銀座ではたらく社長のblog

2005年のクリスマス前、私は事業部長を務めていたポータルサイト運営会社事業部を分社化しました。

初月度から黒字も達成し、絶頂だった頃、私は余命宣告を受けました。分社化から1ヵ月のことでした。

出口の見えない絶望が続きました。「いつ死んでしまうかわからない状態では、何をやっても成し遂げられる保証がない。何をやっても意味ないじゃないか。」そういう思いを拭えませんでした。

しかし、数日、絶望を彷徨った後のある日、強いパワーが沸いてきました。その源泉は2つの思いでした。

「今の医療が直せない病気なら、てめえの病気はてめえで治してやろうじゃねーか。」

「例え病気は治せなくて死んでしまったとしても、そのことで意味があるものを残そう。」

私はその2つをかなえるため事業計画を書きました。

テーマは「ネットとメディアの融合」です。実はこのブログもその一環で、日本初の3大ブログポータルの連携企画になっています。(詳細は)

「藤田憲一君を偲ぶ会」開催のご案内

来年の桜は見れるかな…。
そう呟いた、藤田さんの言葉には、

深い深い重さを感じたのを覚えています。


三月には、桜の咲く春を前に… 


二月三日土曜。


この度、

藤田憲一さんを偲ぶ会を行なう事となりました。




藤田憲一さんの残した一雫のメッセージは、広がり。


それぞれの心にそれぞれの色で形で、何かが残り。

そして、現代社会の光と影という現実のもとで、命というものを、考え。


生きるという事を噛み締めるきっかけをくれたのではないでしょうか?


それぞれがテーマをもち、

そこに自己責任という、思いやりをもつ事で。


ありがとうとお疲れさまの想いを込めて。


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[日時]2007年2月3日(土) 18時開始

[場所]銀座ラフィナート
     東京都中央区銀座1-26-1
     03-3561-0777
     http://raffinato.jp/access/index.htm

[会費]3,000円 (当日会場にてお預かり致します)

[申込]会場手配の都合上、ご参加には事前のお申込が必要です。
     下記アドレスの参加申込フォームにご入力下さい。
     なお、申込フォームは個人単位での入力をお願い致します。
     グループで参加される場合、各個人様単位での入力が必要になります。
      https://ssl.formman.com/form/pc/G8jIz6EIpqEgP5p4/

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「藤田憲一君を偲ぶ会」実行委員会

ご挨拶    藤田憲一様のお父様 藤田郁夫様より

藤田憲一様のお父様 藤田郁夫様よりブログ読者の皆様へのご挨拶


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長男藤田憲一儀かねて療養中のところ、

10月12日(木)午後2時22分胃がんのため永眠いたしました。


葬儀・告別式は近親者のみで既に執り行いましたことをお知らせ申し上げます。


彼は最後まで自分の信念を強く持って生き抜きました。


10年後の医療ではなく今苦しんでいる人への医療を、

という彼の意志が形になるには時間が短すぎましたが、
各メディアや友人の方々のお力添えによって、

問題提議をする事だけは出来たのではないかと考えております。


まだまだ発信したいメッセージが彼にはあったと思いますが、

ブログ読者の皆様をはじめ多くの方々にご賛同頂き、

可能であればその遺志を引継いで頂ければ幸いです。


これまで、彼を勇気付け励まして下さいましたブログ読者の皆様には、

故人に代わりまして心より御礼申し上げます。


本当にありがとうございました。



平成18年10月17日

藤田郁夫

極めてプライベートな一大決心!(共通内容)

昨日はオフィシャルな決断をしましたが、本日は極めてプライベート且つ公私混同甚だしい決断をこの場を借りてさせて頂きます。(笑)

著書を読んだ人は2年連続で私が鈴鹿のパドックに招待して頂いたのはご存知だと思いますが、今年は自力歩行さえ困難な状況で、週明けより複数の手術や重い処置に伴う長期入院を控え、鈴鹿は完全に諦めていました。


