以前、会食である社長が、

 

「うちの社員は、自分の担当・管轄において自分たち自身が

自主的にそれを解決する案を考えて実行している。」

 

と話していました。

 

まさに社員それぞれ、かつ全員がそれを実行できている企業は

きっと伸びるだろうし、良い会社であると思います。

 

しかし、それを会社で浸透させていくことは簡単なこと

ではありません。

 

当事者意識だったり、責任感という言葉で

言い換えられるのかもしれませんが、

持てと言って持てるものでもないような気がします。

 

過去に経験してきたこと・責任あることを任されてきた、

また、自分から挑戦してきたから得られるものなのでは

ないでしょうか。

 

育成できないと諦めたらそこで終わり。

だからこそ、こうした環境を作ってあげる必要があります。

 

組織全体が常に成果にこだわり、

改善し続けられる意見が出続けるような

会社のカルチャー作りや育成に力を入れていくことを

やっていかなければなりません。

 

当事者意識・責任感を持っている人は、

成果を残すことに一番近い人であり、

たとえ残せなかったとしても必ず次に繋がるものを

残しています。

 

なぜかと言うと、

 

「やろうと思っていたけどできませんでした。」

「僕は言ったんですけどね。」

 

という言い訳がましい発言をしないからだと思います。

 

 

組織の成果を残すために何をすべきか、

チームの成果を出すために何をすべきか、

 

 

ということだけを考えているからこそ、

言い訳が出てこないのかもしれません。

 

 

特にマネジメント層がそう思って行動している、

また上司がそういう当事者意識を持った人だと、

自然と会社のカルチャーとして醸成されていき、

組織全体に伝わっていくのではないでしょうか。

 

 

「成果が出ていないのは自分の責任だ!

だから、もっと伸ばすためにはこうすべきだ」

というような考えを持った人が、

増えていきやすいんじゃないかなと思います。

 

「人ごとではなく自分ごとなんだ」

 

と思って仕事をしている社員がたくさんいる会社は強いです。