16年目ぶりのリマッチ
1999年4月21日、ラゴス。
日本男子サッカーが、FIFA主催の大会で最も世界一に近づいた大会。
1999ワールドユース選手権・準決勝。
ウルグアイ 1-2 日本。フォルランが先発フル出場し、加地が後半から途中出場した試合。
あれから約16年の時が経過し、再び同じピッチで対峙しようとしている。
16年前はこれからプロとしてのキャリアを築こうと、限りない可能性に満ちていたふたり。16年を経てフォルランは10W杯得点王、
加地は日本代表として06W杯に出場するなど、それぞれ華やかなキャリアを築き上げてきた。
2015年3月21日、岡山。
J2第3節、ファジアーノ岡山 vs セレッソ大阪。
フォルランの先発は予断を許さないが、加地はおそらく右サイドバックでの先発が濃厚。フォルランが出場すればマッチアップすることになるはずだ。
明日はこのふたりのマッチアップを楽しもうと思う。ラゴスと岡山。フットボールの世界で言うなら全くマイナーな2都市で奇遇にも交わるふたりの対峙を。
救世主はツートップ!
C大阪1-2神戸
開幕戦から固定されていた先発メンバーに変化(ブランキー→柿谷)があった節目となる試合。しかし3日前の札幌戦に続く連敗。札幌戦はピッチコンディションが悪くセレッソの持ち味であるパスで崩す連携が上手くいかなかったからね!と、苦しいエクスキューズが出来た。
しかし今日は??
スタジアムで一番盛り上がったのがロスタイムのCKで上がってきたジンヒョンが際どいシュートを放ったシーン(それほど際どかったわけでもないのだが)というのが悲し過ぎる。
何よりも見ていて面白くないのが気にかかる。この後に具体的な数字を挙げるが、数字上は良くもなく悪くもない数字。でも決定的に違うのはセレッソのプレーひとつひとつに胸躍るシーンが激減していることだと思う。極端な話、J2に沈んでいた08年のほうが胸躍るシーンは多かった。香川と乾がいたから、とは思わない。今のほうがタレントは多いわけだから。
もうひとつ気になるのはケンペスの起用法。10試合で1点というのはワントップとして物足りないのは明らか。ポストプレーが得意ではなくボールを落ち着かせることに苦労している。でもブラジル1部リーグ31試合で13得点(ネイマールと同じ得点数!)している選手。絶対に悪い選手だとは思わない。ワントップでプレーするのは初めてとのコメントを目にしたことがあるが、ワントップではケンペスの良さを引き出せないのでは?と。
【今日の結論】
一度ツートップでプレーするケンペスを見てみたい。相棒はボールを引き出す動きが秀逸で、ポストプレーも無難な播戸、もしくは龍で。清武、ボギョンが移籍する可能性がある今シーズン。そして村田、柿谷と優れたサイドアタッカーが控える今シーズン。ツートップは試す価値のあるフォーメーションだと確信している。
▼開幕10試合終了時点の比較
【2010年】勝点13/得点11/失点12/得失差-1 ※最終順位は3位。
【2011年】勝点11/得点12/失点10/得失差+2 ※最終順位は12位。
【2012年】勝点13/得点13/失点12/得失差+1
ちなみに昨年の10試合終了時点の勝点は、
優勝した柏が22、2位の名古屋は16、3位のG大阪が19。
降格した3チームは、甲府11、福岡1、山形5。
レヴィー・クルピの退団について
底冷えのキンチョウスタジアムで天皇杯3回戦を観戦し、今帰宅しました。
そして帰りの電車の中で、クルピの退団を知る。。。
最初にクルピは今シーズンで最後かもな、と思ったのは10月23日、J1第30節の磐田戦(A)。この試合を4-0で勝利したことでほぼJ1残留が確定したのだけれど、その試合後の会見で、“この勝利を藤田社長、そしてセレッソのサポーターに捧げる”ってコメントしたんですよね。。
あぁ、クルピはもう決断しているのかもな、って思いました。
そしてここ数日の報道やクルピのコメントから、まず間違いなく退団するだろう、とは覚悟していたけれど、いざ今夜のコメントを目にすると色々な感情が込み上げてきた。
特に、この5年間の幸せな日々。
セレッソの年パスを買い始めたのが07年シーズンからだったので、その想いはすこぶる強い。J2で過ごした暗黒の(笑)3年も、クルピの攻撃を志向するサッカーに香川や乾、柿谷が嵌りすぎて、場末の長居に通うのがどれだけ楽しかったことか。記憶に新しい昨シーズンのJ1での躍進、そしてチーム史上初となるACL出場。。
願わくば、香川、乾、家長、清武、マルチネス、ボギョンの揃い踏みを見たかった!!