しかし、恐らく、バカンスを楽しむのは今が最後のチャンスです。


またまた突然ですが、明日より急遽、鈴鹿に行くことを決心しました。


とはいえ、昨年までと違い、事前の準備や例年のようなご招待や根回し不在であることと、鈴鹿の以下のような特集事情に困っています。


公私混同甚だしいお願いですが、最後のバカンスを楽しみたい病人のわがままをこの場でさせて頂くことを許してくださいね。


尚、旅行先では通信事情が限られるので、この記事に関しては本当に申し訳ないですが精度の高い情報提供に限定させて頂き、要件に無関係のメールは厳禁とさせて下さいね。


1.鈴鹿では一昨年より車椅子が事前予約制となっており、且つ70台分しか発売されません。

→車椅子観戦券、或いは車椅子専用駐車券をお持ちで不要になった方がいたらお譲り下さい。


2.そもそも同伴者の自由席券さえ今年は売り切れです。

→ご不要になった方がいたらお譲り下さい。(S1、S2、A、V、テラスなどの指定席券でも可)


3.鈴鹿市内、近隣のホテルにコネクションがある、或いは研修施設、保養所など宿泊場所を用意できる方がいらっしゃたらご協力をお願いします。


4.パドックパス、スポンサー関連などのコネクションをお持ちの方がいらっしゃったらお声かけ頂ければ幸いです。


宜しくお願いします!

(果たしてどうなることやら。)


ご連絡は会社の社長宛メールフォーム、MIXI、アメブロのメッセージなどをご活用の上、コメント欄は使用しないで下さいね。

緊急事務連絡(全ブログ共通)

現在、会社の代表電話に業務以外の私宛のプライベートな電話が殺到しており、業務に支障を来たしております。

そのため、当面、代表電話は留守電対応とさせて頂きます。

尚、私宛のプライベートなメールは社長宛メールフォームをご利用頂き、代表電話へのお電話は固くお断りいたします。

(有償商品の売込などの情報はお断りしております。)

会社宛の訪問は固くお断りしております。

ご理解の程、宜しくお願いします。

重要なお知らせ

重要なお知らせ(今日は重要な内容なので3ブログ共通です。)


藤田です。

ご無沙汰しています。

ブログの更新が長らく滞ってしまい申し訳ありません。


今日は今後のブログに関して重要なお知らせをいたします。


結論からいいます。

ブログを再開します。


最初に7月下旬以降のブログ休止の経緯、背景などをお話します。


ブログに関してはいろいろな考え方があります。

「生きている」「元気だ」「死にそうだ」の1行だけでも、とにかく毎日、更新すべきだという考え方。


死の前日まで口述筆記を依頼してまで更新を続けた闘病ブロガーもいます。


しかし、私の考え方は異なります。


多くの読者からメールを頂く中で、私の病状によって元気を出したり、自分の病状を重ね合わせたり、その影響力は決して小さいものではないことを実感しています。

ある状況になった時には、安易に更新を続けることよりベストな選択を熟慮する必要があると考えていました。


私は7月下旬に体調が急激に悪化しました。

その際、私は「続けること」より「続けない」という決断をしました。


8月3日の36歳の誕生日、私は3日前になり、急遽、バースデーパーティーを行うことにしました。

これには実は違った目的がありました。


それは生前葬です。

私はこれが友人らと会う最期の機会だと感じたからです。


直前の決定にも関わらず、ほぼ100%の友人がスケジュールを調整し、駆けつけてくれました。

何人かの友人は、福岡、大阪、名古屋などの出張先から自腹の交通費で駆けつけてくれました。

自分のわがままで言い出したこのバースデーパーティーは準備から運営まで全て後輩や友人が手伝ってくれました。


その後、8月中旬に私は生死の境を彷徨いました。


西洋医療はガンなどの難病には無力ですが、救命などの対処療法は目を見張るものがあります。


私はこの危機を乗り越え、8月の下旬には急激に体調を回復しました。


その後一ヶ月、私は自分の体調を見極めました。

結果、ブログの再開を決断しました。


実は7月下旬以降の約一ヶ月、私は「人生の引継書」というのを死力を尽くしながら紡いで来ました。

自分がやろうとしていた「事業計画」を他の人に託さなければならないと考えたからです。


しかし、この一ヶ月、私は自分の体調を見極めながら、それを自分で行う決断をしました。


ブログ再開の本質はそこにあります。


今後のブログの方向性、コンテンツなどは追って皆さんにお伝えしていきたいと思います。


取り急ぎ、まずは再開の決心をご報告させて頂きます。


正直、言って、現在の私は自力歩行なども困難な状況です。


しかし、頭はしっかり廻っています。


頭が廻る限り、ブログを続けられると判断しました。


改めて、今後、どうぞ宜しくお願いします。

【お詫び】アマゾン入荷延期のようです。

昨日、アマゾンの入荷を告知しましたが、入荷が延期になりました。

理由は10日ぶりに期待された返品が結局、完売により無くなったことです。


通常、書籍流通の場合、書店からの返品は自由なので、数割の本が返品でぐるぐる廻るのですが、現在、返品が一冊も無いという前代未聞の事態が続いており、皆様にはご迷惑をおかけしております。


