施主(40代)は以前葬儀社に勤めており、極めて優秀な方で、ご遺族から大変喜ばれる存在だった。法事後の法話では『あなたの天職は葬儀社です。その時が来たら戻って来て下さい』と、半ば強引な勧誘をした。


最近は夜勤を嫌い、給料は安くても楽な仕事をしたいという若者が多いと聞く。葬儀社は金銭だけではなく、感謝という報酬も受け取れる。やり甲斐のある仕事だと思うのだが・・・。


熱心な当寺の信者さんが偶然見つけた「法輪寺」に感動したそうだ。でも「法輪寺」や「大法寺」は全国によくある寺院名です。


当寺は24年前に新しく開山したおかげで、私が自由に寺院名を考える事ができた。欲張りな私は【阿耨多羅三藐三菩提】(アノクタラサンミャクサンボダイ)と提案した。


この意味は「仏の最上の普遍的なさとり・知恵」なので、【阿耨多羅三藐三菩提寺】と考えたが、家族から「長すぎる」と却下。


熟考した結果、全国に同じ寺院名がない【大法輪寺】(偉大なる法)となり、まずは商標登録を申請した。登録したのには色々と訳があります。


画家「藤本伸樹さん」との会話の中で、彼と歌手「ミネハハ」さんとはご縁がある事を知った。これまでに誰もが知っている3000曲以上のCMソングを歌っており、今は魂に訴えかけるシンガーとして活躍されている。


私が最初にYouTubeで聴いたのは「ありがとう地球」。多くの気付きに感謝した。


♩木は黙って切られ 黙って倒れる 人が空を汚しても 黙ってそこで呼吸する

私たちは利用するばかりで この地球に感謝したことがあっただろうか

ただの一度でも心をこめて 「ありがとう」と言ったことがあっただろうか•••♫


「宇宙から見た地球」「いのちの森」「水」まだまだある名曲。古希にして気付かせてくれたミネハハさん、ありがとう!