たべもの科学広報室
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「ロジカル・シンキング」

ロジカル・シンキング―論理的な思考と構成のスキル (Best solution)/照屋 華子



¥2,310

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おすすめ本です。




一見カタイ感じの本ですが、中身は読みやすいです。実はこれは意外なことではないのかもしれません。




なぜなら、この本は「ロジカルシンキング」がテーマだからです。


著者はロジカルシンキングのプロなので、内容が体系だてて整理してあり、結果として、読む側の頭にすんなりと入ってくる構成になっているのです。






私はこの本を読んでから、文章を書く時に、次の三点を意識するようになりました。


(1)で、何が言えるの?


(2)挙げた根拠に過不足はない?


(3)「問い」に答えている?




文章を一通り書きあげたら、(1)と(2)を行ったり来たりして、ブラッシュアップしていきます。


(この文章で何が言えるのか?→それを言うためにはこの根拠で十分か?重複している部分はないか?→この文章で何が言えるのか?→・・何度かループ)




あと、(3)は基本的なことですが、私はしばしば見落としがちなので気をつけています。


自分の知っている情報を伝えることに固執しすぎると、「問い」からずれてしまうことがあるので。






この本を読んでから、文章を構成するのがますます楽しくなりました。もっともっと書いて磨いていかないと、と思っています。

2月28日は食育セミナー(農薬について)でした

前回お知らせしたように、2月28日はリビングデザインセンターOZONEで、セミナー「農薬の安全性~野菜やくだものをおいしく食べるために~」でした。


ご参加くださった皆さま、関係者の皆さま、ありがとうございました。



今回のお話は、次のような流れでした。


・ものの見え方について

・「有機野菜」or「無農薬野菜」orふつうの野菜

・農薬を使うワケ

・農薬の安全性

・農薬の摂取量は?

・<寄り道>放射性物質の量

・野菜とくだもの、農薬にまつわるうわさ話



今回は、セミナーの準備にあたって従前の資料を見つめ直し、ぐっと視覚的な底上げをしました。


今まではグラフを使っていたところをイラストに置き換えたり、写真も増やしました。あくまでも気楽に聞けるイメージで。


目指したのは、「専門的なことを含めしっかりと覚えてもらう」ではなく、「食の安全について考えるときの引き出しを増やしてもらう」。


準備段階では納得のいく資料を作ることができたのですが、大切なのは本番、ですよね。


初めて使う資料なので、参加者の方の反応はどうだろうかと、実は少し心配していたのです。




たべもの科学広報室



終了後の参加者の方たちとの会話やアンケートからは、充実した良い感触が多く、「食の安全について考えるときの引き出しを増やしてもらう」が少しは達成できたかなぁと、ほっとしました。



リビングデザインセンターOZONEでは、6月にも講師をつとめさせていただく予定です。


次は、「食にまつわるうわさ話」をテーマに、あれこれと取りそろえるつもりです。ご期待に添えるようにと、今から背筋が伸びています。


今年の6月は他の講師の予定もあり、何だか新鮮な月になりそうです。



来週の火曜日は

2月28日の火曜日。


新宿のリビングデザインセンターOZONEさんで、セミナー「農薬の安全性」の講師をつとめさせていただきます。


時間は11:30-12:30。


サイトで事前申し込み( こちら  )がされていますが、当日ブラリの立ち寄りもOKだと思います。



昨年11月にも同じテーマでお話しましたが、今回のために構成をブラッシュアップしています。


前回ご参加いただいた皆さんの様子やアンケート結果を思い出しながら、分かりにくそうだったところは視覚的に分かりやすくなる工夫をし、関心の高かったところはボリュームを増やしました。


あとは、放射性物質のことについても「ちょっと寄り道」で触れられたらなぁと思ってます。



それにしても、ここ最近は野菜、高かったですよねぇ・・。


ブロッコリーが一個350円もしていたときはびっくりしました。(ごく普通のスーパーで、ですよ。)


冬の始まりの頃の気候が良く、野菜がとれ切ってしまった&年明けは気温が低すぎた、というのがその理由だと聞きました。@twitter



そんなことを思い出しながら、現在セミナー資料の追い込み準備中です!




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