Webディレクターの生活

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Webディレクターがデジタルの在り方を考えるブログ。



15年以上社会人をやっていると、

調子が良いときもあれば悪いときもある。

 

何か分かりやすい成果を出せたとき、

自らの地位が高まったとき、

人は自然に集まってくる。

 

逆に物事が上手くいかないとき、

自分の評判が良くないとき、

人は自然に離れていく。

 

味方だと思っていた人が、

影で自分を悪く言っていたことを間接的に聞くと、

とても悲しい気持ちになる。

 

数は多くないものの、

自分が辛いとき、追い込まれているときに、

手を差し伸べてくる人もいる。

 

私はその恩を

いつも大事にしたいと思っている。

 

そして私自身も

人が大変な思いをしているときに、

手助けができる人になりたいと思っている。

 

 

先日、私があることで悩んでいたときに、

あるメンバーがそれとなく助けてくれた。

 

どうしてわざわざ?って聞くと、

私が悩んでそうだったから、って話してくれた。

 

ここ何年も関わりは無かったが、

昔、一緒に働いたことがあるメンバーだった。

 

泣きそうになるくらい

嬉しかったし、救われた。

 

人の手助けができる人になろう。

また新たに決意できた出来事だった。

 

 

 

人生で初めてやってしまった。

 

 

新潟県を旅行中。

駐車場と道路の間に、

深い溝があるのに気が付かず、

ガタン!という嫌な衝撃。

見に行くと、タイヤの空気が抜ける音を聞いた。

 

 

レンタカーを返す1時間前。

帰りの新幹線の時間も組み直し。

タイヤ代は予定外の出費になってしまった。

 

 

ネガティブに捉えれば、

お金も時間も体力も最悪尽くしだが、

ポジティブに捉えれば、

怪我もなく、誰も傷つけず一件落着した。

 

 

そういや日曜なのに

学校行くなくないの詩を歌わなかった。

事故に比べれば、「学校」行く方がマシだ。

明日、学校行きたくない…♪

明日、学校行きたくない…♪

 

 

私が小学生のときから

歌っている自作の歌である。

一応曲もついている。

 

 

学校行きたくないを連呼しているが、

不登校になるほどの勇気はなく、

実際には学校に行っている。

あくまで行きたくない状態なのだ。

 

 

社会に出ても同じである。

会社行きたくない。

仕事始めたくない。

 

 

でも無職になる勇気はないし、

仕事を楽しんだり、

遣り甲斐を感じたりするときもある。

人間の心境は複雑である。

 

 

今年の夏休みは今日まで取れた。

明日からまた「学校」が始まる。

 

 

学校行きたくないけど、

思い切りやるしかないと腹を括る。

 

 

変な趣味だと思われるかもしれないが、
裁判を傍聴するのが好きである。


未体験の人のために解説をすると、
裁判は平日なら毎日行われており、
無料で傍聴できる。


裁判官や検察、弁護士のやり取りは
自分とは別の専門職の人の働きっぷりを
生で見る機会である。


被告人の姿を見たり、

証言を聴いたりすると
壁を一枚隔てた向こう側の世界に見えることもあれば、

一歩間違えば、自分も向こう側にいたかもしれないと思うこともある。


何故この人は道を誤ってしまったのだろう。
この後どうやって生きていくのだろう。
更生の機会はどうあるべきなのかな。


傍聴しながら
人生について想像したり、

考えたりする。


私にとって
今の心境を整理し、

今の環境に感謝し、
今を勤め、

今を育もうという

リセットの役割になる。


お勧めは、霞が関の東京地裁の刑事裁判だ。
民事も傍聴できるが、刑事の方が分かりやすい。


私は大学時代に司法試験合格を目指している先輩に
連れられて体験したのがきっかけであるが、
意外にハマる人も少なくない。


今日の傍聴席は、
世間で夏休みの期間もあって、
小学生くらいの子連れファミリーや

若いカップルの姿もあった。



嘘ではなく本当だ。

社会人であれば一度は見た方が良い。

 

 