レヴィー、5年間ほんとうにお疲れ様でした。
極東の2部リーグ(当時)、しかもお金のない貧乏チームに来てくれてありがとう!
【レヴィー・クルピ監督コメント】
「この度、今シーズン終了をもってセレッソを退団する決断をしました。2007年から5シーズン指揮を執ってきましたが、J2からJ1へ昇格、さらにACL出場、そしてその中から数多くの選手がフル代表・五輪代表に選出され、欧州へ飛び立っていったことを考えると、セレッソにとっては一つのサイクルが終わり、節目の時がきたのではないかと思います。その間、単身で日本にいましたが、はるか遠くのブラジルにいる家族のもとへ帰る時が来たのではないか、という結論に至りました。私がチームを去っても、セレッソはこれまでと同様、若手を積極的に起用し、今後も魅力あふれるサッカーを継続してくれると確信しています。セレッソでは、最高の選手・スタッフに恵まれ、いつも気持ちよく仕事をさせてもらいました。さらに、サポーターのみなさんのやさしさ、温かい声援はいつまでも忘れることができないでしょう。私の40年以上のサッカー人生において、セレッソサポーターほど温かいサポーターはいませんでした。ブラジルに帰っても、日本でお世話になったみなさんのことを毎日懐かしく思い出すことでしょう。サポーターのみなさん、そしてすべての選手・スタッフのみなさん、本当にありがとうございました。チームを支え続けてくださったスポンサー各社の関係者のみなさんにも、あらためて心から感謝の気持ちを伝えたいと思います。
みなさんへの恩返しの気持ちを込めて、残されたリーグ戦、そして来年のACL出場をかけた天皇杯で一つでも多く勝利して、みなさんと喜びを分かち合いたいです。天皇杯のタイトルを取ることは簡単ではありませんが、この5シーズンの集大成として、セレッソ初のタイトルを獲得できるよう全力を尽くします」
http://www.cerezo.co.jp/news_detail.asp?c_idx=10006680&contents_code=100100100
決勝@全北現代 vs アルサッド(カタール)
11月5日(土)AFCチャンピオンズリーグ決勝
全北現代 2-2(ET0-0、PK2-4) AL SADD(カタール)
1-0 Eninho(19')
1-1 O.G.(30')
1-2 Keita(61')
2-2 Lee Seung-Hyun(90+2')
この試合を見るためだけに、テレ朝チャンネルを契約する。というかセレッソが敗退した瞬間、ACLへの関心は99%なくなっていたから、今夜決勝があることに気付いたのは昼過ぎだった(笑)。
AL SADDはダークホースかと思っていたけど、面子を見ると決勝に上がってくるべくして上がってきた印象。
Mamadou Niang(セネガル代表、09-10フランスリーグ得点王)、Kader Keita(コートジボワール代表)、元鹿島の李正秀(韓国代表)、Nadir Belhadj(アルジェリア代表)、Khalfan(カタール代表、06年アジア最優秀選手)と個の力量はアジアでは間違いなくトップレベル。
後半の逆転弾はBelhadjの左サイドの鬼突破から。Khalfanのセンタリングを中央でKeitaがワントラップ、浮いたボールを豪快な右足ボレーでゴールに突き刺した。アウェーの地で先制されながらもゲームをひっくり返したのはアルサッドの底力。ロスタイムに痛恨の同点ゴールを喫するものの、全北現代の怒涛の猛攻を凌ぎ切り、PK戦へ。この試合大活躍のGK、Mohamad Saqr(AL SADD)がビッグセーブを2本連発。プレイオフから勝ち上がったチームとして初めての優勝、そしてカタールのチームにとっても初めての優勝、とドラマチックな幕切れを演出した。このチーム、CWCでも必見です。。
【動画あり】本田圭祐、今季7点目。
Cska Moscow 3-0 Tom Tomsk
1-0 Doumbia(51')
2-0 Honda(63')
3-0 Doumbia(68')
本田、あまり喜んでいない(笑)。
【モスクワ共同】サッカーのロシア・プレミアリーグ、CSKAモスクワに所属する日本代表MF本田圭佑が20日、ホームで行われたトム戦で後半途中から出場し、FKを直接決めてチームの2点目を挙げ、3-0の勝利に貢献した。
本田は1-0の場面で投入された。交代直後に得たFKのチャンスで、ペナルティーエリア外側のゴールほぼ正面から左足で鮮やかに蹴り込んだ。
[ 共同通信 2011年8月21日 1:01 ]