引っ越しが理由でブログ更新がしばらく止まってましたが久々に書きます。以前ほどの長期間ではありませんが。

 

何度か書いてきましたが、いつも思うこととして日本のマスコミは沖縄戦に関する報道が杜撰すぎる。学校教育だと更に酷い。修学旅行で沖縄戦について学生にデマのような内容を教えるのはいい加減にしろと思う事すらある。当事者として傷つくから修学旅行で沖縄戦について教えるのは今すぐ止めろと思うほど気分悪くした経験もあるからな。

 

とまあ、気持ちをぶつけるだけでは一体何言ってるか分からなくなってしまうので、前提知識として本土でも分かりやすくするための例え話から始めたいと思う。

 

日本全国に共通する戦争の後遺症として有力な説があるのだが、氷河期世代というものがある。実は私も氷河期世代でもある、氷河期世代と言うだけでもかなり辛い。ただ、個人的な人生の辛さや酷さは沖縄戦の後遺症のほうが大きいと思う。でも全国的に通じるのは氷河期世代の話だろう。

 

氷河期世代が発生した主な原因は派遣法改悪が原因だが、それを野放しにした風土として団塊世代を発生させたベビーブームがある。これが戦争の弊害となる副作用になる。災いとなる副作用は近年になって判明するほど分かりにくいものだが、中国に例えたら一人っ子政策の弊害かな。極端すぎるからこそ分かり易いでもある。こちらも同様に今では少子化の原因となる反動を招いている。団塊世代の発生が少子化の原因となる日本の問題に似ている。

 

ただ、誤解してはならないのは団塊世代と氷河期世代は直接的な関係が明確にはない。だから○○ジュニアなどの呼び名は不適切で使ってはならないと考えている。当事者として不愉快だから伏せ字にした。そもそも氷河期世代の親が必ず団塊世代ではない。就職の時期が氷河期だから氷河期世代、ただタイミング的に親が団塊世代のケースが多いだけで全員がそうではない。

 

前置きが長くなりましたがつまりは、世代間連鎖、これが日本の戦争の弊害として見過ごされた問題。だから沖縄戦に限ったことではなく全国的に見落とされがちなんですよ。沖縄戦の場合は更に極端に伏せられているだけ。

 

日本の過去の戦争について軽視されているのは世代間連鎖、これは主に児童虐待の連鎖も含めて数多く見られ、意図的に隠されてきた部分が多い。昔になるほど無視されてきた児童虐待が多い。だから統計のほうがある意味では間違っていて、未発見の児童虐待が昔ほど多いのは間違いないだろう。今のほうが増えている方が不可解だからな。今は児童虐待と判明する基準が厳しくなっただけとも言える。私も統計に含まれず無視された児童虐待被害者の一人だからな。

 

ここまで書けば自ずと伏せられてい沖縄戦の問題が見えてきますが、世代間連鎖という意味で言えば特別なことではなく、日本の中で特に不問にされてしまっているだけなんですよね。氷河期世代自体長らく意図的にマスコミが不問にしていたのが突然話題になっただけです。

 

当事者はずっと前から必死に声を上げていたけど世間が無視していただけ。沖縄戦の後遺症もこれと同じですよ。世間が意図的に無視されるように「誘導されている」のです。少し前までの氷河期世代に対する仕打ちのように。

 

だから私は沖縄戦3世などと呼ぶようにしている。私自身は沖縄戦3世になるからですね。そして、氷河期世代と沖縄戦2世以降の当事者こそが無視されている当事者という意味で唯一似ていますね。特に左派リベラルが積極的に無視しているという点でも似ている。

 

児童虐待が多かろうと自殺が多かろうと、辺野古基地反対の為だけに平然と犠牲にさせたがる左派リベラルが少なくない。まるで集団自決を強いているかのようにだ。悪い意味での歴史の再現性もある。加害者の立場が全く異なるだけなんですよね。

 

結局は今までとあまり変わらない語り口になってしまったが、どうすれば分かりやすく伝えられるかにいつも悩んでいます。まず病状回復が必要という面もあるので、少しずつどうすれば伝えやすいかについては意見を聞きながら試行錯誤していきたいと思っています。

日本の保守派からスパイ防止法が必要だと語られることが多いですが、具体性がないことが殆なのが個人的にとても不安になりますね。現実問題としてアメリカですら政治的な工作という意味でのスパイ活動は止めきれておりません。結果論で言えば日本よりずっと酷いですね。機密情報に関しては日本の方が危ないとは思うけど。

