Bonjourフランス 福山知沙です。

La journée de la francophonie 】

先月のことになりますが、

飯田橋の日仏学院で開かれたイベント「La journée de la francophonie 」にいってきました。



フランス語圏の国々の文化を紹介するイベントです。↑こちらはモロッコのブース。


アフリカのフランス語圏の国々の紹介が多かったです。



ルワンダのコーヒー、おいしかった!


こちらはマダカスカルのブース。キーホルダーづくりができました!


楽しく参加しました。



時間がまだ早くて聞けなかったけど、音楽もあったみたい!


ヤーサという、セネガルのシチューもいただきました!


玉ねぎと鶏肉がたくさん入っています。

天気が良く暑いくらいの日で、

日仏学院内の芝生でピクニックを楽しめました。



息子とは別の日にも飯田橋・神楽坂を散歩。



大好きな「Le bretagne 」でガレットをいただきました。






息子は3歳の時にノルマンディー、ブルターニュ地方にいっていますが、ガレットの記憶はないみたい。



エトルタでガレットをいただいたのでした。



息子の記憶にあるのは、サンマロのメリーゴーランドだそうです!



サンマロのクイニーアマンもおいしかったよ。



Bonjourフランス 福山知沙です。

【Musique Blossom !】

u-ma kagurazakaでのライブ「Musique Blossom」を

アコーディオン水留恵実子さんと

ピアノ木村トモカさんとお送りしました。


大好きなお二人とご一緒できてうれしかった!


お越しくださったみなさま、ありがとうございました!



花咲くような音楽を選んでお送りしました。





いつも応援してくださるみなさんに加え、

初めて来てくださった方々に楽しんでいただけたなら

嬉しいな、と思います。


なんとアコーディオニストでシャンソン歌手のパトリック・ヌジェさん @patrick_nugier_officiel が

お越しくださいました✨


今月あすか号でヨーロッパの海を航海しながら演奏なさるパトリックさん。出発する前にわざわざ時間を作ってきてくださり、本当に嬉しかったです!


また今回、ミニカホンをはじめてライブで使ってみました。


c'est si bonとcomment te dire adieu?の二曲に

ミニカホンを使ってみたところ

お客様が手拍子してくださりうれしかったです。


フランス語の歌を、自分なりの解釈でMCをはさみながら

なるべく身近なものとして

お客様に共感していただけるように、

といつも思っています。

そして、音楽的にこれからもっともっと心地よいものとして届けられますように。


恵実子さんとトモカさんとの3人でのライブ、

初めてでしたがすごく楽しくて、

また7月18日の夜におなじu-ma kagurazakaでのライブが決まりました!



つぎは、6月9日のお昼に神楽坂THE GLEEで永田ジョージさんとのデュオライブの予定ですが、

みなさんにお伝えしている通り

いまGLEEのピアノは運営会社の方針により撤去の危機を迎えています。


ご意見をつのるフォームにすでにピアノ設置継続を希望する意向を示してくださった皆様ありがとうございます。

ご意見フォーム


6月のライブは、

みなさんの意見が実を結びなんとかピアノ設置の継続につながれば、実施することができるのですが

いまははっきりとしたご案内ができず申し訳ありません。


簡単にはいかない問題ですが、

なんとかTHE GLEEのピアノが守られることを祈ります。


さて恵実子さんとトモカさんとのライブで

演奏したなかから一曲「Quoi」をYouTubeにアップしました。

先月YouTubeでリリースした「Quoi」とまた違った、

アコースティックバージョンです。

ピアノの木村トモカさんのハモリもすてきなのでぜひごらんください。

この歌、わたしはこれからも大事に歌っていきたいと思います。

人と関わることでしか学べないことがある、と歌っている歌だから。わたしも本当にそう思う!



神楽坂の名ライブハウスTHEGLEE。

木目のシックな空間、高級感あふれるカーテン、

そしてステージ上に静かに鎮座するグランドピアノ。

抜群の音響設備とスタッフのホスピタリティーもあいまって、

唯一無二の格調を生み出している音楽空間です。


しかしいま、運営会社の方針により

グランドピアノを撤去し、ステージをライブ以外の使い道もできるよう話が進められています。

根本にある問題は経営難。

その事情は確かに深刻で厳しいもの…。

でもグランドピアノを残しながら経営していく方法はないのでしょうか。


ここで音楽を聴くのを楽しみにしてきたお客様にとっても、わたしたち音楽家にとっても、

GLEEはグランドピアノがあるからGLEEだったのです。


そこでみなさまにご意見記入フォームへのご協力のお願いです。


ここで10年以上ピアノを弾き続けている永田ジョージさんが、

皆さんへご意見を求むフォームをつくりました。



こちらにご意見をお願いできないでしょうか。

チェック項目だけなら

1分以下で終わります。


そしてできれば、ピアノ設置継続のためのご意見をいただきたいです。


ピアノは維持費がかかるので、

クラウドファンディングなどで資金をあつめる、、などのご意見もすでにいただいているようです。


どうかよろしくお願いします!





