撮監日誌 写真付

■THE OTHER FINAL

監督：ヨハン・クレイマー
撮影：レックス・ブランド

別のブログサイトから引っ越してきました。
２度目。
ここで安定したいです。

で、普段いろいろと撮影をしてる僕からみた映画のコメントなんかを残していきます。
いろいろと撮影してます。ビデオになります。
DV～HD、テープ、メディア、収録形態もいろいろ。

さて今回ピックアップした「THE OTHER FINAL」、ドキュメンタリーです。

2002年W杯の決勝戦と同日に世界最下位を決める試合がブータンで開催。
そのもう一つの決勝戦を追った作品。

ドキュメンタリーと聞いてパッと思い描くのは、ナマい画。ビデオ臭い映像。説教臭い映像。
そうでないものも。ディスカバリーチャンネルとか。

「THE OTHER FINAL」は後者。
画がいい。
構成もいい。

監督さんが広告で活躍してるひと。
ゴリゴリの映画畑でも、ゴリゴリのドキュメント畑のひとでもないのね。

全体的に洗練された印象を受けます。
スタイリッシュ？
いや洗練ですね。

画づらもシンプル。
タイポもシンプル。
気持ちいいですね。

画にしても、おそらくフィルムでしょうね。（ビデオ部分もあるかと思われるけど、大半はフィルムかな？）

格好いいんだよ、こんちくしょう。

人物の捉え方。
インサートされるイメージカット。

いいね。
あんなん撮りたい。

僕は、基本手持ちの撮影が好きなんですが、それは息づかいも伝わるようなもの、ってのが好きということ。
リアルなもの。それを切り取れたら。
そうだよな、ドキュメンタリーって、リアルだよね。

うーん、ドキュメンタリー、ありですね。
もちろん質のいいものが。

ドキュメンタリーっていうと、素材の量勝負って思いもあったけど、この作品で改めました。
やっぱり構成だ。当たり前すぎるけど。

いや勉強になりますわ、これ。