息子の彼女が定期的に我が家に遊びに来ていた。

 

まだまだ若い二人のささやかなひとときだ。

 

晩御飯や家でやるBBQにも来たことがあり、

 

よく食べよく笑い、とても健康的な素敵な子だった。

 

彼女には夢がある。

 

その目的のために今年遠くの学校へ行くらしい。

 

一方息子の夢は、早く結婚して家族となり、子供をもうけて若いパパになるのが夢だそうだ。

 

つまり、お互いの夢が交差している状態。

 

彼女は考えに考えた末、息子を放流することにした。

 

つまり、二人に別れがやってきたのだ。

 

彼女は律儀に菓子折りをもって来てた。

 

若いながらに、きっちりしているなぁと感心した。

 

夕方私が車を使うため、息子の部屋をノックしたときに、

 

彼女が涙をながしていたため悟った。

 

ああ。一つの恋が終わるのだなと。

 

青春だなぁ....。

 

お互いの想いとは別に、各々の人生は続き、別れざるを得ない時もあるわけで。

 

それは時に切なく残酷な面もあるわけだ。

 

映画LALALANDを思い出した。

 

彼女は息子の夢と、彼女自身の夢を天秤にかけた。

 

結果夢を選んだわけで、それはそれで正しい。

 

人生時に捨てなければならいものもある。

 

人生はバランスによって支配されている。

 

一時の思い出はおじさん忘れませんよ。

 

今まで息子をありがとうね。

 

彼女の今後の人生に幸あれ。

 

 

 

 

 

 

私の仕事もひと段落つき、

 

毎晩、息子が仕事から帰ってくると、一緒に晩飯を食べ。

 

焼酎の水割りかソーダ割りを作って晩酌する。

 

日々の何気ない話をし、愚痴を言い合い。

 

時には彼の恋の行方などの話を聞き。

 

またある時は息子の将来の夢を聞き。

 

明日への活力へと繋がる気持ちを確認し、各々の部屋に戻る。

 

娘は時差が14時間あるため、深夜にLINEがくることをちょっと楽しみにしたりして、ついつい夜ふかしをしてしまう。

 

娘は海外で社会人の友人ができたようで、おそらくネイティブ英語に触れることが格段に上がり、語学留学の成果を習得して帰ってきてくれると信じています。

 

変な男にだまされないか、それだけが心配です。

 

同居する母ももうすぐ80歳。

 

まだまだ元気で、車に乗っていますが、次の免許は返上するようです。ちょっと物忘れが...。

 

兎にも角にも、今、この平穏は生活が長く続きます様に。

 

神様ありがとうございます。感謝します。

 

あとは、もうちょっと仕事のペースを上げていこうかな...。

 

ちょっと楽しすぎたかなぁ...。

 

 

 

お客さんで、沖縄から単身赴任している方がいます。

 

そのお客さんと仕事の話の合間に雑談をしていた時に聞きました。

 

私「今年のお盆は沖縄に戻られるのですか?」

 

お客「ええ。戻りますよー」

 

私「沖縄だと、海が近くて羨ましいなぁ」

 

お客「周りは海ばっかりですからねーwww でもね、今年はちょっと海には入れませんねぇ。」

 

私「え?なんでですか?」

 

お客「ちょっとオカルトっぽい話になっちゃいますが、今年は旧正月とお盆が重なっちゃうんですよねぇ」

 

私「え?旧正月って、2月くらいじゃないんですか?」

 

お客「いや、沖縄での旧正月ってのは、カクカクシカジカ」

 

私「へぇ。今年に限ってなんですか?」

 

お客「ええ。たまたまなんか周期がそういうことらしいです」

 

私「沖縄独特の習慣なのかなぁ。」

 

お客「ええ。そうみたいですね。実際にそういう周期でいろいろと体験してますし...。つまり、あの世の方が現世の人間をひっぱってっちゃうってお話です。

 

私「えええええ。そうなんですねぇ。本州もそういうのあるんでしょうか?」

 

お客「ちょっとよくわからないですけれどねー」

 

と、いうようなお話をしてました。なんだか、沖縄にはそういう風習があって、今年は海にはいらないようにってことになっているそうです。(みんながみんなそうなのかはしりませんが...。)

 

確かに、本州でも、お盆には海にはいらないようにって話は聞いたことがありますが、せっかくの休みなので、僕らはキャンプやら、海水浴やらガシガシにいってましたけどねぇw

 

でも、なんかそういうふうなお話があったので、気をつけることにします。

 