手描き看板を描いてくれていた文字通り「看板娘」も、

今回の方針に心をいためています。

いつも看板にはピアノが描かれていた。。。




【Félicitations pour l’ouverture d’une boutique de chocolat】
表参道に3月30日にオープンするチョコレート専門店「Éclat de Chocolat Louis Robuchon 」のレセプションパーティーにお招きいただき行ってきました。



http://www.instagram.com@chocolat_louis_robuchon 


ルイ・ロブションさんとは、
2020年にジョエル・ロブションのハウスシャンパーニュ「シャンパーニュ・ラリエ ジョエル・ロブション」の
お披露目イベントの司会をさせていただいた際にお会いした以来。
久しぶりにお会いできて嬉しかったです!


ルイさんの手がけたこちらのお店の美しいショコラは、

和の素材を使ったものや、フランス料理のコースをいただいているような味のものまで、
今まで見たことないものばかりでした。

たとえば、
白トリュフとコンテチーズのショコラは、
「ジョエル・ロブション」の代表的なアミューズ・ブーシュへのオマージュだそう。




わたしもいただきましたがトリュフの香りとコンテチーズのコクが不思議にチョコレートに合い、
フルコースの一口目をいただいたような感覚。

ほか鹿児島県の喜界島で作られた純黒糖を使ったショコラもいただき、
一口かじっただけで目を閉じてずーっと味わっていたい美味しさでした。



ルイさんの日本各地や世界の旅の思い出などから得たインスピレーションにより生まれたショコラ。
ひと粒ずつお話をお聞きすると、いろんな背景があり、
もっと全部のお話を知りたくなります。

ショコラで新しい味の体験をしたい方、
本当におすすめです!

Éclat de Chocolat Louis Robuchon(エクラ ドゥ ショコラ ルイ・ロブション)
東京都渋谷区神宮前5-3-13 TWIN PLANET North BLDG 1F

お祝いにお持ちしたお花。



お店のカラーとチョコレートをイメージしてオーダーしたら、
可愛すぎて私が欲しくなりました!




(Félicitations のsが抜けてしまった、、)

#ショコラ #éclatdechocolatlouisrobuchon #表参道スイーツ


先日、囲碁王座就位式の司会の仕事で大阪へ。

リハーサルが朝からのため、前日入りしました。


せっかくの大阪。

行きたかったところにいき、、会いたかった人に会いたい!


まず、福島の関西将棋会館へ。

今年、高槻に移転する関西将棋会館。


昨年末まで併設されていたレストランイレブンは、関西の将棋めしの名店でしたが、、




会館移転を見据えて閉店して、他の場所で営業。



味のある扉やメニュー看板。

いいお店だったんだろうな。



では、新しくなったレストランイレブンへいき、

バターライスなどをいただいてみよう!と歩くと。

なんとー!お休み。。木曜定休とは!

調べていなくてショック!!


その代わり、谷川浩司九段おすすめ将棋めしのお店、やまがそばさんへ。





お蕎麦大好き!

お店のおばちゃんに「鶏なんください」とメニュー表を指差しながら言うと、

ニコニコと「テンナンね」と返されました。

え、てんなん?とりなんじゃなくてテンナンて読むのだろうか?とぐるぐる考えていたら、

「ごはんは?白、おにぎり、しゃけごはん。」と聞かれ、

「えっ、じゃあ、しゃけでお願いします。」と

てんなんについて聞き返せず。

おばちゃん、「テンナン、しゃけいっちょーう!」と叫ぶ。


そうよ、きっと大阪では鶏なんはテンナンて読むんだわ。

そして待つこと5分ほど。運ばれてきたおそばには、

海老の天ぷらがのっていた!

やっぱり、、天なん、のことだったのか。。


でも、いいの、これはこれで美味しい。


その後、中之島方面へ歩き、

中之島美術館で開催中のモネ展を見てきました。





モネも、初期の頃はセザンヌを思わせる静物画を描いていたけど、

だんだんと印象派の明るい色合いや筆使いで、

見たものをそのままではなく自分の描きたい表現で描く絵に変わっていきました。


わたしの歌も、モネみたいに基礎をしっかり積み上つつも、自分の音楽にしていけたらいいな、と思いながら観てきました。



宿泊するホテルが中之島にあるのでチェックインし、友達と約束がある夕方を待ちます。


おうどん屋さん「道頓堀今井」が宿泊ホテルの地下にあり、待ち合わせ。

会いたかったよー!久しぶり!