本来、著者としてはこの上なく嬉しいことですが、ガン患者への向けてのメッセージであるこの本が、品薄でベッドの上や地方書店で入手しずらくなることはとても不本意です。


また、どうしてもテレビや新聞の私の報道だけでは偏った情報になりがちですが、本を読んで頂いた方からのメールを読むと私や事業計画に関して深く理解して頂けていると感じます。


増刷に次ぐ増刷など対応を急いでおりますので、少々、お待ち下さい。


尚、全国津々浦々にある店の中では下記、紀伊国屋で在庫切れの支店がもっとも少ないようです。

http://www.kinokuniya.co.jp/04f/index.htm


とはいえ、お近くとはいえ、病院の外に出られない人もいますので、今後、アマゾンに関しては確定情報になり次第、大至急、報告します。


取り急ぎ、お詫び方々ご報告です。


尚、今日のライブドア では、大阪大の治験の続きについて書いています。

【緊急報告】10日ぶりにアマゾンに入荷します。

ブログの更新が滞っていてすみません。


それからアメブロのメッセージ機能からたくさんのメールを頂いてますが、なかなか返事が出来なくてすみません。


詳細は本日のヤプログ で書きましたが、会社の社長宛メールフォーム、MIXI、幻冬舎、放送局、新聞社などからの転送を含めると少ない日でも一日100を超えるメールや手紙、商品の寄贈を頂くので、友人への対応もなかなか出来ていません。


まずは友人などプライオリティをつけて対応したいと思います。

ご理解くださいね。


それから、ここのところブログの更新が出来なかった原因の大きな要因でもあった大阪への治験の申込に行ってきました。

これは今日のライブドア で書いています。


一段落したので、明日からはこまめに更新を目指したいと思います。


さて、著者としては嬉しい悲鳴なのですが、「末期ガンになったIT社長からの手紙」の増刷、印刷が間に合わない状況で多くの方にご迷惑をおかけしております。

品薄の際は、どうしても力の強い大型書店に本が集中してしまい、ネット書店や中小書店で品切れ気味になってしまいます。

しかし、この本は病気で大型書店に出向けない方に読んでいただきたいので、何とかしたいと思っています。


ブログ読者のパワーのお陰でアマゾンではしばらく売上第一位が続いたため、アマゾンで10日間売り切れが続いていましたが、今日、10日ぶりにアマゾンに入荷予定との緊急報告を頂きました。


アメブロをはじめ、ブログ読者の皆様にまずは取り急ぎ、ご報告させて頂きたいと思います。

書店に行けない皆様はこの早めにお申込下さい。


尚、こんなことをいうと、アマゾンに叱られますが、アマゾンでは送料がかかってしまいますが、30円以上の乾電池やプラスチックナイフを一緒に買うと送料が無料になります。

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/search-handle-form/ref=s_e_rs/503-9996583-3567113

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/search-handle-form/ref=s_sg_rs/503-9996583-3567113

(情報を教えてくれた埼玉県のWさんありがとうございます!)


今日はミクシーのことをヤプログで書いています。

今日のヤプログ


それにしてもなぜ、ライブドアは一日40件もコメント が来るのに、アメブロは0なのだろう?