皆様も、この夏のレジャーで、事故など合わぬようおきをつけくださいませ。

 

 

 

 

いま、娘はアメリカに語学留学中。

 

本人は、ものすごく楽しんでいるようで、

 

日本に帰りたくないくらいの勢い。

 

現地の社会人の人と友達になったようで、英語にドップリとはまっているようで、おそらく語学力は格段に上がって帰ってくると思うと、頼もしく思います。

 

先日、留学クラスのライティングのテストでトップを取った!って嬉しそうにラインしてきたので、勉強も頑張っているようです。

 

ただ、今、円安がぁ...。

 

さらにアメリカのインフレがものすごいことになっているようで...。

タイ料理屋さんのなんかのプレート。

 

なんど、20ドルもすると!

 

日本円で、約3000円。

 

くふぅ。

 

娘は、「たまにの外食だから許してね」

 

とのことだけれど、まぁ、付き合いだから仕方ありません。

 

まぁ、そんなことはいいのですが、円安が日本にもいろんな影響を及ぼしてくるだろうなぁって思うと、ちょっと怖くなります。

 

私は家で、ペペロンチーノに野菜ぶち込んで目玉焼きを乗っけてってのばっかり食べてます。価格として100円くらいw

 

輸出業はすごくいいかもしれませんが、原材料を輸入に頼っている企業は結局価格に表れていくわけで...。なんだかなぁって感じです。

 

兎にも角にも、あと半年、安全に楽しく学業に専念していただければと思います。

 

 

 

 

シングルファーザー歴17年。

 

息子は21歳。娘は今年で20歳。

 

子育てももう卒業って思ってますが…。

 

まだまだ伝えることがたくさんあります。

 

息子は今、大学には行かず職人の道に進んでいます。

 

正直順調です。

 

下手したら僕より稼ぐ時もあります。

 

現在職人の世界は人材不足。

 

息子の就職先は、一流企業に就職というのは叶いませんでしたが、まだまだ人生わかりません。

 

人間生きていくのであれば、どんな職業でも誇りを持って生きていけばよいというのが、私の教育方針です。

 

ステレオタイプな就職先に固執しません。

 

子供たちにはこの人生を生き抜いていく力を養ってもらいたいというのが私の願いです。

 

現に私もそういう道を歩んでいます。

 

元気であればなんでもできます。

 

 

そんな息子が今、会社の人間関係で悩んでいたりします。

 

みなさんも経験済みでしょうけれども、職場での人間関係トラブルなんか、日常茶飯事。

 

今日と明日、明後日で、状況は目まぐるしく変わりますよね。

 

50になると、達観して物事を見ることができてくるわけで、

 

その可愛らしい悩みなんかを打ち明けれられる場がなければ、

 

20歳こそこそのガラスのハートはすぐに砕けてしまうわけです。

 

なので、私はあえて、学生時代よりも、「今」を大切にしています。

 

できる限り、仕事から帰ってきた息子と、酎ハイを飲みながら、

 

会社での愚痴を聞くのです。

 

僕は、この時間がものすごく重要だと思っています。

 

この数年が、彼らの人生に大きな影響を与える大切な時間だと信じており、晩酌を兼ねて、彼の愚痴や悩みを真剣に聞き、議論して明日への対応と参考になるよう話し合います。

 

僕の最後の子育ては、ここが集大成だと思ってます。

 

社会人になりたてで、人生の新たなるスタートライン。

 

不安や不満を僕と共に乗り越えて立派な社会人になることが、

 

一番重要な最後の子育てだと信じています。

 

 

 

 

 

離婚して17年の歳月が過ぎ去り、子どもたちは独立に向けてそれぞれの道を進んでいます。

 

自分は子育てが一段落したわけです。

 

通常のご夫婦には奥様がいるわけですよね。

 

おそらくあっという間の子育ての時間だっと思うのです。

 

さぁ、これから第二の人生がスタートするということです。

 

ご夫婦なら、さて、なにをして一緒にすごそう?

