キャリアコーチの就活応援日記

日々学生の方と会っているなかで感じること、企業の採用担当者からのヒアリング、就職活動本やコーチングでの学びをふまえて、メッセージを伝えています。


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みのものんたが心がけていること

いつだったか、みのもんたさんがテレビで話していたのですが、彼は、「暑い」「寒い」「疲れた」「忙しい」の4つの言葉は絶対口にしないよう心がけているとのことです。


例えば、皆さんは、今日、どれだけ「暑い」と口にしたでしょうか・・・


私たちは、自分や周りの人にどんな影響を与えるのか考えずに、日ごろ使う言葉を無意識に選んでしまっています。

何に対しても、「落ち込んだ」「頭にきた」と口にしていると、何もかもが「落ち込み」「頭にくる」ようになってひまいます。

ネガティブな感情を口にすることで、人生をネガティブなものにしてしまっているのです。


就活でなかなか思うような結果が出ないと、「まずい」「やばい」「だめだ」「疲れた」「どうしようもない」といった自分への批判の言葉や、「ふざけんな」「たいした会社ではない」「いずれだめになる」「かわいそうだ」といった、相手や周囲を批判する言葉が自然と多くなるはずです。

しかし、それらの言葉を口にすることは、事態を好転するどころか、むしろ、自分の感情をマイナス方向に向かわせるしか作用しないのです。


ですので、同じ状況を言うのであっても、よりポジティブな表現をぜひ選んで欲しい。

例えば、「よい経験だ」「よいチャレンジだ」「タフだ」「自分の良さがまだ出ていない」といったように。


言葉の持つパワーを決して忘れないでください。



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よい質問をしよう

ココロとカラダはつながっている

ココロとカラダはつながっている

思うような結果がなかなか出ないというとき、前向きになろうとしても、なかなかそうもなれずに、マイナス思考にはまってしまうというのはよくあることです。


そんな人には、体の姿勢を変えてみることを提案したいです。


おそらく、今は、表情は暗く、頭がさがり、誰が見ても、元気がないなという感じになってしまいます。

それを、背筋を伸ばし、目線を上向きにして、笑顔を無理にでも作ってみる。

街や学校を歩くとき、面接のとき、できるかぎり一日中、その状態を保ってみる。


体の状態と心の状態は自分が思っている以上に深くつながっているのです。


落ち込んだポーズでいると、いくら前向きになろうといっても体が無意識に抵抗してしまいます。


落ち込んだときには、まず体から変えてみる。

ぜひ実践してみてください!

よい質問をしよう

なかなか思うような結果が出ていない人は、こんな質問を自分に浴びせている可能性があります。


「なんでうまくいかないのだろう。」

「どうして自分は結果を出せないのだろう」


こんな質問をしていては、自分を責める気持ちが強まって、決して前向きな思いになれません。


代わりに、こんな質問をしてみましょう。


「どうすれば、より自分の良さをアピールできるだろうか」

「どうすれば、より自分にあった企業に出会えるだろうか」

FAという選択

前回の記事 で夏採用の人気企業を紹介しましたが、そのうちの一つ、日興コーディアル証券では、FA(ファイナンシャル・アドバイザー職)を、50名という規模で募集しています。(募集概要はこちら


地域限定の契約社員という立場は、総合職を考えてきている人にとっては、そもそも考慮外としているかもしれません。


ただ、こんな人にはFAの仕事は向いていると思います。

・他人に頼られている、喜ばれることに喜びを見出す人

FAが地域限定の転勤なしの形態をとっているのは、営業先であるお客さまとの長期信頼関係構築が必要とされるからです。自分の頑張りによって、相手が喜び、幸せをダイレクトに感じやすい仕事であると思います。


・主体的に自分のキャリアを作って生きたい人

成果主義が広まった現代においても、特に大企業においては企業に依存的な生き方でも何とかなるものです。FAは金融のプロとして、成果に応じた収入を得ていく仕事であり、主体的に力強くキャリアを創ることが自然と求められます。


ちょっと気になったという人はぜひ、募集要項 をチェックしてみてください。

今からエントリーできる人気企業

今月号(8・9月号)の 『就職ジャーナル 』に、夏から受けられる人気企業45社の採用情報が掲載されています。


以下がその企業となります。(太字は再応募OKかつ採用予定10人以上の会社)


