今丁度、藤井対羽生の王将戦第四局が終わったところです(藤井五冠の2勝2敗)。
このタイミングで谷川十七世名人による藤井の強さのコラムが連載されています。
それを読んで感じることとしては、藤井がAIの力を利用して強くなったのはもちろんだけど、それだけではないということです。
谷川浩司「藤井聡太の"圧倒的強さ"に思うこと」
今やAIの方が強くて、AIが判断する評価値を前提に解説する時代です。
従来なら羽生マジック(藤井マジック)と呼ばれる手も、AIが先に候補手として出すのでそう呼ばれなくなりました。
藤井の手が当初、候補手に出てこなくて“AI超え”と呼ばれたことはありましたが。
谷川曰く、棋士には勝負師、芸術家、研究者の側面があるそうです。
トップ棋士は当然、勝負師としての強さは持ち合わせているのですが、こと藤井に関しては研究者の側面が強いのではないかということです。
羽生も以前と比べて研究者の面が強いとか。
そんな研究者の一面を持つ2人が戦う対局は、神の領域だと思ってます。
2人とも将棋が強くなるために、目先の勝敗にこだわるのではなく、純粋に将棋の奥深さを追求してる気がします。
この2人の求道者の対局をタイトル戦の長時間対局でもっと見てみたいですね。
・プロレスラーになった私(Vol.1)
https://maho.jp/works/16743963567763607798
・プロレスラーになった私(Vol.2)
https://maho.jp/works/16743963567763607800
・高島平九丁目プロレスの真実
https://maho.jp/works/16743963567763607799
・自律神経失調症になった私
https://maho.jp/works/16743963567764204215
・大腸ガンになった私(仮)
https://maho.jp/works/16743963567764204217
・デジトックスのすすめ
https://maho.jp/works/15591074771455004398
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