~まもなく9年目!キャリアコンサルタントの想うこと~

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~今すぐの転職活動に役立つ情報はもちろん、これからのキャリアの創り方まで!~                                    転職は「未来」へとつながる大切な選択。日々その選択をお手伝いさせていただく中で想うことを綴っていきます。 

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前回の更新から約二か月…

すっかりご無沙汰しておりました。


その間、ブログをのぞいてくださった皆様ありがとうございますキラキラ


ここ最近は、キャリアコンサルタントとしての目の前の仕事にどっぷり

でしたが、その中で私自身が何をしたいのかが、見えてきた時間でも

ありました。


20代、30代の志ある人たちのこれからを開くような支援がしたいとい

うことです。


もちろんカウンセリングでは、40代、50代の方とお会いすることもあ

り、それは私にとっても学ぶことの多い貴重な時間であり、同時に確

かな経験とスキルのある方たちがご入社をされたときに企業に与え

るインパクトの大きさも理解しています。


それは確かに素晴らしいことですが、より不確実なものの中で葛藤

をしている、もしくは何かを成し遂げようとしている20代、30代の方た

ちの支援をしたいという気持ちが改めて強くなりました。


キャリアコンサルタントの方たちが専門性を持つ時は、

業界や職種、男女などの切り口で専門性を持つ方が多いのですが、

私は20代、30代の志ある方という分野を専門にしていきたいと思っ

ています。


自分の力で、前向きに、何かを成し遂げたいけれど、

どの分野でそれを成し遂げればいのか、

自分の適性や外的環境の情報が足りないことでその判断に迷って

いる方たちと話をする中で、新しいきっかけを生み出すことができれ

ば、いずれその方たちの力が、なにかを生みだし、素敵な連鎖を生

むことができるのであれば、その力になりたいと考えているからです。


常に世の中は移り変わります。


その中で今後のキャリアを考えることは、とても難しいことで、正解は

ありません。


仮説を立て、その中でどう力をつけるかを考え、伝えていきたいと思

っています。


こう考えるようになり、より自分自身が力をつけねばと、遅ればせなが

ら必死で本を読んでおります。


このブログでも日々転職を考える方からいただく質問と私の考えなど

も加えつつ、お伝えしていきたいと思います。


久しぶりのブログにも関わらず、独り言になってしまいましたが、

もしキャリアに関する質問などございましたら、ぜひコメント欄に入れ

てください。


はりきって回答いたしますので上げ上げ

約2週間ぶりの更新…反省。



ちょうどこの時期は、来期の組織をつくる時期でもあり、



自分自身がこれからどうしていきたいのか、

そして組織の中で自分がどんな価値発揮ができるのか、



そんなことを考える時間が増える

大変なことだけれど、こういう視点を持って組織と向き合えるように

なったことは自分の成長だと受け止めている



以前に務めていた会社はその組織が数100名規模、自分の在籍する

事業部だとまだ100名規模の時に入社をした



まだ組織も仕組みも未成熟で、会社の名前も決して有名ではなく、

ベンチャーと呼ばれるような環境。自分なりの考えを提案する場も多かった



そして4年後、退職をする時には1000名を超える組織となり、在籍す

る事業部だけでも、数100名規模にまでなった



自分ではベンチャーと呼ばれる環境で育ってきたつもりで

まだでき上がっていない組織に入ってもフレキシブルに動ける「つもり」でいた



そういう環境が自分には合っていると思っていた

そして当時まで10名前後の今の会社に入社をした。



動けなかった…



無意識のうちに自分の仕事に自分で範囲を決め、隣の人との線引

きをしていた。意識をしてしていたというよりも、無意識のうちに自分

の仕事はどこまでだろうと考えていた



今組織全体がどういう状況だから自分はこういう役回りをしよう、

そう自然に思えるようになるまでに1年近くかかった気がする



思った以上にリハビリが必要だった



「慣れ」は怖い



ベンチャーと呼ばれる頃に入り、その組織の中で能動的に動いて

いたつもりが組織の拡大とともに細分化されていく仕事の中で満足

し、自分で自分の仕事の範囲を探すようになっていた



もちろんすべてを一人でできるわけではないし、組織の拡大とともに

業務は分担される



でもその時に全体の中で自分はどんな価値発揮ができるのだろう

と、俯瞰して見ることができれば、その仕事はたった一人の仕事で

はなく、組織の中で大切な役割となる



そのつながりが感じられることは大きな充実につながると、

改めて感じ始めている



ちなみにこの話にはもうひとつ大切なことがあると思っていて、

それは今、自分が担う役割の中で自分の成長をどのように見いだ

せるかどうか



それは例えば、「マーケティングをやりたい」という希望の中で状況や

そのときの適性で営業としての責を担わなくてはいけなくなったとする



その時に営業という仕事の中でいかにマーケティングについて学べる

か、マーケティングの発想を活かした仕事ができるか、将来に生きる

なんらかを学ぼうとして取り組む人とそうでない人とは成長に大きな差が出る



もしそれでも得るものがないとなった時には外にでることを考えても

よいと思う。でも、営業という責を任されるようになったから、もうマー

ケティングは学べないと単純に考えてしまうのは早すぎる



ここで一度考える時間を持ち、組織の中での役割と自分の成長を

しっかりと考えることはよりよい転職に向けても必要なことだと思う

この仕事をしていて、

原点に帰りたい時に読むのが

外科医須磨久善 さんについて書かれている本



どのような方かというと、詳しくはぜひお読みいただきたいが



神の手を持つといわれる心臓外科医であり、通常心臓移植

が必要と言われる拡張型の心筋症の患者さんの大きくなっ

てしまった心臓を3分の1をも切り取るというバチスタ手術を

日本国内で行った方である



ただ高い技術を持っているとか、そういうことではなく、本気

で患者さんと向き合い、その命を助けようとしている、素晴ら

プロ意識をお持ちの方なのだと思う




この方について描かれている本を読むとぐっと気持ちが動

かされる



「患者さんの「ありがとう」という言葉をもらって元気になる、

そしてその元気で次に向かっていける、エネルギーをもらっ

ている」



相当に厳しい環境の中でも、その環境の中で言い訳をす

るのではなく、元気をもらって、次に向かって、そしてまた

誰かを元気にする、



自分が何のために働いているのか、そして何によって生か

されているのかを忘れないこの生き方は心を強くしてくれま

す。



もちろん医療は生死が関わるものなので、他の仕事と一

緒にするのはおこがましいかもしれませんが、今自分の

前にある仕事で、自分が何をできるのか、と改めて考えさ

せてくれる本なのです。