今から5年前、

この友人が出産した頃に、

わたしが時々ご飯を届けたりお昼におうどんを作ってあげたりしていたことがありました。




この赤ちゃんが、もう5歳。

大きくなったなあ。

2人でY字バランス!楽しかったなあ。


そして、翌日の囲碁王座就位式を迎えたのでした。

仕事でこれまでお世話になった懐かしい方々にも会えて嬉しい気持ちに。


大阪は、お客様の雰囲気がまたさらに和やか。

井山裕太王座を応援する大勢の方々がかけつけてくださいましたし、

井山王座の3歳の息子さんが可愛い声ではしゃぎ、とても温かなムードに。

いい式になりましたね!と

みんなで喜んで東京に帰ってきました。


この大阪出張、

本当にいろんな心の栄養をいただいたように思います。



Quoi


ジェーン・バーキンの「Quoi」(クワ)を歌いました。作詞はもちろんセルジュ・ゲンズブール。


どうしようもない男を好きになった女性の心の叫びが歌われていて、

もういやなのに憎めない、なかなか終わりに出来なくて切ない気持ちがないまぜになった曲です。


Spotifyで音楽配信をした際、

ミックスをしてくださったKay Asanoさんから、

「Quoi」を歌ってみませんか?と先月お話をいただき、

初めて知った曲でした。


このところ私は、

自分の歌に対して悩んでおりました。

前から発声法に問題があり、

へんな癖を取りたい、

歌だけでなくナレーションにも両方に必要なこと、

とボイストレーニングに通って数ヶ月。


もちろん歌には心が大切、

でも心だけでは足りなくて

その心を伝える身体と技術がやっぱり必要だと思うから信頼できる先生を頼ることにしました。



呼吸の意識や声の響くポイントを教えてもらってそれを掴むのに必死。

すると今度はピッチがどんどん怪しくなり、

前はできていたことができなくなったり、

ますます歌が不安定になったりしました。


音が違うのはわかっているのに

声を出すときに色々考えてしまい調整がうまくいかず、

もうどうやって歌ったらいいのか全然わからなくなってしまったのです。

一番大切な「心」も見失いそうに。


一方で、「Quoi 」の動画の制作は

Asanoさんがどんどん色んな準備を進めてくださり、

仮歌から収録までサクサクと進んでいきました。


ところが収録を始めてみると「仮歌のほうが良い出来」だったりしてやっぱり不安定。

録り直しのテイクを歌いながら、「やっぱり私ダメ」と思いましたが、

この歌のどうしようもない怒りと切ない気持ちが気分に合い、すごく歌いたい気持ちに。


考えすぎて小さく縮こまるよりかは、

「勢いを大切に」と言われ、開き直って歌いました。

音も外れているところが色々あるけど、

これがいまの私、と受け入れることにしました。


先日、大阪出張があり、ひとりでホテルで過ごしていると、

大好きな「魔女の宅急便」のウルスラ(絵描きのお姉さん)の言葉を思い出して

夜中に年甲斐もなく泣けてきてしまいました。


魔法が弱くなり空を飛べなくなったキキが落ち込んでいるシーンです。

「そういうときは、ジタバタするしかないよ。描いて描いて、描きまくる!」


でもやっぱり飛べなかったら?

「描くのをやめる!散歩したり、景色を見たり、昼寝したり、何もしない!そのうち急に描きたくなるんだよ。」


そういうものかあ。

このシーンにこれまでも救われてきたことがあったけど、

まだこんな機会が巡ってくるとは。


ウルスラの言葉で泣いてしまうということは、

わたしは本当にフランス語の歌が好きなんだな、と思えました。


で、わたしもジタバタしていたら、

昨日くらいからちょっとトンネルを抜けたような感覚がありました。

発声についてはまたひとつわかったことがあったし

ピッチも地道に一音一音、鍵盤やチューナーで確認して耳に覚えさせていけば大丈夫。


そんな時期とこの「Quoi」の動画作りが重なったので、

忘れられない歌になりそうです。


プロデュース、音源制作にミックスと色々してくださったKay Asanoさんと、

マスタリングをしてくださったTakeshi Horimotoさん(一度もお会いしたことがない方です。ほ」なのに今回のマスタリングのために色んなフレンチポップスを聴いて勉強してくださったそう)に心から感謝しています。