古本屋開業応援ブログ

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古本屋の開業を応援します!好きな本に囲まれて仕事しませんか?このサイトは、じっさいにリアル店舗を2店経営しているカラス店長の頑張るひとを支援するブログです。一緒に頑張りましょう!

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こんにちは。
カラス店長です。

古本屋をやりたい人向けにブログを書いて、
自分が閉店させる支店を引き継いでくれる人を
探していましたが、残念ながら誰も表れませんでした。
まあ、仕方ないですね。

という訳で、支店はさっさと閉めて、
閉店作業は2週間ほどで終わらせたいと思います。

とはいえ、閉店業者を選定するにあたっても
本名を明かさないおじさんが表れたり、
色々な人が突然声をかけてきたりと
とにかく色々な事が起こっています。

今は日常的に
日本のダークサイドと再び接しています。
最後の最後までどうなるかわかりませんね・・・


さて、今日はそんな中、
1つの決意を表明させて頂きます。

私は本を書こうと考えています。

何故このタイミングで?
と思われるかもしれませんが、
もちろん大きな戦略の一部です。

しかし、私が経験してきた
リアルの商売で売上を上げる方法や
苦労話はきっと面白いと思いますし、
その過程で学んだ法律や税務の話、
そしてブラックな情報は
絶対に他の人の為になると考えています。

少なくとも、日本の自営業者や
小さな会社の経営者にとっては
絶対に参考になるはずです。

当然ながらブログには書いていない話も
山のようにありますので、
ネタに尽きる事はありません。

2014年の自営業者数は500万人を超えるようですし、
独立したいという予備軍はその倍はいると思います。

あわせて1000万人の人のうち、
1%の人に買ってもらえたら10万部です。
ザックリと考えて、ターゲットはこの辺りです。

もう1社だけコンタクトをとりましたが、
他はまだまだです。
もしコネがあったり、
推薦できる会社をご存知のかたは
是非教えてください。

最近お願いばかりのブログですみません。


おはようございます。
カラス店長です。

今日は【音】について
書いてみます。

ハッキリ言って私はうるさいお店が嫌いです。

ただ・・・
ハッキリとしているのは、
私は私生活ではお金を全く使いません。

仕事関係者と飲みにいくくらいです。
昼飯も近所の肉屋で買ってきた
90円のささみ肉のフライだけで済ませます。

だから、
私の価値観と同じ店をつくっても
流行らないのは容易に想像つきます。

古本屋に限らず、
お店でお金を使ってくれる人は、
基本的にお金を使うのが好きな人たちですからね。

では、どんな人たちが
お金をつかってくれるのでしょう?
どうやったらお金を使ってくれるのでしょう?

みなさんは日本中の駅前にあって、
賑やかで、華やかで、多くの人が集まり、
お金を使ってくれている商売を
ご存知ですか?
知っていますよね?




そう、「パチンコ」屋。

もちろん古本屋なんですから、
品格は保たないといけません。
でも、シンミリとした雰囲気ではダメなんです。

考えてみてください。

葬式のような静かなブックオフ・・・
どう考えても行きたくないですよね?
購買意欲は湧きませんよね?

つまり、我々は
「店員がうるさい!」
「あの山彦どうにかならないか!」
と文句を言いつつも、
実は必要悪として求めているのです。

では、個人の古本屋だとどうでしょう?
どうすればいいでしょう?

基本はやはり挨拶です。

「いらっしゃいませ!」
「ありがとうございました!」
はしっかりと言うべきです。

ただ、面と向かって言うと
おかしな感じになってしまうので
昨日書いた通り、忙しそうにしながら挨拶するのです。
そうすると、嫌みが減ります。

別にお客さんの顔を見なくても良いんです。
お辞儀しなくても良いんです。
忙しそうに仕事しながら、
適当に大きな声で景気良く挨拶するんです。

その他にも、
レジを鳴らすというものもあります。

これは昔、私が尊敬する
他の経営者から学びました。
「レジを景気良く鳴らしたら
 気持ちいいじゃないですか~♪」

そんな感じの事をその人は言ってました。
(その人は人格者ではありません)


例え100円の本を一冊売るだけでも
以下の通りやってみましょう。
変わるから!