平日しかやっていないので、
平日休暇の際には

是非予定を立ててみて欲しい。

デイヴィッド・ホックニー展 | 東京都現代美術館

 

久しぶりの現代美術館。

 

 

COVID-19によるロックダウン中に

iPadで描いたとされる絵が印象的だった。
 

 

ほぼ毎日iPadを触っているが、

YouTubeばかり見ている私とは違う。

 

 

美術館に行くと

部屋に絵を飾りたくなる。

 

 

色や形について

考える機会になる。

 

 

また定期的に

美術館に行こうと思った。

 

 

 

社会人18年目の夏休みだ。

 

 

毎年何していただろう。

実家帰省以外、あまり覚えていない。

 

 

年々実家で過ごす重みを感じている。

病気を抱える両親が揃って

迎えてくれるのはあと何回だろうか。

そう思って過ごした昨年。

今年も迎えられて幸せだと感じる。

 

 

両親が好きな高級和菓子をたくさん買い揃えた。

お金があっても買えないものがある。

逆に言えば買えるものこそ、今使うべきではないか。

 

 

でもやっぱり高い

父があっという間に食べてしまった。

 

 

読書は進まなかったけど、

充実した休みを過ごせた。

3年振りに営業的な役割を担うことになった。
気が重い。

営業嫌いだ。

向いてない。
 

 

 

悲しいかな。

これでも営業本部長だった。
 

 

 

大事なのは分かる。

組織が必要としているのも分かる。
でも自分の中で欲していない。

そこでは自分が望む表現ができない。



15年以上社会人をやって、

向いてないという結論も悲しいけれど。
 

 

 

組織の中で働くうえで、

好きなこと、

得意なこと、

嫌いなこと、

苦手なことは

必ずしも一致しない。

 

 


自分が嫌いでも、

やらないといけない仕事がある。

 

 

 

自分が苦手でも、

周りがもっと苦手ならば、
時に自分が率いる必要がある。

 

 

 

必要とされることは望まれること。

 

 

 

それはそれで有難いし、

そこに遣り甲斐を見出すべきだとも感じる。



でもなぁ。

 

 

 

コンサルではデリバリーと言うが、
現場でプロジェクトを率いる方が

自分にとってはあっているのだけどなぁ。
 

 

 

若手の育成だったら、

他にない価値出せるけどなぁ

…と思ったり。



御上の事情もあるし、

自分の立ち場もある。
 

 

お盆休みに気持ちを整理してみようか。

新年は実家で過ごす。

 

長年連れ添ったパピヨン(雄)が一昨年になくなり、

喪中期間を経て、親、新しい犬の購入を本格検討に移す。

 

本を4冊読んだ。

毎年正月休みは自主トレ期間。

示唆のあるインプットができると、スタートダッシュが良い。

 

最近はジャンル問わず、本のタイトルに教養と書いてある本が多い。

コンプレックスを刺激した訴求である。

 

仕事はすっかりコンサルタント。

偉そうにデジタルやエクスペリエンスを語るが、

放出するとネタ切れになり、また新しいネタを探しに行く。

 

変わらぬことと、変わっていくことを双方追い求めて。

今年もよろしくお願いします。

 

 

 

 

 

今週SNSで多くシェアされていたブログ記事。

 

「「聞きにこない人」に困っている上司がやるべきこと(以下引用あり)」というエントリー。内容は、マネジメント観点で、4種類の人を分類し、それぞれの対処法が述べられている。

 

以下引用

「聞きにこない人」に困っている上司がやるべきこと

 

引用-------------------------------------------------------

1.上司が何も言わなくても、成果を出す人

口出し無用。できる人なので、有能な部下として活躍する。


2.上司の言うとおりにやって、成果を出す人

簡単な仕事であれば、きちんと上司が仕事を設計し、
彼らの仕事をレビューしながら進めれば、結果は出せる。
ただし彼らを「上司が言わなくてもできる人」にするためには時間と忍耐が必要


3.上司の言ったとおりにやっても、成果を出せない人

最初はここからはじまる。仕事を覚えたての時。

 

