About De Bloemen Winkel Work(港区 ブルームンウインクル 花のデザイン)

About De Bloemen Winkel Work(港区 ブルームンウインクル 花のデザイン)

港区にアトリエを構える De Bloemen winkel ブルームンウインクルのブログです。雑誌掲載や、イベント情報、仕事の内容、裏話を書かせて頂いています。店舗やイベントの活け込み、ブライダル、スタンド花から花束まで制作致します。中三川聖次の季節と色彩の花をご覧下さい。

詳しくは、http://www.blwinkel.comを御覧下さい。尚、ブログ内での御注文は承れません。HPよりメールアドレスを御確認のうえ、お送り下さるよう宜しくお願い致します。作品や花に対する御質問は、ブログにて御返答させて頂きます。
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3日目は、ブース内でのデモンストレーション。

お客様の入りを見ながら時間を決めて行う予定が小売をしているフローリストがIPMに全く来ておらず、いけることに興味を持って貰えるのが難しいと判断。

まずは、自分のタイミングで様々な作品づくりをして、興味を持って頂けたら明日以降のメインステージにお誘い出来たらと、数点作らせていただきました。

それにしても外食代が日本円で1000以下はほぼ無く、かなり費用が毎日かかる状態。

両替したギルハムがあっという間に無くなりそうです。

ちなみに1ギルハムは30円程度で。
350ml缶のコーラが普通に300円します(笑)。

ドバイの人口の7割がインド人で、
1割がドバイ人。残りが出稼ぎ、パキスタンや、アフリカ系のワーカーになるそうで、

優秀なドバイ人達は全てが国の仕事につき、月収200万と言われ、この国の中心を担っているそうです。

フェラーリなどのスーパーカーが多いのもうなづけます。

明日はメインステージ。緊張を楽しめるように頑張ります!







2日目。イベント設営。
世界で行われている植物関連イベント、IPM。
会場はドバイトレードセンター、近代都市のど真中にあります(隣りのブースはモーターショー)。

植物は全て順調に通関され、ドバイに到着。
直行便にて鮮度もよく。花むれやボトがなければ大きな問題がなく、綺麗な状態で届きます。

今の季節は、寒冷地から暖地への移り変わりタイミングであり、今の花ではストレスに影響を受ける花も時間が経つにつれありますが、本来の出荷シーズンである年末から春にかけては、かなり品質の向上がありますので、大きな心配はないのではないかと個人的には思っています。

準備後は近くのお客様のイベントフローリストの場所で明日からのデモンストレーション用の器を借りに伺いました。

小売をせずに倉庫内に、大型冷蔵庫を抱え、イベント、ウェディングを中心にお仕事をされているとのことで、器もズラっと並んでいて、多くの方が働いていらっしゃいました。

50度以上になる環境で、やはり細かい仕事より、サイズ、色彩を求められているようで、デモンストレーション内容も、イベント向け、ウェディング向けでやるべきだと判断し、3日目へと突入していきます。
最後の写真は、ミュージアムオブフューチャー。来年オープン予定の美術館です。
オブジェ的なデザインの建造物ですね。








モスクワ、ジャカルタに続き、全国花き輸出拡大協議会のお仕事で、急遽 アラブ首長国連邦 ドバイに、フラワーデザイナーとして参加することになりました。

過去の仕事内容と同じく、ドバイに輸出した花を現地でプロモーションすべく、デモンストレーションなどを行うわけですが、中東は未知の国。

事前にネットで情報を集めながら、準備をしつつ、日本時間夜中の飛行機で出発。

現地時間朝7時頃に到着。ドバイの植物事情や、街観察を1日行いました。

今回チームドバイは、盆栽チーム、植木チーム、花鉢チーム、切花チームに分かれており、
総勢10名。

それぞれのプロフェショナルが、一丸となって
周りを助けながら、日本輸出拡大をすべく
活動しました。

まずドバイに着いて感じたことは、空港、ホテルの部屋も広く、まだまだ未開拓な土地が余っていること。まだまだ開発出来る場所が残されていて、少し走ると砂漠があり地下水が豊富に流れ、ナツメヤシ栽培が行われていたり、

近代建造物だけでなく、中東の貴重な中継貿易地点として発展してきた貿易港であり、真珠が有名(ミキモトの真珠養殖が影響で縮小)。現在も船が多く行き来する国であることや

またオイルマネーを使った近代ビル開発が進み、金融、観光へとシフトし、今や石油に依存していない国であること。

またビル群、ホテルを中心とした道路交通網を整備した分、通行者レベルの快適さ安全さはないこと。

所得が高く安全で清潔な街。
などがわかりました。

植物は夏場が50度を越える環境ながら、秋から春にかけては30度以下。ナツメヤシを中心とした木が植えられ、近代建造物には、緑が無ければ街並みが美しく見えず、国が率先して植栽をしていることが感じました。
日本の植木で50度の悪環境を耐えることが出来るか?はこれからであり、まずは今回は根洗し土を排除した状態でピートモスて寝巻きし、持ち込まれていました。

