律動と主張と戯言と

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音楽生活について


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今年の4月1日、約8年の間自分の生活の中心にあった空想委員会というバンドの活動が終了して、約半年が経ち

最近テディさん何してるの??とよく聞かれます。

あまりオープンには報告出来ない事もあるので確かにそう思われるよな。

インスタ見てると、週7でラーメン食べてお祭り行ってるだけにしか見えんもんな。

なので今日は近況報告がてら、たまには自分の話を。

 

 

※自分の簡単な経歴はプロフィールにまとめてるので興味持ってもらえたら読んでいただけたらと!

 

http://l-breed.com/teddy/

 

 

今の僕の活動・仕事は

会社としてはマネジメント・レーベル業務を中心に映像制作や楽曲提供を請け負ったり。

個人としてはドラマーとしての活動と、昔から本来やりたかったエージェントとしての活動。

 

 

マネジメント・レーベル業務は

広島県福山市発のバンド『CRAZY VODKA TONIC』をやっています。

2018年に初の全国流通盤をリリースして、タワレコメンに選出されCDショップ大賞2019の地方賞もいただきました。

先日台風で中止になり、2月3日に振替が決まりましたが次は渋谷クアトロでのワンマンライブです。

最新曲 リリィは有線放送であいみょんや菅田将暉、RADWIMPS等と並んでチャートにランクインして

沢山オンエアされてるのできっとどこかで耳にされた事もあるんじゃないかと思います。

まだまだ伸びしろだらけ。もっともっと、凄いバンドになります。

 

 

apple music、LINE MUSICなどサブスクはコチラ

https://linkco.re/HUyczqxX

 

 
ドラマーとしては、ライブサポートやレコーディングなどに参加。ドラムレッスンも。
特にレコーディングが好き。
ライブとレコーディングでは、スキルのプライオリティがちょっと違うと思うんです。
レコーディングは音作り、音量と音色とグルーヴの安定、アンサンブル技術、フレーズセンス・・・とにかく聴覚情報に特化したスキルが大事。
エンジニア目線の上手いドラマーは、ミュージシャン同士のそれとはまた全然違う価値観で面白いんですよね。
ドラマーがいないバンド、レコーディングだけ参加するみたいな事もあるので気軽に誘ってほしいな。
 
サブスクにある参加音源を初めてまとめてみたので、是非!
 
▼apple music
 
▼一応、ライブ動画とかも!
 
 
そしてエージェント。
エージェントって聞き馴染み無いし、いまいちイメージわかないかもしれませんが
マネジメントやレーベルほどがっつりトータルではなく、あくまで中心に立つ人がいて(基本アーティスト)
ピンポイントで部分部分での仕事を請け負う代理人のようなニュアンスです。
海外ではこのスタイルが多く、本来やりたかったのはこの形。
昔は状況的にまだ難しいなと感じる事が多くて出来なかったスタイルに少しずつ。
 
イベント・フェスに出演出来るようにブッキングしたりギャランティの交渉をしたり。
アーティスト側にライブ制作をオファーされればライブハウスを押さえて、そのアーティストに合った条件の交渉をしてチケットの手配をしたり、資料のやりとりをしたり。
他にもイベントの出演者のブッキング、映像作品であればスタッフ・出演者のキャスティング、プロモーションを方法論など。
バンドやシンガーソングライターの、原盤て何?印税って何?レーベル契約とマネジメント契約って何が違うの?みたいな知識面とか
主に資金運営面のコンサルみたいな相談事も。これ、地味だけど結構大事だし得意です。
 
何でも屋みたいに感じるかもしれませんが
これは自分がミュージシャン・演者でありながら、様々な立場から音楽の仕事に携わってきたからこその物。この経験は財産であり個性。
サッカーでいえば、ストライカーからディフェンスまで、ほとんどのポジションを経験してきたような感じ。
だからこそわかる、その立場の人達の想いや事情、そして知識や方法論も持っている。
やっぱりそれを活かしたいし、伝えていきたいわけです。
 
最近はミオヤマザキ、岡田典之、鮎川麻弥(敬称略)など携わらせてもらっています。
鮎川さんはツアー制作兼、パーカッションでライブにも出演。やっぱりこのスタイルが一番性に合っていますね。
ミオちゃんは来年の横アリワンマンに向けてのサポートを微力ながら1年がかりで。
その他、サーキットフェス『JOKAFES』ではブッキングもやらせてもらいました。
 
他にも書けないもの、まだ発表前の活動も色々とあるけど
幅広く、自分が面白そうだなと思った事は規模感関係なく取り組んでいます。
来年から、またライブイベントも始めるかもしれない。とっても凝ったやつ。構想が形に出来るところまで来たら。
 
今はもっと沢山の人と仕事がしてみたい。ドラムでもエージェントでも。
何か一緒にやってみたいと思った方は、いつでもご連絡下さい。
一緒に楽しい事しましょう!
 