お客さんが来たら、景気良くレジを鳴らし、
ドロアを開けましょう。
「ガシャーン!」

そして、景気良くレジのドロアを閉める。
「ガシャン!」

そして、忙しそうにしながらも本気で挨拶。
「ありがとうございました!」
とくに「した!」って部分は強調です。


ただ、このようなオペレーションは
当然ながら「ウザい」スタッフには
ちょっと難しいかもしれません。

人にやらせる時は、注意してください。
私としては、仕事の70%を行なう
店長やメインのスタッフが自ら元気に声を出し、
他のスタッフは普通に自分らしく振る舞う。
そんな感じでも良いかもと考えています。

長くなりましたが、
古本屋は新刊本屋やカフェのような
高い品位を保ちつつ、
パチンコ屋のような元気さを取り入れる。
そんな雰囲気が良いんだと思います。

難しいかもしれませんが、
これなら0円で出来ますからね!

税務署対策として、
レジを打たないなんて勿体ない!!



※ちなみに物件は今週中に処分する予定です。
 今日も解体業者が見積もりに来るので、
 古本屋を格安でやりたい人は急ぎでご連絡ください。
 

おはようございます。
カラス店長です。

昨日はとても衝撃的な事がおきました。

公表しては不味いと思いますので今は書きませんが、
とても衝撃的な内容なので、
そのうち本を書く機会があれば、
是非書いてみたいと思います。

さて、今日は
【Ⅲ、店員のオペレーション】
について掘り下げていこうと思います。

突然ですが、
私は全く同じお店で、
同じ内装、同じスタッフ
同じ商品、同じマニュアルだとしても、
店員の動きをコントロールするだけで
売上は変わると考えています。

基本的には2パターンあるのですが、
あえて今日は1つに絞って
書いてみたいと思います。

その売上を変える店員の動きとは・・・

『忙しそうにする』

実はこれだけなんです。
コレだけで売上は変わるのです。
買取だって良くなると思います。

イメージしてみてください。
態度の悪いお客さんに怒っている店主。
経済政策に文句を言っている店主。
そういう人いますよね。

いや、でも実際は
その人が言っている事は正しいんですよ。

でもですね・・・

私はあえて言う




「暇なんだろ!」


普通は本気で古本屋をやろうとしたら、
忙しくて忙しくてしょうがないですよ。
変な客に文句を言っている時間はありません。

最高に忙しくしていても
文句を言っている人は、
ある意味本当にできる人ですけどね(笑)


私は自分のお店で
上がりが10万円程度あれば
良いと思っていたので、
最近まで人任せてマッタリやっていました。

しかし、今は訳あって
自分が店に入って最高速で働いています。
スタッフにも協力してもらっています。

その結果は明らかでした。
なので、この忙しそうにするという
アドバイスは間違いありません。


ただ、問題なのは、
何の仕事をやって忙しくするのか?
これはケースバイケースで違うと思いますので、
経営者のセンスが問われると思います。

・Amazonに商品を出品する事
・Amazonで売れた商品の梱包をする事
はもちろんですが、

・メディア商品の値段のチェック(大事!)
・本の棚を充実させる事(大事!!!)
・特価商品の定期的な入れ替え(大事!!)
等々のリアル店舗の充実も大事です。

今、私はCDやDVDの棚の充実が
急務だと考えています。

経済の流れが変わって、
メディアに多くの人の目がいっているからです。

安くて良いCDを適正価格で並べたら、
絶対に売上は良くなります。

是非、みなさんも
ブックオフのバイト以上に急いで
仕事をしましょう。

夜のビールも美味しくなるし、
利益も上がるし、
良い事尽くめだと思います。


おはようございます。
カラス店長です。

今日も時間が無いので
超特急でブログを書きます。

今日は
「商品の見やすさ」
について掘り下げてます。

商品の見やすさについては
・価格の見やすさ
・商品自体の見やすさ
・店舗のデザインとしての見やすさ
がありますね。

まず、商品価格の見やすさです。

商品には販売価格を表示しなければいけません。

古本屋で本を扱う場合、
主に以下の場所に値段表示をします。
・最後のページに値段を記入する
・裏の見開き部分に値札を付ける
・値札をホッチキスで最後のページに止める

