お母さん(お父さん)が別れた子どもに会いたいという相談だったが、子どもがお母さん(お父さん)に会いたいという相談もある。


でも中には「お母さんは再婚をしたので、会わない方がいいと思う」とか「育ててくれたお父さんから、別れたお母さんの悪口をいつも聞かされていたので会いたくない」というのもあった。


親は離婚した事に対して「子どもに謝りたい」という気持ちがあり、一度でもいいから会うことを相談者に薦めた。そこで子どもは、産んでもらった恩返しに「何か困った事があったら、遠慮なく言ってね」という言葉をできれば伝えて欲しいとアドバイス。


余命いくばくもないお婆ちゃんが、自身の葬儀について相談に来られた。話の中で「子どもが幼い頃に離婚して、親権が主人になり連れて行かれた。それ以来会っていないのです」『会いたいでしょう?』「そりゃ会いたいですが、今さら会う事ができない。でも死ぬまでに一目会いたいです」と泣かれる。存命中に、何とか会わせてあげたいです。


この宗教団体の仏壇をこれまで何度か閉眼してきたが、これまででは最大級の大きさと値段の高さ。昨年閉眼した仏壇は五百万円だったが、今回はそれ以上の仏壇とみた。


前回の施主は「借金をして買いました」今回は「退職金で買いました」いずれも「立派(高価)な仏壇ほどご利益がある」と指導されたそうだ。


ご先祖さまは、喜んでいないと思いますよ。