 

政治的な工作という観点で言えば右派だろうが左派だろうが他人事じゃないですね。双方本来やりたいことが有耶無耶になりがちなので私利私欲とかではなく真面目にやりたいと思うほど弊害が出てくる。言い換えれば特に中国からのスパイ活動って個人の私利私欲に漬け込んでくる事が多いようです。だから政治家が賄賂などのターゲットになるのは必然的。

 

だからこそスパイ防止法の具体性が無いって致命的だと思うんですよね。左派野党=親中派政党と思い込む人が多いようですがこれ間違いです。左右どちらも親中派だらけで個人レベルで議員を監視しないといけませからね。

 

ただ身内にスパイが紛れ込むことに対する弊害という意味での危機感は左派のほうが薄い傾向にあるので、どうしても先入観持たれてしまうかもしれない。左派にとっても良いことはないので、これは個人的にも何とかしたい所。

 

左派にとっての弊害で言えばマイノリティへの配慮が悪意を持って偏らされたり、左派野党をオタク差別のツールとして悪用されるなどです。これらの問題は支持率低下としても厄介な問題を招くので、やっと政党の現場でも認識されだして対策が始まったようですね。

 

他にスパイ防止法の具体性の無さで問題になるのはプライバシーへの懸念。これは私にも個人的に不安になりやすい問題ですね。マイナンバーだって未だに抵抗ありますし、セキュリティに対する意識が変わらないまま強行されてもなー、というのもある。プライバシーへのセキュリティ対策が雑ということは機密情報だって例外なくそうなると思いますよ。

 

マイナンバーへの国民からの信用の無さと機密情報の漏れやすさは大いに関連性があります。右派がこの関連性にあまり興味を持たないように見えるのは良くないと思いますね。それを変えるためにも国民のプライバシーを他国からの工作行為から守るという観点もあったほうが良いと思います。

 

セキュリティ管理の責任を明確にして、故意または杜撰な管理で個人情報を他国に漏らした場合の責任と罰則を明確化することから始めても良いのではないだろうか？その方が国民からの抵抗感も薄らぐと思うし、民意による参加で現実的なセキュリティ対策が出来ているかどうかのやり取りも出来ると思うし、この辺から孤立してIT音痴になりがちな日本の行政体質も変えていけたら良いと思う。

 

後はそのノウハウを活かして機密情報を守る等の対策を本格的に始めれば良いかなと。超党派で他国からの議員への賄賂を明示的に禁止させるのも必要ですね。人の心理を考えたら片方だけでやっても効果は薄いと思う。右派だろうと左派だろうと個人レベルでは私利私欲に負ける人間は出てきたりしますので。

私が沖縄の反基地運動に嫌気が差して反発するようになってきた流れは結構複雑になるので、沖縄での自民党と反基地派(本質的には沖縄の与党連合のこと、通称オール沖縄)の時系列に沿った説明で書こうと思う。

 

意外かもしれませんが実は私は今でも仲井真元知事の当時のやり方には不満がありそれは変わりません。何故反基地運動に反発するようになったのかここにも理由が出てくるからですね。

 

時系列的に言えば最初から沖縄県連の自民党がリベラル的な政策を行ったわけではありません。そして当時の仲井真元知事が公約違反した事実は確かにあります。今でもそう明言しても違うぞと言われたりもしませんし。

 

このまま沖縄の自民党県連と反基地派のスタンスに変化がなければ私は反基地派に反発することはきっと無かったでしょう。しかし、長い年月によりそれぞれ変わりすぎたのです。それが大きな理由ですね。

 

沖縄と本土の軋轢の問題は本土側の情報が仲井真元知事の時代で止まってしまっています。沖縄はずっとそういう状態の認識で止まっています。そんなわけがありません。東京も当時から色々変わってきたように沖縄でも少なくない変化があります。それを全く報じないマスコミの罪も果てしなく重いと思う。マスコミが報じないから反基地派の方が狂ってしまったのかもしれない。

 

沖縄で自民党とオール沖縄(ここから便宜上このように書きます)の対立構図でどのような変化が時系列で起きたかについてです。まずこの手の明確な変化がある前は、歴史としては確かにネット上ではネトウヨなどが大規模に沖縄を批判するキャンペーンみたいなのはありました。今では全く見かけない光景ですね。一応歴史として時系列で説明する以上目にした事実として書きます。

 

