- 前ページ
- 次ページ
■ 現在は歴史上最も主体的であることが求められている時代といえます。
主体的とは、自分の人生の責任を持つこと。一度きりの人生です。他者に流されず、自分の意志を持って、自分らしく、自分にしかできない価値を他者・社会に提供したいものです。
その究極の形はこのように考えています。
「自分ならではの貢献できる姿を見つけ、志を立て、その実現に情熱を燃やすこと」
しかし、今、「情熱を燃やす場所が見つからない」「大きな不満はないけどなんかつまらない」という声を多く聞きます。それはなぜでしょうか。
■ 答えは、「自由な世の中になったから」だと考えています。
私たちは、今、やりたいと思うことは何でもできます。実現するかどうかはともかくとして、挑戦することは誰でもできますし、その挑戦を阻む権利は誰にもありません。
昔は、古く江戸時代まで遡れば、身分は士農工商で区切られ、職業は家業を継ぐことしかできませんでした。また、勉強したくても本を購入できず、たとえ購入できたとしても電気のない夜は勉強できない(もしくは月の明かりで勉強する)という不自由・不合理・不平等な状況でした。
明治維新後の日本は民主主義となりましたが、度重なる戦争や政府の規制・介入で、今とは比べ物にならないほど不自由であったことは想像に難くありません。
■ 先日、NHKドラマ「どこにもない国」を観ました。
満州で終戦を迎えた、満州製鉄に勤務する丸山邦雄(内野聖陽)が、満州に残された150万人の日本人の帰国実現に導く実話を基にしたドラマでした。
丸山邦雄は、ソ連兵に略奪、強姦、殺害される日本人や栄養失調や伝染病で次々と死んでゆく日本人を目の当たりにし、その不自由・不合理・不平等に立ち向かいまいした。ただのサラリーマンであった丸山ですが、留学で学んだ英語を活かし、この窮状を日本政府と米国GHQに伝え、援助を得るために仲間3人で命懸けで帰国するのです。
不自由・不合理・不平等な状況においては、それを是正したいという気持ちが働くのは当然でしょう。
無実の日本人が被害を受けるのを見たくない、大事な家族を守りたい。これを救えるのは自分(と2人の仲間)しかいないと感じたら、自分の人生と命をどのように使うかハッキリしてくるでしょう。
「自分ならではの貢献できる姿を見つけ、志を立て、その実現に情熱を燃やすこと」
丸山邦雄氏は、まさにこれが発動したのです。
■ 今の日本では、ここまでの不自由・不合理・不平等な状況にはありません。
先人たちが命懸けで自由な社会を実現してくれた結果です。
しかし皮肉なことに、自由になった故に、情熱を燃やせるほどの志を立てるものが見つからない人が大量発生?するという社会にもなってしまったと考えています。
■ 私たちは、先人たちのためにも、主体的になることが必要です。
自分の人生の責任を持ち、他者に流されず、自分の意志を持って、自分らしく、自分にしかできない価値を他者・社会に提供したいものです。
(文字数:1226)
7つの習慣®実践会、第5回「第三の習慣:最優先事項を
「時間管理のマトリックス」や「第4世代の週間予定の立
--------------------------
「大切なことは、スケジュールに優先順位をつけることで
--------------------------
必要なものは「書籍」と「やる気」だけ!
理解と気づきを最大化するために濃密な会を目指していま
▼「7つの習慣」とは?
世界で一番売れたビジネス書。世界3,000万部、日本
- プレジデント誌「どの本が&著者が一番役立つか」1位
- タイム誌「最も影響を受けたビジネス書25冊」
- チーフエグゼクティブマガジン「20世紀に最も影響を与
- フォーブス誌「最も影響を与えたマネジメント部門の書籍
▼「7つの習慣®実践会」とは?
書籍「7つの習慣」を使って行う「読書会ワークショップ
1:初心者にもわかりやすい正確な理解
実践会認定ファシリテーターの分かりやすい進行で、書籍
2:7つの習慣アカデミー協会オリジナル「7つの習慣®
読んだだけで終わらないよう、深い理解を促進し、実践に
3:「7つの習慣」ファンが集まる場
独りでは得られない学びや成長が得られる「場」を提供し
4:事例共有(実践事例・活用事例・成果事例の共有)
実践会ファシリテーターをはじめ、参加者同士による事例
7つの習慣®実践会公式サイト
http://
日 時: 2018年5月23日(水) 19:00- 21:30
場 所: 新宿駅周辺会議室 (参加申込された方に個別に連絡します)
参加費: 3,000円 (7つの習慣アカデミー協会規約による価格となります)
持ち物: 書籍「完訳 7つの習慣 人格主義の回復」、筆記用具
7つの習慣完訳版をテキストとして使用します。お持ちで
http://www.amazon.co.jp/
今回は第三部私的成功「最優先事項を優先する」を行いま
今回は全12回の実践会シリーズ第5回となります。
(注意事項) 「7つの習慣」の学習の場を守るため、協会の活動とは関
その他、ご不明な点やご質問等ございましたら、遠慮なく
一般社団法人7つの習慣アカデミー協会認定
7つの習慣®実践会ファシリテーター
宮尾 大五
やりたいことが見つからないからやらないというのは、単なる言い訳。
やらないという意思決定をした時点で充実から遠ざかっているから。貴重な時間であり人生を無駄にしているとも言える。
やりたいことが見つからなくても、その時点において、最も重要と思われることをやるべきなのだ。
仮にそれが無駄に終わっても。
でも、もしかしたら、やったことが報われるかもしれない。
だから、やらないより、やった方がマシ。