スーパーマーケット(特に食料品売り場)において、私の好きなもの。
それは「半額シール」である。
大好物である。
半額シールが貼ってあるだけで、その品物が魅力的に映る。
何も貼っていなければ全く興味が湧かない品物も、たったそれだけで強烈な存在感を示す。
余計なものまで手を出してしまう。
そんなミラクルシールなのである。
逆に。
嫌いなもの。
中途半端な割引シールである。
40%引きシールに対して抱く感情は、「憎悪」である。
40%引き!
何と中途半端な!!
何故半額できない?!
5%引きなどよりよっぽど性質が悪いと思う。
悪女の風格さえ、ある。
割引シールは店のやる気のバロメーターである。
と、私は思っている。
売れ残ってしまうくらいなら半額にして捌いてやる、くらいの心意気のある店を贔屓にしたいものである。
……というのが一消費者の意見である。