こんにちは。気温の乱高下に困る男、エドゥアルド・ルイスです。昨日はそこそこ暑かったのに今日はなんか肌寒い。大型連休中ですが、皆さんも体調管理を万全にしましょうね。
さてそんな枕から、今月もこの記事から始めてまいります。先月は結構買いましたよ~。
飛行機の名前ってたいてい制式名称(なべてアルファベットと数字の羅列)よりも愛称の方が知られていますが、U-2については少なくとも私は逆。ドラゴンレディなんて優雅な名前、どこを見て思いついたんでしょうか。
時に世界史を動かしたアメリカの偵察機、役割のみならず乗り物としての特異さも際立っています。
『世界の名機シリーズ U-2 ドラゴンレディ』
イカロス出版
オリーブドラブとは字にすれば戦車やジープなどの軍用車両に塗られているくすんだ感じの緑色ですが、時期や使用塗料、撮影や目視時の光の当たり具合で千差万別です。
このなじみ深くも奥深き色をAFVプラモデルにどう塗っていくべきか? スペインの名モデラー、ホセ=ルイス・ロペス=ルイス氏が実例と共に伝授。迷彩模様一切なし!
『海外モデラー スーパーテクニック 戦車模型オリーブドラブ塗装&ウェザリングガイド』
ホセ=ルイス・ロペス=ルイス(模型製作・解説)
新紀元社
日本人なら誰でも知ってるアメリカ人、マッカーサー。彼の伝記はたくさんありますがピンキリもかなりあります。本人の回想録からして「大目に見ても、「実話を基に創作された」と評するしかない。」(p.ⅷ)という有様です。そんな中、今回中公選書から翻訳・出版されたものはかなり質が高いと監訳者は評価しています。その監訳者は占領期日本を専門として日本で教鞭を取っているそうで、翻訳の質も担保されていると取って良いでしょう。
『マッカーサー 20世紀アメリカ最高の軍司令官なのか』
リチャード・B・フランク ブライアン・ウォルシュ(監訳) ウォルシュあゆみ(訳)
中公選書
正直、もうちょっと続いてほしかった漫画作品でした。まさかあの対戦相手がね~。その辺も深めてほしかったですが、とりあえず新田君にはこれからも学問に体力作りに恋にがんばってほしいと思いました。
『バウトな彼女』(2)
貝遼太郎
講談社シリウスコミックス
正直、続くのは確定だろうけどどこに行きつくのだろう?と希望さん達三人組のこれからに恐怖を感じる漫画作品です。筋骨隆々な女たちの本気のぶつかり合いは熱いですが、とりあえずこの場では、97ページの次をめくる前に腹筋に力を入れて覚悟しておけ、とだけ。
『一勝千金』(2)
サンドロビッチ・ヤバ子(原作) MAAM(作画)
小学館(裏少年サンデーコミックス)
理系英文、といっても同じ英語である以上そう大差はないはずなんですが、スッキリしたわかりやすい英文は書くのが難しいようで……。本書は国際的な論文発表の場であるジャーナルに実際に載った例を基に、タイトルとアブストラクト(概要)の書き方を丁寧に解説。非常に実用性の高い一冊に仕上がっています。
『テンプレート式 理系の英語論文術 国際ジャーナルに学ぶ 伝わる論文の書き方』
中山裕木子
講談社ブルーバックス