皆さんは「情報」というものに対してどのようなイメージを持っていているでしょうか。便利なもの、必要なもの、怖いもの、と様々な顔を持っているという認識は間違いないことでしょう。

その中でも近年では「武器になる」と連想する人も少なくはないでしょうか。

情報戦線という言葉があります。
昔を振り返れば冷戦時代には当然のように行われており、相手が知らないことを自分が知っているというだけで政治的、戦術的アドバンージを得ることが可能となり戦局はそれによって左右されるといっても過言ではありませんでした。
もちろん冷戦以前にも、情報戦線は行われてきたことでしょう。

現代を見てみましょう。
以前は年の功という言葉通り、年長者の知識や経験に基づく情報を得ることで自分たちの生活に応用し暮らしを発展させてきました。
しかし、今はみなさんご存知google先生やその他検索エンジンの進歩によって私たちは家にいながらにして欲しい情報を得ることが可能となりました。

それが誰でも可能になっているのです。

つまり今日の情報はすべての人が平等に得ることができるのです。
果たしてこれは「武器になる」のでしょうか。

僕の考える今の武器は「発言」です。

多くの人に情報が等しく降り注いでいる現在に様々な考え方や捉え方が生じます。それをいかに自分のアイデンティティとして情報の受け手に提供するか。
要は、皆さんに急に魚が配られた状態で「生臭い」だの「ぴちゃぴちゃ動く」だの、その魚自体をについて騒いでいる人がいる中で誰が捌いて調理して提供できるかという時代に来ているのです。

魚を見つけたことで騒いでいてはナンセンス極まりないのです。

というわけで、しばらくは情報に対してどのように発言するかをテーマにブログを更新してみようとも思いますので宜しくお願いします。