 

キャンピングカーでも買って全国を回ろうか。

 

できなかったご夫婦の共通の趣味を一緒に充実させていこうか。

 

などなど、お二人で今後の人生をどうすごすかお話して、

 

いろんなことができると思うのです。

 

が、私は独り。

 

今更ながら、喪失感みたいなものに苛まれます。

 

友達はいいます。

 

「羨ましい」と。

 

そんなことありません。 愕然としますよ。

 

50のおっさんには、明日のジョーが死んだ時のように

 

真っ白に燃え尽きてしまっている感覚です。

 

友達はいいます。

 

「マッチングアプリ」あるやないかと。

 

えー。っておもいます。

 

僕にはトラウマがあります。

 

異性が怖いのです。

 

思えば、付き合ったりしたひとにはみんな浮気されました。

 

であれば、独りでいいじゃんと。

 

早く、子どもたちが結婚して子供をうんでくれないかなぁ。

 

そしたら、またちょっと気持ちが変わります。

 

孫って可愛いっていうじゃないですか。

 

子供たちの、なにかしらの受け皿になるってのが一番楽しいのかなぁって。

 

そんなことを考えちゃいます。

 

友達はいいます。

 

あほか。まだ50やろ?彼女つくって楽しめや!って。

 

でも、なんだか、うーんってなります。なんなんでしょねぇ。

 

できる気もしないし、そういうアプリに頼るきもない。

 

なにより、お金が無いwww

 

一人で必死に育ててきましたから、なにも残ってません。

 

やはり、僕はまったりと日々子供達のことを見守りたい。

 

今は、そんな気持ちが勝ってる感じがします。

 

なにより、娘に、「きもちわるい」っていわれるに決まってるwww

 

そんな日々を送ってます。

 

しかし、仲の良いご夫婦をみると、羨ましいなぁって思います。

 

そんな、矛盾した自分の気持ちを持っているのも、なんだかなぁって。

 

めんどくさいやつですいません。

 

 

 

 

アメリカ語学留学中の娘よりLINE

 

「ライティングの学科でクラストップ取った!」

 

とのこと。

 

決して自分のことを自慢しない娘がLINEしてきたということは、相当嬉しかったのでしょう。

 

はたまた、父さん!私はちゃんと遊び呆けず勉強しとんやぞ!っていうアピールなのかなww

 

いずれにせよ、きちんと勉学に励んでいるということは、

本当に嬉しいです。ニヤニヤしてしまいました。残り半年英語マスターに向け、がんばってくれぃ。

 

私は勉強苦手で、絵を描く仕事にしかつけませんでしたから、頭を使ってより高度な世界に足を踏み入れ、自分の夢に向かって突き進んでほしいです。

将来お父ちゃんを食わしてください。お願いします。

 

息子は息子で、日々鉄工所の仕事で期待の新人エースとして頑張ってくれてます。

 

かなり年上の工員さんより給料がいいのを、社長さんから、内緒だぞと口止めされているようです。

 

期待されているようで、21歳にしてはなかなかのお給料をいただいており、自分の仕事に誇りをもって頑張っています。

 

いやいや、子供たち、僕より頑張ってます。うれしいなぁ。

 

僕は、基本的に放任主義で子供たちを育ててきました。

勉強しろ!ってわーわー言ってたのは中学生初期まで。

 

期末テストのヤマをお互いにはりあって、教科書をクイズの

ように、寝っ転がって遊び感覚でやってました。

それくらいです。テストより、将来どうしたいのか。

先のことをずっとお話してました。

 

勉強の出来の良い娘には、高校大学はどういうところに行きたいの?そこに行くためにはどうすればいい?

常に目標を定めて逆算する方向に話を持っていきました。

 

一方、勉強嫌いの息子は、ものづくりに興味があったため、職人の世界でがんばるのはどう?って話をすると、そうしたいとのことだったので、工業系の夜間に行くことにしました。

これがよかった。学校が肌にあってたんでしょうね。

先生方から本当によくしていただき、就職先もひくてあまた。

 

さらに、そこで修行させていただいて、十分奉公して手に職をつけ、次のステップ次のステップに進めば、年収的には一部上場企業の給料くらいは稼ぐ可能性があるからそれをめざしてみないか?将来僕も起業するときはいろいろとアドバイスできるから頑張れ!と。

 

子供達は、僕より眩しい未来を手にする可能性がキラキラと輝いています。

 

僕はその手助けをほんの少し手伝うだけです。

 

ギャンギャンに頭ごなしにレールに乗せるのも教育でしょう。

 

でも、僕みたいに、友達目線で知識を共有し未来を見据えてアドバイスするのも教育の一つなんじゃないかなぁとおもったります。

 

次は、子供たちのパートナーをどうするか。

 

私の子育ての最終段階に入ります。

 

あと少しです。あと少し。楽しみでしかたありません。

 

 

 

 

 

昨日、うだうだと情けないことを吐き出させていただきました。

 

コメントまで頂いてしまい。恥ずかしい限りです。

 

でもね、共感していただける人が世の中に一人でもいると私は生きているって感じることができるのです。

 

 

 

