余命1年を宣告された方が、病院の一時帰宅を利用してご親族と一緒に、終活相談に来られた。仏壇と墓を処分して、当寺の納骨壇の上段に御本尊や位牌、下段に御遺骨を納めたいという。

「もう一度来るのは難しいかも」という事で、全てを今日一日で終わらせた。


「今日が最後の日かもしれない」という気持ちで過ごしましょう。毎日が「一日一生」です。相談者は安心して笑顔で帰られました。


毎朝頭を剃るのが日課で、今朝は舘ひろしの「朝まで踊ろう」を大音量で聴きながら剃った。クールス脱退後のオリジナル曲で、曲に合わせて体を揺らせながら剃るので、剃り残しが目立つ。朝からノリノリだぜ!


全国の寺院が「寺葬」を本気で考え始めた。昔のように葬儀社が本堂を借りて葬儀をするというのではなく、寺院がご遺体の搬送や管理をして、葬儀も執り行うというもの。


本堂を使えば「いくらの祭壇にしますか?」という事もなく、本堂の内陣そのものが祭壇であり、参列者の数を気にする必要もない。


当寺では「寺葬」は考えてないが、火葬後の「骨葬」は行っており、近年は増加傾向にある。骨葬の依頼者は諸事情を抱えている事が多く、今後ますます増えていく事でしょう。