでけぇ熊は出やしねぇ!

押し掛け弟子のあっしめも、早速マネしてアメブロガーになってみやした!

まだ使い勝手がわかりませんが、ボチボチ覚えていきやしょう。。。



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宮島竜治師父の編集作品でもダントツに好きな映画をまずは御紹介。
カントクは偉才・中江裕司。

恋とバンドに目覚める高校生の青春ドラマ。
題名からして気恥ずかしいんだが、そんな気恥ずかしさそのものがいとおしくなる、みずみずしさに満ちている。

邦画ではここ10年で最高級の青春映画。

何よりもキャメラ、画(え)が素晴らしい! 
ワンカットワンカットがこれほど丁寧な手付きで撮られているシャシンは久々に見た。今の時代に、ここまで清新な画面を撮れるキャメラマンさんがいるとは、、、感服しきり。
キャメラマン御本人もいらしていたが、たたずまいこそ才気を感じさせたものの、ごく普通の小柄な青年で、それもまた驚きであった。。。

強いていえば宮崎あおい主演の『害虫』の感触に近いが、あそこまでフィルムの質感そのものに対してフェティッシュではなく、もっとストレート、まるで8ミリ映画で撮られているような、そんな手作り感があって、親しみあふれまくり。

厳しく見れば、構成面、ストーリーテリングの面でやや不器用、かなり乱暴なところはあるのだけれども、そこもまた稚気愛すべしという具合で、好意的に見られた。

原案者はおなじみ、あのBEGINです。
要するに、コレは彼らの青春自伝映画でもあるワケね。

青春時代に一瞬帰りたい、甘酸っぱい気持ちを気楽に(?)取り戻したいすべての方にオススメ。