モール内は、本物の土台に造葉をつけているものが多かったですが、空調が常に低温にコントロールされているので、天窓などをつければかなり生育出来る気がします。

2日目はイベント設営。
しっかり準備をしたいと思います。










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イベント2日目。

メインステージのデモンストレーションの日
です。 緊張感はマックスですが、通訳の
サーシャとの打ち合わせで、掴みはおぼえた
ロシア語。
お客様との交流を通して 本題にうつります。

日本について。気候、環境。それに合わせた
地域の花を栽培について、花を制作しながら
通訳してもらいながら進みます。

通訳のサーシャとのコンビは2回目で
息はかなりピッタリ。

ボケとボケ。ダブルボケ、ときどきツッコミ 笑。

私がロシア語を知らないので、
たまに話すロシア語を
的確に訂正、説明しながら面白おかしく進む
1時間 のデモンストレーションでした。

もちろんアイデアも 入れつつ。
いけばなの話なんかもしつつ。

営業も入れつつ、ブース前のラッピング屋の
宣伝もしつつ 笑。

幅広い方々が見てくださっている メインステージ
なので、あまり堅苦しくなく いろいろ
話させて頂きました。

周りを見る余裕はありませんでしたが
立ち見も含めて300名を越える方々に 見て
頂けたようです。
緊張よりも貴重な体験が
出来、とても自信になりました。

終了後は 10人ぐらいの方々に撮影を
頼まれたりと 有難い感じで…
受け入れて下さった ロシアの方々に
感謝の気持ちでいっぱいでした。

残りは明日 イベント最終日のブース
デモンストレーション。

かなり燃え尽きた感じはありますが
ホッと息を抜き過ぎず
明日また頑張りたいと思います。




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3日目の昼。
初めてのデモンストレーションが始まりました。

明日のメインステージのデモンストレーション用
の 準備を午前中にしていた中で 気に入って
その制作物を絵に描いてくれていた女の子が
デモンストレーションのときも最前列。

ロシアの女の子の温かい気持ちに応援され
気持ちよくスタートが切れました。

初日は来場者も多いとは聞いていましたが
幅広いお客様が集まり 1時間ほどの
デモンストレーションは 無事盛況に
終了いたしました。

思わず ホッと 笑。

明日は最大の山場。
メインステージでのデモンストレーションです。

良い流れの中で頑張りたいと思います。


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2日目の朝です。

まずは 前回デモンストレーションをさせて
頂いた 仲卸。7フラワーズさんへ。

切花、鉢花 だけでなく 資材も充実。
まずはここで 資材を調達して 出来るだけ
ロシアでも出来る 参考になるアイデアを
デモンストレーションに盛り込みます。

1年半前に来たよりも かなり派手さがなくなり
洗練されてきた資材。ヨーロッパの
デザイナーに影響を受けるロシアですが、
オランダ資材でも 少しドイツよりなのかも
しれません。

前回5日延着した 花も かなり当日待ちましたが
無事到着。凍傷にかかる花もあったり ムレも
ありますが、10日以上かかっているわりには
かなり良いコンディションといえます。

水あげして 並べるのに3時間ほどかかり
無事セッティング完了。

明日からイベント開始= デモンストレーションも
始まります。
初日のお客様の感じで だいたい
流れが見えてくるだけに かなり緊張感が
半端ないですが、

まずは初日。時間は待ってくれないのでー
ロシア語を勉強して頑張ります 笑。


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まさか また来れるとは おもいませんでしたが、
2度目のモスクワに仕事で来ることが出来ました。
前回の空港とは違い かなり新しい建物で
ロシアワールドカップを来年にむかえ 急ピッチ
で建設が進んでいる感じが見てとれます。
まだ一部建設中の場所もありました。

前回の2月と比べ 日中は半袖で十分なモスクワ。
想像よりもかなり暖かいですが、日が沈むと
急激に温度が下がるので、着るものには注意が
必要です。

高速道路から見える景色は 広大な平地に 
白樺の林や 池、トウモロコシが広がり
新しく建てられた タワー型の高級マンションや
前回はあまり見られなかった 綺麗な一戸建ての
建物も かなりの量を見ることが出来ました。

都心に入り、前回も来たことのある街を散策
しましたが、繁華街というのもありますが、
2月とは違い 活気があり 多くの人が夜遅くまで
楽しんでいて 違う街に見えたほどです。

気候の良い時期に来るのは 大事ですね。
音楽に溢れ、冬の暗いロシアイメージが 
一蹴されました 笑。

まず初日は そのままホテルへ直行して
時差ボケ対策に少しでもと思い
24時間寝ないで頑張って起きて来たので
グッスリ寝て 明日に備えたいと思います。

時差は6時間。
ボチボチですね。

緊張感もありつつ 2度めのロシア
楽しみたいと思います。


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7月ももう半ば過ぎ、世の中は海の日を入れて 三連休に入りました。
私は 仕事をしながら ボチボチ始まりつつある
夏を少しづつでも楽しみたいなと思っていますが 笑。