問題はその後なんですよ、変化の兆候が出始めたのは翁長元知事の頃に少しずつだったと思います。これは翁長元知事が悪いからでは決してありません。あまりにも真面目過ぎたんですよ翁長元知事は、だから沖縄特有の風潮で無理させられるような形で急死されてしまいました。実はこういう光景って沖縄では珍しくないです。

 

私も身内で似たような不幸はかなりあり、両親もまさに似たような過労死だったので。沖縄特有の働かせすぎ問題ですね。日本の保守派は庶民に対して勤勉さを過剰に要求しがちですが、不思議と沖縄特有のこの手の問題を説明すると冷静に考えを改めてくれるようになることが多いです。これは本土の政治の今後を考える上でも大きなヒントになると思う。

 

そして重要なのが翁長元知事が現役の頃に基地問題以外の政策に手がまわらないことに自責の念を感じさせる発言があったことです。子どもの貧困など沖縄で激化しつつある貧困格差についてですね。地元紙も流石にここはあまり隠して報道しませんので、どちらかというと地元民が意図的に目を背けがちでこれに限り地元紙が悪いわけじゃない。本土のメディアのほうが消極的だとすら思う。

 

重大な変化が出てきたのは今のデニー知事になってからです。ここからが本番…明確な反基地運動の暗黒時代の始まりです。反基地運動においてすでに翁長元知事自ら政治のリソースの問題で反基地運動が仇になって沖縄で貧困格差が悪化し続けた事は事実上認めておられますので、沖縄の与党責任が問われる事実として認識されることになります。

 

問題はデニー知事のこれらの問題に対するあり得ない無責任さ、問題の本質はここなんですよ。デニー知事はある意味翁長元知事の顔に泥を塗るに等しい無責任な知事です。これがもう最悪な問題の本質とも言える。そういう悪質さがあるのに少なくない沖縄県民が気づくのが遅すぎたのです。無計画なコロナ対策でやっと目を覚まして選挙にも変化が出てきて今に至ります。

 

沖縄県連の自民党が明確にリベラル路線に舵を切り出したのもまさにここからですね。ここでやっと私も現状をはっきり認識することが出来たので洗脳が解けました。更に言えば反基地派にうんざりしたからといって右傾化しなきゃいけないわけでもない。その割り切りが出来る人間が沖縄には他にいないような気がするかな。でも私はもう沖縄には住めませんし命の危険があるので東京近郊に移住します。

 

沖縄のために何かして欲しいとお願いしてきた人も実はいますが、それは常に明確に断りました。私が沖縄で何か行うための見返りを誰も与えることが出来ませんので、何かを参考にする形で誰かがやってくださいとしか言えませんからね。

 

恐らく現状なら沖縄の民意も与党の責任を問う形で選挙が出来る可能性は高そうなので確実ではありませんが少し安心して良さそうです。沖縄独立を企む胡散臭い活動家は後を絶たないようなのでこちらがとても心配ですね。沖縄の貧困格差を悪化させないためにこの辺は保守派の方々に一応左翼な私としても出来る限りお願いしていきたい。左翼の役目を放棄した反基地派の暴走を許してはならないので。

 

 

デニー知事のウクライナに対する失言が起きてからある程度経っていますが、初期の頃にあった沖縄タイムスのこの記事がとても気になります。でも意外に注目されてないな。

 

これは特に保守派の方に気づいてほしいのですが、沖縄タイムスさんから見て流石に反基地派がやり過ぎてというか、どさくさ紛れて報道封じと見られない行動までやらかしているので、特にその辺に怒っているのでは？という印象がある。同時に社説としてまで書いてますからね。紙面トップは避けているものの遠回しな反発はかなりあるように思える。

 

今の時点での戦争激戦地の国の代表を侮辱するように見える発言は沖縄戦の当事者から見ても当然反発はあるはずでその辺にも触れられている。

 

個人的には反基地運動のせいで沖縄の治安がどんどん悪くなり文化的水準もガタ落ち、経済低迷と貧困格差の酷さにうんざりしていますが、具体的に言えばスタグフレーションが起きている感じですね。加害者である観光客目線の人達には分からんやつが多くてうんざりしている。

 

そこからどんどん悪循環になりこのようなことまで起きているのだと思う。

そういえば東京と埼玉の下見に言った後に記事を書くのはかなり遅れました。旅行疲れのためについつい適当に他で愚痴ってばかりだったのでちゃんと文章化する気持ちの切り替えが中々出来なかった。

 