アメブロのコメントが投稿できないというメールを頂きますが、投稿された方、具体的にメールで教えてくださいね。

今日、日テレとテレ朝でテレビ放送(特集)があります。

体調面の理由と、幹部の夏期休暇のため引き継いだ業務への対応が大変で更新が滞りました。

お詫びします。


さて。

またまた直前ですみません。


7月11日水曜日にテレビ朝日日本テレビ の2局でテレビ放送(特集)があります。

もちろん、全国放送ですので、各系列局で見られます。


今回は昼の番組ということもあり、残念ながら私は重要な会議で生では両方とも見られませんが、早めに帰宅して見るつもりです。


今回はある意味、視聴率獲得のための描き方が要求されるワイドショーの枠なので、どういう扱い方をされるのかは不安な面もありますが、どちらのディレクターも に出会い、熱心に読み、熱心な企画を携えてやってきて頂いたのと、撮影中やその後の熱心な確認、質問など、本当にプロ根性を感じたので安心して打ち合わせに集中する予定です。


(尚、テレビ放映後は会社に電話が殺到し、業務に重大な支障を来たすので、申し訳ありませんが私への個人的なメールはCAの藤田晋社長 一押しのアメブロ新機能、「メール」欄をご活用下さい。)


1.テレビ朝日  「ワイドスクランブル」  放送日時: 本日 7月12日11:25~13:05

テレビ朝日公式番組表

ヤフー番組表

発売間もない本 をNディレクターが読みこんで熱い企画を携えて取材を申し込んでくれました。

更には、インタビュアーの山本晋也監督も発売間も無い本 に付箋をいっぱい、ラインマーカーを引きまくりの状態の本を携えて取材にいらっしゃいまして感動しました。


2.日本テレビ  「ザ・ワイド」 放送日時: 本日 7月12日13:55~15:50

日本テレビ公式番組表(本日分)

ヤフー番組表

これも を読んだMディレクターが熱い企画を携えて取材を申し込んでくれました。

直前まで編集作業を続けたようで、質問の電話が携帯を鳴らしまくりでした。

更には、高清水リポーターはがんで親族を亡くすという経験からこのインタビューへの思い入れを語ってくれ「ほろっ」ときました。

7/3「筑紫哲也NEWS23」について③(最終回)

昨日の記事で書いたように、私はNEWS23の取材をお受けすることになりました。


しかし、「最後の事業計画」には「時間との闘い」という問題がありました。

3社横断のブログをスタートし、書籍を出し、テレビでドキュメンタリを放送する。

事業計画のスタートはそこからです。

しかし、それに着手できるまで生きていられるという保障はどこにもありませんでした。


実際、私が書籍の原稿をアップしたのは4月下旬。

GWのため入稿はGW明け。

幻冬舎史上最速の出版スケジュールを組んでいただきましたが、それでも出版には1ヶ月近くかかります。つまり、発売は6月上旬です。


ですので、万が一、事業計画の着手に間に合わなくても、撮影が未完成でも、最低限、何らかの意味があるものを残そうと思いました。


一つは末期がん患者が見て、「末期がん患者でもこんなことが出来るんだ」と希望を持ってもらえること。

もう一つは末期がん患者以外の人の「末期がん患者のイメージを変える」ことでした。


フジテレビ「スタ☆メン」が事業計画を中心に描き、「とても感動した」という声が数多く寄せられたのに対し、「NEWS23」も多くの感動したという声の一方、闘病や遊びのシーンの描写が多く、「何を描きたいのかがわからなかった」、「藤田さんのことが上手く伝えられていない」という声も一定数頂きました。


しかし、それはNEWS23のせいではなく、私がお願いしたことです。


決して、NEWS23のフォローをするわけではないのですが、彼らには「もし、事業計画のスタートに間に合わなくても、未完成の映像を見て伝わるものを残して欲しい」という要望を伝えていました。


つまり、末期がん患者には「俺よりもよっぽど厳しい状況の患者でもスキーやレースが出来るんだ」と思ってもらえたり、「末期がん患者への医療費は税金の無駄」失言の厚生労働省の役人やドクターハラスメントが問題にされているような医師に対しては、「”末期がん患者といえば死ぬまで痛みだけ抑えてやってればいいんだ”と思っていたけど、”末期がん患者はモノでなく生身の人間なんだな”」と再認識してもらえる映像を残したかったのです。


そのためには、「あの人は特別だから」と思われたら意味がありません。


ですので「NEWS23」では、あえて立派でない面を描いてもらえるようにお願いしました。


尚、今日のヤプログ では「あることを始めた!」という大きな報告。


今日のライブドア では、今日の夜から試験的に開始したコメントの開始!に関して、その考え方を書いています。


ぜひ、お読みくださいね。