ありがとうございます。(泣きそうなくらい嬉しかった)

 

 

 

心が風邪をひいている状態である現状。

 

悩みの矛先を、自分自身に向けると確実にドツボにハマるのは、目に見えています。

 

日中ぼんやりしている時に、とめどなく涙が出てきたり、

 

夜眠れなくなったり、お酒を飲まざるを得ない状態になるのは、

 

危険きわまりない。

 

これは、現状を打破するためになにか行動をおこさねばなりません。

 

気持ちを、違う方向へもっていかねば、負のスパイラルに自らダイブしてしまいます。

 

明日は気分を変えて、なんらかの小さな刺激を受けに表に出よう。

 

なんでもいい。

 

美味しい焼き鳥を食べ、冷たい琥珀色の液体を流し込もうか。

 

はたまた、おいしいコーヒーを飲みながら溜めていた読み物を読もうか。

 

訳もなく車に乗り今まで行ったことのないドライブに出て、最近の音楽を聴きながらまったりと流してみようか。

 

日常の小さな変化や季節の変わり目を感じに外に出よう。

 

夏の始まりを感じながら、空気を肺の中に吸い込み深呼吸してみよう。

 

とんだポエムだ。クソつまんねぇ。

 

そんな自分を笑い飛ばしに外に出て見ます。

 

 

 

 

離婚して約17年。

 

私も50代になりました。

 

子供たちも、もう自立して旅立つ時期にやってきました。

 

実家に戻って4年。

 

子育ての時間ももうすぐ終わりです。

 

残りの人生はおまけみたいなものだと思ってました。

 

思えばあっという間に過ぎた十数年。

 

育児の手もかからなくなって、

 

最近自分のお腹の中心にポッカリと穴が空いたような感覚に見舞われる時があります。

 

要するに暇になってきたんですね。

 

残りの人生あと元気なのは二十年くらいでしょうか。

 

幸せな結婚生活を送ることができなかった私です。

 

愛し愛されるという感覚などとうに忘れてしまいました。

 

茶飲み友達をつくったらいいって親には言われますが、

 

もう50です。なんだかすべてが虚しくなり、虚無感に苛まれることがあります。

 

ちょっと精神科にいってみようかなぁ。

 

元嫁の悪意に満ちた顔がよぎります。

 

当時、無能、甲斐性なし、家庭内別居だ。死ね。などなど

 

一年くらいに渡り攻め続けれられ、死のうかなって思った時期もありました。

 

その時に浮気を知り、形勢が逆転。今に至ります。

 

女性は恐ろしいもの。信頼できないもの。

 

そういった気持ちで十数年やってきました。

 

知り合いのご夫婦が仲睦まじくすごしてられるのをみて、

 

私は隠れて大泣きしました。

 

私には、そんな幸せな時期はほとんどなかった。

 

幸せな家庭を作る自分の努力が足らなかったというのもあり、

 

自分は結婚には向かない欠陥品なのだと思っています。

 

でも、死ぬまでに一度でいいから、

 

「愛し愛されたい」という気持ちがあるのです。

 

気持ち悪い50のおっさんです。

 

それだけが心残り。

 

それを考えると、頭がおかしくなります。

 

そんな権利は私には無い。一生一人で静かに人生を退場せよ。

 

さぁ、考えるな。仕事しろ。忘れてしまえ。子供たちに少しでも金を残せ。いらないことを考えるな。

 

そんな思考の繰り返しです。

 

 

 

子供たちには、幸せな家庭を築いてもらいたい。

 

多少貧乏でも構わない。家族が笑顔で暮らせる幸せな家庭を。

 

子供たちの成長を夫婦でニコニコと見守れるような家庭を。

 

どうかどうか。

 

こんな辛い思いをするのは、僕だけでいいのです。

 

 

 

 

 

 

 

息子が彼女を連れてきた。

 

息子より二つほど歳下のまだ10代の子だ。

 

どこで知り合ったのか知らないけれど、

 

ニコニコと礼儀正しいおっとりとした子だった。

 

お昼ご飯に、2種のパスタと、晩御飯に餃子を作って提供した。

 

家族みんなで食べると緊張して大変だろうから、

 

部屋に持っていって、二人で食べてねと。

 

どうやら気に入ってもらったみたいで一安心。

 

結構な量を作ったけど、さすが食べ盛りペロリだ。

 

若いっていいね。

 

初々しい。30年前も僕もそんなだったわけで、

 

人生は残酷だw

 

彼らはどんな人生を送るんだろうね。

 

光り輝く彼らの未来が幸多からんことを...