どうでもええ話。
朝の争いですが、また様子が変わってきました。
何度かぶっちぎりで走っていた坊主頭のオッサンは
今では争いに加わらなくなり、四番目をゆっくりと
歩いています。
全然話は変わりますが、こないだはじめて入った
大衆酒場で呑んでた時のことなんですが、
お店に似つかわない美女が入ってきたんですよ。
「お、◉◉ちゃん」
「こんばんは」
その美女はその店の常連らしいんですよ。
え? あんな美女がここの常連?
いやらしい男・大徳寺ですから思うことは
ちょっとこの店、通おうかな。ですよ。
カウンターに座った美女は店の大将に向かって
「実は私、転勤になったんですよ。」って
え? 店の大将とほぼ同時くらいにワシも
心の中で叫びましたよ。
「だから、今日は最後のご挨拶に…」って
「え〜、残念やなぁ」
大将と同じくらいワシも残念ですよ。
どうやらその美女が務めてるのはお店の近くの
銀行みたいなんですよ。
「もうちょっとしたら、私の後任が来るから
紹介しますね」って。
「◉◉ちゃん、もう来ないんや、さびしいなぁ」
大将が残念そうに言うと、
「また、おじゃましますから」って。
なんかね、ワシもガッカリですよ。
その時、店の扉が開いて男が入ってくる。
「あ、彼が私の後任」
「あ〜」
大将のガッカリ感が店内を埋め尽くしましたよ。
わかるわ〜とワシは黙って芋焼酎の水割りを
呑みましたよ。
そんなどうでもええオッサンのブルース。