旭化成

味の素

エーザイ

キヤノン

資生堂

積水化学

積水ハウス

東レ

凸版印刷

日本食研

NEC

日本メナード化粧品

ノエビア

マツダ

ミサワホーム

ミツカン

ヤマハ

伊藤忠商事

オンワード樫山

住友商事

双日

丸紅

三井物産

ニトリ

オリックス

第一生命

東京海上日動

日興コーディアル証券

みずほフィナンシャルグループ

三井住友銀行

三菱UFJ信託銀行

朝日新聞社

共同通信社

日本経済新聞社

読売新聞社

大塚商会

富士ソフト

イーオン

HIS

エームサービス

JTB

JR東日本

プランドゥシー

ベストブライダル

森ビル


かなり狭き門であるし、一度春に応募した人は不可の企業も多いですが、気になる企業があれば、各企業のサイトをぜひチェックしてみてください。



【関連記事】

今の苦労は絶対報われる

電話による相談受付の実施について

最近早稲田大学のキャリアセンターに相談に来る学生の方の数もすっかり減ってしまいました。


けれども、なかなか思うような結果が出ずに、蒸し暑いなか、スーツ姿でがんばっている人が、まだ大勢いることを僕は知っています。

また、内定は得たものの、このままでよいのか、あるいは複数の内定先のいずれか選ぶべきか、判断がつきかねていると悩んでいる人も少なからずいるでしょう。


そんな方が気軽に相談できるように、電話による相談を受け付けることにしました。

相談希望の方から僕あてに電話をしてもらい、そこで相談内容を話してもらいながら、コーチングを行うというもので、通常の個人向けコーチングでは一般的な方法です。


詳細は以下のとおりです。


【対応内容】コーチングによる就活全般に関する課題解決、エントリーシート等の添削

※ 「コーチング」に関してはこちら を参照ください

【対象】来春就職予定の学生(早稲田大学以外の方でもOKです)

【方法】原則、電話もしくはIPフォン

【時間】1回につき最大1時間

【料金】一切かかりません ※クライアントとして継続的なコーチングを受けたいという方は、別途相談

【問合せ・申込み】こちら から必要事項を送信してください



以下は僕のコーチングを受けた方の感想です。

・コーチングを受け、何が一番自分にとって重要な要素か、ということをより深く、現実的に考えることができるようになり、結果としてそれまで就活用に思い描いていた自分とは別のところに自分の軸があることを発見しました。(早稲田・M君)


・話していく中で、自分自身の考えが自然と整理されていく(そのようにお話を聞いていただける)ところが良かったです。それにより自分が強く意識していなかった、就職に対する考え方などに自分自身で気づけました。(早稲田・K君)



ちょっとでも気になるという方は、気軽に連絡してくださいね。

また、友達にもぜひ紹介してあげてください。

公務員という選択(2)

前回の記事の続きです。


公務員志望の方と会って思うのは、「社会に役に立ちたい」→「利益第一の民間企業では限界がある」→「よって公務員になりたい」という単純な図式で志望しているなということです。


そんな人には、利益を追求するからこそ、世の中に価値を生むことがあるということを知って欲しいと思います。


多くの民間企業は、厳しい競争の中で、利益を伸ばし続けることを要求されています。

利益を伸ばすためには、売上を稼ぐとともに、コストをとことん削減することが必要となります。


売上を稼ぐというと、公務員志望の方にとっては、がめつさ、お金のためならルールを破って・・・というようなイメージをもつ人もいるかもしれません。

売上というのは、顧客満足の対価です。特に情報化時代において顧客の立場はかなり強くなっており、民間企業はどこも、顧客満足を高めるために、色々試行錯誤しています。

その試行錯誤の中から、皆さんが日々恩恵に預かっている商品やサービスが生まれているのです。


公務員の場合でも、国民のため、市民のため、ということをもちろん意識して仕事はしているでしょう。

ただ、不特定多数の顔を見えない国民、市民を相手にするよりも、ある程度限定された自社の顧客を相手にし、かつその満足の対価が数字になって明確に現れやすい民間企業のほうが、僕は相手に役に立てる実感を味わいやすいと思います。


また、民間企業は、バブル崩壊以降、強烈にコスト削減を進めてきました。お金や時間の無駄を減らすこと自体価値につながるのですが、このコスト意識は、予算消化ありきの国や地方公共団体ではなかなか持ちにくい意識です。


もちろん公務員でしかできない仕事もあるし、公務員の仕事が世の中に価値を生まないとなどはこれっぽっちも思いません。

ただ、民間企業のことをよく知ってもらった上で、公務員を志望してほしいと強く思います。

公務員という選択

前々回の記事にコメントを寄せてくれた、ともさんから、なぜ公務員を目指しながら、民間を最終的に選んだのかと聞かれました。


そもそも僕が公務員(官僚)を目指した理由は以下によるものです。

・特にこれといってやりたいことがないので、ジェネラリストとして活躍したかった。

・試験さえ受かれば、自動的に出世できる(と思っていた)。

・周りからすごいと言われる(と思っていた)。

・海外留学や海外での仕事のチャンスが得られやすい。


もともと地方公務員(都庁)を目指していましたが、それも、転勤もなく、給料そこそこで楽に仕事ができるという思いからでしたが、それが当時付き合っていた彼女に振られ、すごい優秀であった彼女を見返したいと思い、官僚を目指したというものです。