4.上司の言った通りにやらず、成果を出せない人

働かないわけではないのだが、
とにかく上司の言ったとおりにやらない。
そればかりではなく 妙なこだわりがあり、
時間をかけ過ぎたり、指示を勝手に解釈したり、
不必要なクオリティを追求したりするので
成果が出ないが、本人はさほど気にしていない。

 

引用ここまで-------------------------------------------------

 

 

そして通常であれば、新人で会社に入ってから、
3⇒2⇒1の順番で成長していくのに対し、
この流れから取り残されてしまうのが4の人だということだ。

 

実際に1-4の人がいることと、
4への対処が難易度が高い点はほぼ同意で、
2~4はマネジメントのあり方によって、
組織としての成果も変わってくる。

 

この4にいる人たち、
Webの現場にも例外なく存在し、
若手であれば問題児に分類され、
ベテランであれば、化石と認定される。

 

問題児や化石は、
疎まれ、放置される現場も
少なくないと思う。

 

引用記事では、4への対処法として、
「上司が現場の判断基準を提示」と
「保守的に報告、記録をさせる」の2点を述べているが、

 

ここでは、さらに、

「100回でも同じことを注意する心構え」を

是非追加したい。

 

会社組織の文化にもよるが、
最近は上司が皆、強権を発動する時代でもないので、


自主的に「報連相」しない、

指摘しても素直に聞かない人たちに対して、
1回や2回の注意で心が折れたり、

見きってしまう上司やメンターが少なくない。

 

そもそも、4の彼らは自分のやり方が染み付いているから、
他人の意見を取り入れないのであって、
周囲が多少の仕組みを作るだけでは、
行動がなかなか変わらない。

 

従って、仕組みを加速させるためには、
「100回でも同じことを言い」続けないといけない。
 

根気がいるが、

オセロのように4の人たちをひっくり返し、

進化させたときの成果は大きい。

 

 

一昔前の電話におけるマナーは、
会社で電話を取ること/かけることが前提であり、
新人のビジネスマナー研修の定番であった。

 

しかし、
最近は、従来の固定電話に加え、
携帯電話、フリーアドレス、テレワークなど
取引先によってコミュニケーションも多様化し、
従来の常識だけでは、通用しなくなってきた。

 


先日、あるお客様から小言を頂いた。

 


そのお客様は、固定電話が存在せず、
全員が仕事用携帯電話を所持しており、

電話をするときは、

携帯電話にかけることになる。

 

こちらから会社電話でかけるとき、
当然、繋がらない場合もあるのだが、

 

その際、留守電話等の対応をしていないと、
履歴だけ残ってしまうので
もはや誰からかかってきたか分からない。

 

 

「●●社の▲▲さんに電話された方いらっしゃいますか~??」

 

という若手の声が
フロアに響いたりするやつだ。

 

 

これでかけた人が判明すれば、

まだ良い方だが、

 

誰だが不明となると、

先方も内容は気になるし、
非常に手間だし、

もはや会社単位で信頼喪失となる。

 

そのお客様からは、
その事象が続いてしまい、

非常に手間になるので、
改善してほしい、と。

お恥ずかしい話である。

 

 

☆現代的 電話対応の鏡☆

 

 

一緒に仕事をすることが多い
某広告代理店のMさん。

 

相手が携帯電話で、
通じない場合、

留守電&フォローのメールを必ず入れてくる。

 

着信を受けた場合は、

必ず、最速で折り返しが来る。

 

当たり前だ、と感じるかもしれないが、
誰しも忙しくなると、

手が回らなくなり、

対応が緩くなる。

 

徹底している人は、

むしろ少ないと思う。

 

フォローメールは、
端的に伝えたい内容がまとまっており、
「お電話したの本件です」と結んでくる。

 

ネクストアクションが明確で、
メールを読んだあとに、
折り返し電話するとより一層スムーズだ。

 

コミュニケーションが多様化し、
便利になる一方、


対応策が複雑化したり手間が
かかったりするのは、

皮肉な話だが、

 

一緒に仕事をし、
信頼を重ねる上で、
非常に大切な行いだ。

 

肝に銘じておきたい。