改めて東京または東京近郊である埼玉を実際に見てきて痛感したのは人権意識の高さという意味での格差ですね…大半圧倒的に沖縄が時代遅れになってるのを痛感しました。沖縄が唯一勝ってるのは防災ぐらいですかね、防災に関しては人災は除きますが。

(そもそも人災の要素は人権意識に相当するからかな)

 

沖縄より何十年も先を進んだ倫理観と人権意識の高さには嫉妬しかない、だから早く住みたいと思うわけだけど、最初からこのような格差があるわけではなかった。そう、辺野古問題で沖縄の政治が少しずつおかしくなるまでは…

 

タイトルにしたナイチャーパヨクに対する怒りはそこから来ていて、先に感情論から否定させていただくと、ナイチャーパヨクの悪行は沖縄戦の時代に集団自決まで強いた当時の日本軍の蛮行と同レベルの悪行です。

 

別に私は当時の日本軍が全面的に悪いとは思いません。でも流石に沖縄戦でやらかしたこの件は完全にアウトで後世において長年沖縄に深い影を落としたという意味で許せない件ですよ。しかしだ、これは本土の保守派の方はほぼ全てわきまえていることでネトウヨ層ですら例外ではない。

 

沖縄のこの問題には彼らもすごく空気を読んでますよ、ナイチャーパヨクとは違うんだよパヨクとは。マジでそれぐらい私はナイチャーパヨクの悪行に怒っている。

 

具体的な悪行に関する理由を説明する前にナイチャーパヨクと呼ぶようにした意図について先に書きます。それはもう、パヨク呼ばわりすら生ぬるいですし、反基地運動はナイチャーという呼び方が差別用語となっている事実も無視して沖縄ではこの手の呼び方を県民全員するのが当たり前という先入観を持たせる事にも腹が立つからですよ。

 

沖縄県民全てが内地という呼び方を好むわけではない、これは本当に私だけじゃないからな。反基地派に荒らされたせいで何らかの形で沖縄に住めなくなり県外に移住した人はすでにかなりいます。その大半は内地という言い方を嫌い本土と呼ぶことはメディア記事でも明らかになっている。

 

有名なのは沖縄社会から性奴隷扱い(分かりやすい説明のためにこのような表現を使い申し訳ない、伝えるためにやむを得ず)に耐えかねて沖縄から東京などに逃げてきた女性のケースですね。反基地派の既得権益に溺れた沖縄の男性はアメリカ人と結婚するだけで裏切り者扱いするほどのクズ、本土なら大炎上間違いなしなのも平気で野放し、日本でここまで腐りきった汚職がどこにありますか？

 

前置きがかなり長くなってしまいましたが、反基地派の悪行の本質は本土側の無自覚な悪意にあります。これは特に左派側に露骨に見られているので、もう我慢の限界だぞという重大な警告が今の私の気持ちと怒りですね。

 

そもそも日本の政治で左派野党が負けているのはほぼ本土の問題であり、沖縄では延々と本土で言う左派野党が勝ち続けた。だったら沖縄の人権意識は逆に本土より向上せねばならないんだよ。でも現実は正反対に延々と転落させられているんだよ。挙句の果てに本土からの観光客のためのリゾート地にされて住んでいる県民はもはや奴隷状態。だから怒ってるんですよ。

 

こんな有様なのに沖縄の選挙で数え切れないほど何度も辺野古問題の為の投票を繰り返させられた。それでも私は健気に反権力のために続けたが何のお礼も感謝もなくただただ象徴としての天皇のようにこき使われただけだよ。もう疲れた、止めさせてくれという状態になるといきなり罵倒される恩知らずな態度。

 

だからナイチャーパヨクとは明確に敵対姿勢を持って保守派ともなるべく共存するように切り替えたんですよ。裏切ったのはナイチャーパヨク、お前ら全員だよ、お前らは沖縄を食い物にして分断して苦しめた外道なんだよ、この悪行は絶対に精算させるから覚悟しろよ。

 

私はそういう怒りも持っているから沖縄社会からも逆恨みだけでなくある種の期待だってある、それはお前らに分断された怒りと悲しみだよ。だから私はナイチャーパヨク共を知性を持って全力でぶん殴る。お前らの腐りきったイメージの化けの皮を剥がして地獄に叩き落としてやりますよ。貴様らには地獄すら生ぬるいけどな。

 

そういうわけでこれらについては以上として文章に区切りは付けます。言いたいことは多すぎてキリがないからね。