ご報告の通り、空想委員会は2019年3月31日をもって現体制の活動を終了します。
濁すわけでも何でもなく、4月以降の事は僕にも本当にわかりません。
休止なのかもしれないし、もしかしたら本当にこのまま終了なのかもしれない。
メンバーが変わったり増えたりするのかもしれない。
ひょっとしたら、バンドという括りでは呼ぶことの出来ない
全く新しい発信をする在り方としての空想委員会が始まるのかもしれない。
それは彼等が考え決めていく事です。
現段階で具体的に示せる事ではないのだと思います。


先の事はわからないけど、今の空想委員会としての活動を終えたいと思う。
だから会社を離れようと思いますという申し出を受け、快く受諾しました。
別に喧嘩別れとかじゃないですよ(笑)
色々な人の想いを背負って活動している事は重々承知。
でもそんな中でも、何より大事なのは、人間1度きりしかない彼等自身の人生であり彼等自身の選択であると思っています。
とことん話し合って出した結論ならば、事務所として快く送り出したい。
サポートドラマーとして、残り僅かな空想のライブを全力で演奏して
お客さんの心が震えた1日にしたい。
それだけです。

 

 

 

あまり公の場で話していませんでしたが、僕が空想と出会ったのは2009年の事でした。
僕がフリーのドラマーとして活動しつつ、個人イベンターをやっていたころ。
岡田、佐々木が入る前の、第二期メンバーの空想委員会。
僕が主催していたライブイベントに出演してくれていて、イベンターとバンドという関係性でした。
そんな中でメンバーチェンジがあり岡田と佐々木が加入し。
実にのんびり活動していましたが、完全犯罪彼女をライブで初披露したくらいからこのバンドは凄くセンスがあるなと感じていました。
活動を手伝って欲しいという申し出があった時、
手伝うのはいいけど俺が皆よりモチベーションが高いのはおかしい、皆がモチベーション高く頑張るなら俺も一緒に頑張るよと答えたのを覚えています。

2011年から、サポートドラマー&エージェントのような形で活動に参加し、しばらくしてインディーズデビューの機会をいただきました。
色々あって2枚目からは自分達で出さなくてはいけなくなったから、右も左もわからなかったけどレーベルを作りました。
そこから1年、メジャーデビューのチャンスをいただきました。
ただそれにはどうしても法人をたてる必要があった、自社であっても他社に入るであっても。

一緒に苦楽を共にしてきたスタッフもいたし、空想委員会のための会社を作ろうと決め、エルブリードを作りました。
そんな経緯があり、社長がドラムを叩いてる今の状態になったのです。
我ながら、不思議な在り方だなあと今でも思います。

 


空想委員会を通して、かけがえのない経験を沢山させてもらいました。
このメンバー、このバンドだからこそ出来た事。


初めてライブハウスに行ったのは空想委員会がキッカケでした!そこから色んなライブに行くようになって、凄く楽しいんです!と言ってくれた女の子。
娘の付き添いで来たんだけど、凄く楽しいライブだった。空想のお蔭で会話が増えて娘と仲良くなったんだ、ありがとう!と言ってくれたお父さん。

本当にやってきてよかったと感じた瞬間、想い出は数えきれないほどです。

 

 

 


今回の発表に際し、悲しませてしまう人の事を思うと本当に心苦しい気持ちです。
正直、ずっと胃が痛かった。ごめんなさい。
でも、メンバーが人生かけて悩んで選んだ道です。
どうか受け止めていただければ幸いです。


止まってしまうのか、続くのか今は本当にわからないけれど

4月以降の空想委員会がどんな形になろうとも、僕は個人としても会社としても関わらないつもりですが
もし何か彼等が困っていたり、力貸してよ!頼む!と言われる事があったら
その時の彼等にエネルギーを感じたならば、いつでも飛んでいきます。


願わくは、一番身近な古参ファンとして、新しい空想委員会を外から見たいなあ。
見れたらいいなあって思っています。


1月から始まるラストワンマンツアー、未来へと繋がる素晴らしいエネルギーに満ちたツアーに出来るよう頑張ります。
自分自身にとっても。
空想の活動の中で出会た、感性を共に出来た人達と、最後のツアーで1人でも多くお会い出来る事を心より願っています。

 

2019年3月31日まで、どうぞ宜しくお願い致します。

 

 

テディ