使命感とか、公に殉じたいといったものはあまりなかったです。


そんな僕でしたから、一度失敗した後も、再び受けるという思いはあまりありませんでした。


ただ、官僚の代替として入った鉄道会社で仕事する中で、もう一度公務員試験にチャレンジしたいという思いが湧き上がり(今度は一応やりたいことや使命感も多少あった)、勉強をしたり、OB訪問もしたりしました。

が、働きながら試験を受けるほどの思いはなく、自然と勉強をやめてしまいました。



そんな僕ですが、今思うと、公務員にならなくてよかったなぁと思います。

決して負け惜しみではなく、それは、以下のように考えるからです。

・主体性を重んじ、結果を早く求める価値観をもつ自分にとって、公務員の仕事は合わない

・(特に官僚の場合は)仕事の時間に多くとられ、家族と過ごす時間がとれない

・公務員でなくても、むしろ民間のほうが、世の中に価値を提供できる


公務員希望の学生の方と話すとき、「世の中の役に立ちたい」的なことを志望理由として言われます。

一般の企業は世の中の役に立っていないの?と聞くと、「そんなことはないと思いますが、結局利益第一なので制約があると思います。」と答えます。


本当に公務員のほうが世の中に役に立つ仕事ができるのでしょうか?

利益第一の民間では、公務員に比べて、提供する価値に制約があるのでしょうか?



ちょっと長くなってきたので、この続きは次回の記事に回しますが、公務員を志望されている方は、なぜ自分は公務員なのか?自分のやりたいことは公務員でしかできないのか?といったことを、上記問いと合わせて考えてみてもらえるとうれしいです。

秋・通年採用を予定している人気企業

『就職ジャーナル』 7月号によると、以下のような人気企業も秋・通年採用を予定しているとのことです。


旭化成

朝日新聞社

エイチ・アイ・エス

資生堂

住友商事

ソニー・コンピュタエンタタイメント

大日本印刷

東京海上日動火災

凸版印刷

日本電気(NEC)

プラン・ドゥ・シー

マツダ

三井住友銀行

ヤマハ

ユニクロ


秋・通年採用に関する詳細情報は、6月から7月にかけて続々と発表されます。

一部では、春の選考に応募して不採用になった人の再応募可という企業もあります。


チャンスを見逃さないよう、気になる選考スケジュールはこまめにチェックしましょう。


就職留年

前回の記事に対してのデイズさんのコメント で、就職留年に関して意見を求められました。

実は僕自身、就職留年しています。


僕の場合は、公務員試験に失敗したことで、一応民間も受けていたのですが、就職活動をやめてしまいました。

留年後は民間中心に受けたのですが、書類選考の段階でも結構落とされたり、そもそも資料請求しても届かなかったりして、多少は留年(1浪1留)ということで不利なのかなぁと感じました。


ただ、これは11年前の話で、今は全く事情は違います。

僕が数十人の採用担当者から話を聞いたなかで、年齢を理由に制限を設けている会社は一社のみでした。

プラス2年(2留or1浪1留or2浪)までということでしたが、特に強いこだわりがあるという感じでもなく、優秀な学生であれば採用するとのことでした。

今は年齢制限どころか、学校、性別や国籍すら不問という会社も増えています。


なので、留年という理由のみでマイナスに扱われるということは全く考えなくていいと僕は思います。


ただ、一方で安易に就活をやめて留年を決断して欲しくないという思いもあります。


当時、僕が公務員試験の2次試験に不合格となり、就職留年をすぐ決めていたときに、今でもよく覚えているのは、友人が、「国家一種の1次試験に合格したような奴であれば、企業も今からでも面接してくれるはず、人事に直接連絡してみなよ」とアドバイスしてくれたことでした。

結局、行動力も勇気も自信もなかった僕ですが、どうせ留年するのであれば、だめもとでそれからでも就活を続けてみればよかったと思います。


今は、通年採用を取り入れているところも多いですし、いまだ決まらないという人の多くが、思い込みにより、業界や会社をかなり絞込み過ぎていると感じます。


デイズさんは化粧品業界希望ということですが、化粧品業界でしかできない仕事など、僕はないと思っています。


いきなり化粧品業界ではなく、自分の生きていく上でのこだわり、働く上でのこだわり、という点から受ける会社をしぼっていって欲しいと思います。

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