今回は紫陽花のいけこみについてです。

毎年 6月スタートで フレッシュから秋に向けて
のアンティークまで 色変わり素材として
魅力的な花ですが、一週間 水を下げさせない
という大前提で考えると なかなか花選びが
難しい素材なのです。

6月の露地栽培のフレッシュ国産紫陽花は
非常に下がりやすく、難しい為 国産の海外品種
ハイドランジア中心になりますが、
この産地選びも 重要。

とくに 白い花で枝つきの アナベルは
2つの限定された産地以外は 扱えないレベルに
あります。ハイドランジアの短いタイプと
違い 長く扱える貴重な紫陽花なので しっかり
見極めておく必要があるのです。

7月に入れば 紫陽花は硬質化し下がりにくい
状態になるので グリーンアナベルも含め
安心した 花いけが出来るのでオススメです。

街の紫陽花が立ち枯れを始めますが、
私としては8月に入るまでは紫陽花シーズン。

本格的な夏を感じる梅雨明け宣言をふまえ
タイミングをみますが、色変わりも含め
多様性の魅力を持つ紫陽花は 欠かせない
花といえます。

そして秋になれば また違う表情を見せて
くれる紫陽花。
1カ月の休みを終え また戻ってくる感じに
なります。
でも その前に 夏を越えないといけませんね。

次回は 暑い夏のいけこみ 花扱いについて
書かせていただきますますねーではまた!

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5月は久しぶりに 結婚式の仕事を毎週のように
させて頂き ウェディングブーケを作る喜びを
感じた月でした。
 
私が得意としているのは、和洋 関係なく
季節の花や枝を取り合わせ  会場装花を含め
提案することで、
5月は ライラックやシャクヤク
クレマチスといった花材を取り入れ

下に垂れる キャスケードブーケや、ナチュラル
さが特徴の花束タイプ クラッチブーケ 
ドレスや 新婦の好みで変化はしますが

毎年この時期を思い返して頂けるような 
花使いをしたいと考えています。

旬の花の美しさって あるのですよね。

1ヶ月…数週間… 僅かにしか出回らない花
だからこそ 記念すべきハレの日に
飾り 喜んで頂ければと 思っています。


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長崎 ハウステンボスでの 出展から1カ月が過ぎ、20日間の展示期間も無事終了しました。

コンテスト 出展依頼があったのが 確か2月頃。

20代前半のような コンテスト制覇の野望は
既になく 、まさかの申請書に 多少戸惑いもありました。テクニック路線からすっかり離れ
植物素材を活かすことばかりに 集中してきた10年。
作品作りという言葉すら なんらか抵抗感を
もちつつ 若者ならばなんの迷いも無いの
でしょうが、勝ち負け云々というよりも
今更コンテスト?的な 意識もなくはない
状態ではありました。

招待デザイナーではないですから
審査員やレベルもわからない大会に出て
順位をつけられることも 覚悟しないと
いけないですし、
会期期間が長く 花をいけたとしても 
メンテナンスまでは携われないことや、生花代、資材代、送る費用、渡航費、滞在費 を含めた
費用 も制作費などが出ても 結局は ムリが
あるので、行くならある程度割り切って
出来る範囲で 精一杯 筋は外れずやろうと
開き直りました。

メリットとしては
一つに 長崎の生産者周り。
二つ目に 新しい自分の立ち位置の改革。
三つ目に 地元生産者との連携による制作。

条件的には、
制作費などは 範囲内で無理なく作る。
生産者からの花を協賛ではなく購入、メンテナンス代も含めて支払う。
佐世保をテーマにした作品作り。
などでした。

結果は完敗でしたし、反省ばかりですが
ルールの中で 精一杯やり、AYAY を強く
感じれたことは 大きな経験となりました。

20年以上 念願だった産地さんにも
伺えましたしね 笑。

コンテストには より多くの花を扱わないと
審査基準にも満たないなと理解しましたし、

長崎の地をレンタカーで走り回り
美しい花々が育てられる謎も ヒントは
つかめたので 

もし来年、
同じように誘って頂けることがあるなら
もう一度 砕け散って来たいなと
思っています。

勝ち負けは、どうでも良いとして
私なりの答えを 掴みに行きたいと。

声をかけて貰えるのは有難いことですし
期待をカタチにして 前に進み続けなければ
自分の花も見てもらえないし、
知ってももらえない。

メジャーなステージを誰かが勝手に
作ってくれるわけではないので、
結果がどうであれマイナスであろうが
選ぶ立ち位置には いないことを理解して
やるべきだなと思うのですよね。

最低限 制作費出してくれないと
やらないですけど 笑。

ご報告はこれにて終了にて。
長文大変失礼致しましたー!
次は短文にしますね 笑。


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