しかし、
この常識をひっくり返したのがブックオフ。

本の裏表紙に印刷されている
バーコードの上に値札を貼りました。

これ、見やすいですよね。

私自身はこの値札の貼りかたは嫌いですが、
お客さんが見やすいですし、
作業も楽なので、この場所に値段を貼るのは
ありだと思います。

もう、本を開く必要はないのです。


次にDVD。
これはブックオフに限らず、
新品DVDを扱うショップでも同じですね。

特価品は背表紙に値段が付いている。
しかも、カラフルで揃っています。
お買い得で色鮮やかであれば、
思わず手にとりたくなりますよね。

古本屋も同じだと思います。
良い高額商品であれば、商品も表側に。

特価商品であれば、
値段を揃えて、背表紙に
値札を貼付ける。

500円の商品と2,000円の商品を混ぜずに
安い価格帯の商品はゴッソリ固めて、
複数購入を勧めましょう。

無理やり売ろうとしなくても
お客さんが購入モードに入れば、
普通に商品を探してくれます。

つまり、
値札を貼るというのはある意味デザインです。
お店のデザインとしては、
購入を促すようなデザインが効果的ですね。

店主の「売らんがな」のデザインは
みっともないので注意です。


次に商品の見やすさについて
書いてみたいと思います。

商品を見やすくさせる大事な事は
なんといっても売場、棚の統一です。

同じ商品の時は、
出来るだけ棚の高さを統一します。

時々、棚の高さが変わっていたり、
面賃の時に本の下が揃っていなかったりする
古本屋さんがありますが、
それだと消費者のスイッチは入らないと思います。

まあ、意図的に、芸術的にやる場合を除けば、
棚の高さを揃えて統一感ある方が
間違いなく売れます。
基本中の基本ですね。


時間が無いので急ぎで書きますが、
最後に店舗内の動線も大事です。

これはお客さんがお店の中を
ぐるぐる回遊しやすくするものです。

悪い例としては、
お客さんがお店の中をぐるぐる回りにくい
以下のようなケースです。

・通りたくないゾーンがある
・行き止まりがある
・店員と目が合いやすい道がある

こういった場合はお客さんの
購入スイッチが入りにくいです。

既に店舗がある場合も、
什器を動かすのは難しいので
商品を動かして、動線を意識しましょう。


明日は
「Ⅲ、店員のオペレーション」について
書いてみたいと思います。

こんにちは。
カラス店長です。

今日は土曜日ですが、あいにくの雨。
お店での売上は見込めませんね。
Amazonだよりの売上になりそうです。

今日から
Ⅱ、店舗の戦略デザイン
について掘り下げてみたいと思います。

最初は
【商品の配置場所】
についてです。

「商品を何処にならべるか?」
この問いは、とても大事です。

しかし、多くの古本屋経営者は
考えきれていません。

店舗で売上が伸びないお店は
自分が売りたい在庫過剰な商品を
目立つ所に陳列します。

時々売れる事もあるかもしれませんが
損をしたくないという気持ちが伝わってきて
客目線で考えると良くありません。

又は、
Amazonで高値が付いている商品を
目立つ所にに陳列します。

この場合、Amazonで
【高値がついている賞品=良い商品】
という単純な考えに落ち入り、
自分で考えるのを放棄しているんですね。

それに対して、
いいお店は目の前にいるお客さんの
目線でつくられています。

店の外には、
お客さんが足を止めたくなる
お得な商品や雑誌を陳列。

お店に入ったら
目に付く良い商品。

奥の方に行けば、
何か良いモノがあるのでは?
という期待感を持たせます。

そして当然大人向けの商品と
子供向けの商品は出来るだけ離す。

落ち着いて本を選びたいサラリーマンは
うるさい子供が近くにいることを嫌いますからね。
ゾーン分けしたいところです。

そして、売上が落ちている商材があれば、
どんどん縮小させ、売上が伸びるものがあれば、
棚を拡張する。

当店では数年前までの
目玉だったゲーム売場が半分くらいになりました。
単行本や少女コミック、ワイドコミックの棚も
減りました。

逆に時代文庫や新書の棚は増えました。
目立つ所にフィギュアを飾るようにしました。
少しづつで良いんです。

だんだん自分の店の話になってしまいました・・・

ただ、古本屋なんですから
100%のお客さん目線で
お店をつくる事は出来ません。

買取でお客さん望む商品が
集まるとは限りませんからね。

そうなると、
お客さん目線を意識しつつ、
お店にある商品とのバランスをとる。

ということが大事になってきます。

まあ、
結局は一言では言えないという事ですね・・・

しかし、
・お店に入る気にさせる
・お店で買う気にさせる
これはやはり陳列でしか表現できません。

お店をデザインする・・・
とても大変ですが、
売上が上がると楽しくなります。

中途半端に大きいお店では大変ですが、
小さなお店であればスグできます。
是非考えてみてください。

明日は「商品の見やすさ」について
書きたいと思います。