月の夜、星の朝。

月の夜、星の朝。

夜に煌めく月のように。

朝に消えゆく星はどこへ


Amebaでブログを始めよう!
どうも。
ハロウィンですね、ちまきです。



イノなきにて、本日でイノッチが入所して33年になると知る。

『イノなき』


あまり入所日とか気にしてこなかったので、何年かに一度『今日イノッチ入所日では?』という10/31を迎えてきた(と思う)

暫定だけど(雑誌の発売日が不明確なため)わたしは29年半イノッチをみてきた・・・という書き方するとちょっとしたホラーだけれども

オーディションに向かう井ノ原少年の姿をみかけてお手紙を渡した方に思いを馳せる。


今もイノッチのファンですか?


全然知らない人だけど、今もファンでいてて、明日のラスト公演の場にいてくれたらなと思う。




29年半の間に一度の低浮上期(私生活がバタバタしてた)があったので、低浮上期前の話でも。

当時はSNSなんてないのでなんか同志を募る?お友達を作る雑誌みたいなのがあって、それを介して何人かイノッチやV6の友達がいました。

その中の一人の子のお話。

わたしよりも数個年上、関東地方(東京ではない)に住むNちゃん(とりあえず仮名)は同じ井ノ原担だった。
何人かいるV友の仲でも1番仲が良くて気もあった。けどあくまでメールでのやりとりの中での話。
プリクラでみた顔は可愛らしい人だった。

そして実際に会うことになる。
忘れもしない坂本くんの舞台『奇妙なゲーム』を観るため、そして彼女に会うためにわたしはここで初めて東京遠征をする。
天王洲アイル、という地方ものにとって奇妙な名前の地に向かい出迎えてくれたのは・・・え?プリクラで見た顔が2つ・・・??

双子ちゃんでした(かなりの衝撃だった)

双子はそんなに珍しくないんだけどこの衝撃は20年以上経った今でも忘れられない。

ちなみに『奇妙なゲーム』は坂本くん含め3人芝居でまだまだ修行が足りないわたしにはなかなか理解できなかったけど、とにかく坂本くんがかっこよかったということだけは覚えてる(スタイルも良すぎた)

観劇後にここまでのことを擦り合わせるように彼女と沢山喋ってさらに仲を深めた。
このときに知ったのは双子であること以外にフリーターで都心で働いているということと、彼女が小さい劇団に所属しているということだった。

その後も現場だったり、彼女がこっちに来てくれたりで同じ井ノ原担同士楽しい時間を過ごした。
ちなみに彼女は関東地方住みだったので番協とか、なんか色々いのっちには会いに行っていたらしい(詳細は省きます)



でも別れの時は何気ない一言が作ったすれ違いで訪れてしまう。

彼女には思い描く未来があった。
小さい劇団に所属しているのはそこで磨き上げて本命の劇団に所属しいつかいのっちと共演したいという夢を持っていた。
(本命の劇団は当時の井ノ原担なら察しがつくところ)
それは聞いていたので知っていた。頑張って欲しいなと思うその頃、わたしは逆に思い描いていた未来とは違う道に進むことを考え始めていた。このことは彼女には話していなかったから知らないはずだった。

話の流れで切り出されたのが
『東京に出て一緒に劇団に入らない?』

突然のことで言葉を失ってしまい色んなことがぐるぐると駆け巡る・・・あの喫茶店今でもあるのかな・・・夢は諦めるかもしれないから愛知にいる必要はない、でもそれを親に話して納得されることができるのか、遠距離恋愛なんてやってられるのか。

わたしはその場で、それは無理だと伝えた。

一緒に、という言葉がうれしい仲だった。一緒にあらたな夢を追いかけるのもいいと思った。
もしかしたら一旦持ち帰ってもよかったのかもしれない。でもわたしはその場で答えてしまった。

生活を変える勇気がわたしにはなかった。

すごく寂しそうな顔をしていたのを覚えている。
すごく気まずい空気感も覚えてる。
愛知に帰ってきてからうまくメールを送ることができず、たぶん彼女もそうだったんだろうな。

結局自然消滅みたいな感じで彼女とのやりとりはなくなってしまった。
最後に送ったのはわたしだったと思う。
しばらくして携帯会社を変えたのでメアドが変わってしまいそれを彼女に送ったんだけど返信がなかった。







のんちゃん、元気にしてますか?
その後希望の劇団に所属できましたか?舞台には立ちましたか?今もお芝居は続けていますか?


今もいのっちのファンですか?